2024.9.11一日一季語 秋の声(あきのこえ《あきのこゑ》) 【秋―天文―三秋】

 

秋声の溜り場としてフランス座   坊城俊樹

 

歴史あるフランス座(ふらんすざ)の名前でも有名な東洋館。正式名称は「浅草フランス座演芸場東洋館」です。

現在はいろもの(漫才、漫談など)を中心とした演芸場。建物を同じくする姉妹館・浅草演芸ホール(落語中心の寄席)とともに、歴史ある浅草お笑い文化の一角を担う存在と自負しています。「浅草フランス座」以来の伝統を受け継ぎつつ、新しい「お笑いの発信基地」でもある当劇場へのご来場を心よりお待ち申し上げております。

浅草観光の際には是非ご利用ください。

*ホームページ引用

昭和26(1951)年に開業した「浅草フランス座」。当初はストリップ劇場で、かの永井荷風も熱心に通っていたという。現代ではお笑いの発信基地。秋の声の溜まり場というのもうなずける。

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【傍題季語】

秋声(しゅうせい《しうせい》)

 

【季語の説明】

秋の気配を感じさせる風雨や木の葉のそよぎなどの音のことを指す。歳時記によっては、具体的な音ではなく秋の気配に感じて心の耳に聞こえる声のことを指す場合もある。

 

 

【例句】

関址はみちのくはじめ秋の声   能村研三

のり出して秋の声聞く摩崖仏   大坪景章

秋の声大きな石の坐りたる    本多俊子

白杖や道の応ふる秋の声     斉藤みちよ

三代の杉の天より秋のこゑ    池元道雄

 

 

今日は何の日

警察相談の日

1999年(平成11年)に警察庁が制定。警察への相談を日付は全国共通の警察相談専用ダイアルが「♯9110」であることから。

 

公衆電話の日

1900年のこの日、日本初の自動公衆電話が、東京の新橋と上野駅前に設置された。

当時は「自動電話」と呼ばれていて、交換手を呼びだしてからお金を入れて相手に繋いでもらうものだった。1925(大正14)年、ダイヤル式で交換手を必要としない電話が登場してから「公衆電話」と呼ばれるようになった。

 

 

以下の図書、ホームページを参考、引用しています。

(合本俳句歳時記  第四版  角川学芸出版)

富山いづみ <admin@nnh.to>

(カラー図説  日本大歳時記  講談社)

(大人も読みたい こども歳時記 長谷川櫂監修)

( 季語と歳時記の会編著 小学館刊 )

(ウイキペディア)

(575筆まか勢)

(俳句のサロン)

    (一般社団法人日本記念日協会)