弟わんこが天国へと旅立ちました。
実は闘病生活を送っていました。
6月に突然元気がなくなったので病院に行ったらお腹の中に腫瘍が見つかり、手術をしたけど腫瘍を全て取り除くことは不可能でした。
手術後、目覚めるか分からないと言われたけど無事に目覚めてくれた時は本当に嬉しかったです。
今の状態ではいつ何が起こるか分からないから「お家に帰って家族での時間を過ごしてあげてください。」と言われて手術の翌日に一緒に帰ってきたら先生も私たちもびっくりするくらい元気になってくれました。
また少し状態が悪くなって入院になってしまった時は夜遅くに病院から電話が来たので急いで向かうと「一緒に帰ってお家で過ごしましょう。」と再び言われました。
この時は本当に覚悟を決めたけど、家に帰ってきて数日経つとまた元気を取り戻してくれました。
その後、別の症状が出てきて「これは末期症状に近い。」と言われた時はすぐに酸素ハウスをレンタルして夜寝る時や日中苦しそうなときに入って休んでもらっていたら数日でその症状は消えてくれました。
何度も踏ん張って生きようとしてくれる姿に、これからもできることはなんでもする。と夫と話し合って決めました。
そこから約2ヶ月間はお薬を服用しながらの闘病生活。
薬が効いてくれたみたいで病気だなんてことを忘れちゃうくらい元気な姿を見せてくれて、ご飯をしっかり食べたり、一緒にお散歩に行ったり、大好きなボール遊びをしたり、赤ちゃんが産まれてからは赤ちゃんが泣くと部屋の入り口に設置している柵のところに来て覗いていたり、抱っこしていると「見せてー!」とぴょんぴょんしたり、私たちをたくさん笑顔にしてくれました。
このまま病気が治ってくれて、これから先もずっと一緒にいられるんじゃないか。と思うほどでした。
2回しかできなかったけど、3人と2匹、家族みんなでの15分ほどのお散歩はものすごく幸せを感じる時間でした。
大きな手術を乗り越えてくれて、通院と日々の投薬を頑張ってくれた約3ヶ月。
獣医さんからは「人間で例えると1年近く闘ってくれた。たくさん褒めてあげてくださいね。」と言われました。
小さい身体でたくさん闘ってくれたことに本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
3歳5ヶ月。
もっと早く病気に気付いてあげられたら何か変わっていたのかな。
闘病生活中に私たちがしてきた選択は正しかったのかな。
まだまだこれからも楽しいことや嬉しいことをたくさんあげたいと思っていたしたくさん遊んでたくさん抱っこして撫でて話しかけて幸せな時間を共に過ごすだろうと思っていたのに、あまりにも早すぎて、もっともっと生きたかったよね。私たちもまだまだ一緒にいたかったよ。と思うと泣いても泣いても涙が止まりません。
愛犬との別れが初めてなのもあって、受け止めることが全然できなくて、ふとした時に尻尾をブンブン振って「へっへっへ!」って口角を上げながら近づいてくる弟わんこが今もそこにいる気がしちゃうし、ご飯の時間が近づくと「ご飯ちょーだい!」って吠える弟わんこの声が聞こえてくる気がするし、大丈夫かな?苦しくないかな?って寝てる姿を確認することが毎日何度もあったから、いつも寝てる場所を見てはもういないんだ。と喪失感で胸が痛くなります。
命を迎えるということはいつか必ずお別れの時がくるとわかっていたけど、今はどう向き合っていったらいいか分からず、心の整理がつくにはだいぶ時間がかかりそうです。
それくらい、本当に大好きで愛おしくて毎日可愛くて我が家の太陽のような存在で大切な家族でした。
やんちゃで甘えん坊で毎日いろいろな表情を見せてくれた弟わんこ。
私たちに笑顔をたくさんくれてありがとう。
私たちのしつこすぎるくらいの愛を受け取って、何倍にもして返してくれてありがとう。
小さい身体で病気と全力で闘ってくれてありがとう。
なによりも、我が家に来てくれて本当に本当にありがとう。
これからもずっとずっと大好きだよ。