設楽原歴史資料館へ行ってきました。
数々ある展示の中で、ワタシが注目したフリップだけの展示。
 
三段撃ちについて考察している。
 

 
三段撃ちというのは、ようく知っています。
映画・影武者でも三段撃ちの描写があります。
火縄銃は玉の装填に時間がかかるので、迫りくる武田騎馬隊に絶え間なく銃撃したいと織田信長が考案した物と認知されていますね。
 
 
これは、まさに影武者で描かれていた戦法です。
今風に言うと、1オペの3回転ですな。
しかし、現代の検証では効果が無いとされてしまった。
 
 
職種を限定して効果を狙った方法ですな。
デスクの位置が変わらない分、物理的に時間短縮がされると思いきや、トラブルが発生した時の対応が遅く対応が出来なかった。
 
ふむ。
 
 
砲手は移動せず、固定して撃ったのではないかとの検証。
3段目の砲手は目標が遠くなるという理屈は良く分かります。
 
 
最初の3段撃ちとちょっと違うようだが、なんだか分かりにくい。
 
 
検証結果は謎のまま。
しかし、とにかくひっきりなしに銃弾が飛んできたのは確かなのだろう。
 
設楽原へ行ってみた。
 
 
画面左側(西)が、織田・徳川連合軍。
川を挟んで右側(東)が武田軍。
 
この場所を決戦の場所とした織田の賢さが素晴らしい。
何故なら、川のぬかるみで戸惑っている騎馬隊を銃で狙いやすいからだ。
 
天才だ。