うちのぼんやり長男、
奇跡的によい成績が続いていた小６夏～最後の悲惨なマンスリーの前まで、
サピックス偏差値６６～６７辺りをうろちょろしていたため、
「開成、受けないの？」と聞いて頂いたことがあります。
でも、他人様から
「筑駒、受けないの？」と聞かれたことは一度もありません。
そんなに優秀だとは勘違いしてもらえませんでした。
（当たり前）
好成績の兆しが見え始めた小６の夏、
私も「開成や筑駒は受けないよね？」と確認したことはあります。
その時、長男は
「俺が行きたいのは熱望御三家だから」
と躊躇いなく即答でした。
（あと「開成は運動会が怖いから、無理」と
我が子ながら情けない挑戦欲のなさ…と同時に、
我が子ながらある意味アッバレなブレない自分軸
）
それが、小６秋のある日・・・
ぼんやり長男が、突然、「俺、筑駒、受けないよね？」と。
確かサピックスから帰宅して遅い夕食をしていた時でしたが
（我が家は、小学校が遠いので帰宅が遅い＋ぼんやり長男がのんびりしている
＝塾前に夕食など食べることは不可。
バナナとか軽食のみ
でした
↓もし、宜しければ、こちらをご覧下さい）
私はビックリして、本当にコントみたいにむせたのを覚えています
ぼんやり長男、時々、こういう変なしゃべり方をします。
多分だめだろうな、でも、本当は自分はそうしたい、という時。
もうすぐ夕食という時に「先にアイス食べないよね？」みたいな聞き方をします。
この時も、自分のことなのに
「俺、筑駒、受けないよね？」と変な聞き方をしてくる。
「受けないよね？って、あなたの受験だから最終的に決めるのはあなただけど。
でも、本気で受けたいなら、
少なくとも１年前からしっかり準備しないといけない学校だよね？」
みたいな事を、むせながら、取り合えず言うと、
「そうだよね・・・」
と言って黙ったものの、まだ納得していない感じ。
受験に関しては、熱望御三家以外の学校に、
ぼんやり長男がここまでの執着を見せたのは初めて。
そういう意味でも、びっくりしました。
「どうしても受けたいなら、考えましょ。
正直、今からじゃ難しいと思うけど…
どれくらい何が難しいのかも分からないくらい、
今まで調べても来なかったけど。
説明会も参加してないのに、急に、どうしたの？」
「サトウ（仮）と同じ学校を目指したくなって・・・」
もごもご。
このサトウ（仮）君、おそらくずっとアルワン
（※「α１」の略で、サピックスで一番上のクラスです）
ではないかという超優秀なお子さんで、長男の憧れの人
少し前まで、アルワンとは１ミリの接触もなかったぼんやり長男ですが、
小６夏以降、たまにアルワンにいられる事も出てきて、
SS（サンデーサピックス）が始まると、単科でサトウ君と一緒になり、
急に接点が出てきた秋以降、
会話の中で急激に名前を聞く回数が増えた人物です。
長男より成績の良い子なんて掃いて捨てるほどいると思いますが（←言い方）
サトウ君は圧倒的な成績をたたき出しているにも関わらず、
長男とすごく話が合い、かなり仲良しになったみたいで、
好き×尊敬 の掛け算で、
長男が、ものすごく、ものすごくサトウ君に憧れているのは、
感じていました。
続きます・・・
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