行動変容協会認定講師 松田とも子です。
「不登校」改善セッションをしていると、
いつも思うことが、あります。
親から子供への「説得」方法の「ひとつ」に
子供に『楽しく学校に行ってほしい!』
という期待です。
私自身も「子供を持つ親」ですから
気持ちは、とーーーってもわかります。
特に、ここについては
中学生以降の「思春期」のお子様向けの内容になります!
学校は楽しいから行くところなの???
と、決めつける前に、
ひとつ『基準』を下げて欲しいのです。
学校が楽しくない子供は、どのくらいいるのだろうか?
自分自身は?
毎日、毎朝、学校に行きたくていきたくてたまらないほど
楽しい場所だっただろうか?
『学校が楽しい』と、思えていただろうか?
何より、自分自身が
『学生時代』だった時の学校教育とは
『現代』の学校教育は、変化しています!
ですから、子供に伝えることは?
今現在、楽しそうでないのなら
特に!
『学校』を楽しもうとすることではない
のです!
会社組織でも、学校現場でも
『厳しいしつけ』や『厳しい教育』が、波紋を広がっている時代に
先生の対応も同じでは、ありません。
特に「思春期」の、成長期では
先生とのコミュニュケーション
友人とのコミュニュケーション
異性とのコミュニュケーション
に『悩み』が増える年頃です。
「学生の価値観」さえ、10年前とは変わっているのです。
どんなことに、興味を持っているのか?
どんなことが、かっこいいことなのか?
どんなことが、可愛いことなのか?
どんなことが、真面目になることなのか?
どんなことが、人から馬鹿にされてしまうことなのか?
大人の「視点」とは、全く違うのです。
学校に行くこと
イコール
『楽しいこと』
じゃなくて。
学校に行くことの『理由』を、子供自身が
持っていなければ、子供の行動が変わることはないのです。