4日前に「灵岩寺」へ行ったとき山に登った。その時の疲れがいまだに取れない。むしろ、疲れが大きくなっている感じすらする。筋肉痛は収まってきたが、朝とにかく体が重い。年をとっても、運動を続けていれば、瞬間瞬間の運動力はある程度維持できる。しかし、回復力の衰えは隠せない。いや、何か方法があるのかな。ネットで調べてみようっと。

 

昨日、B先生から「前任のG先生から引き継ぎでお聞きになっていると思いますが、今週木曜日までに『教育計画書』の提出をお願いします。G先生が書いた『教育計画書』の日付とか名前の部分を変更して出してください」と微信で連絡があった。もちろん、聞いている。G先生はとても良い人だから。すでに中国を去ってしまっている人にいろいろ尋ねなければならないこちらが心苦しいよ。

 

しかし、なんでこういうところだけ日本人の『引き継ぎ』を期待するんだ。学校側がやることは何もかも中国人対応なのに!歴代の日本人教師がよほど人間ができていたんだろう。教師一筋でやってきた人ばかりだったのかな。まあ、7,8月の給与が評価給になっているから、去った後も8月分の給与で縛られているというのもあるかもしれないが・・・。それにしても、(G先生は)帰国した後にもかかわらず、丁寧に対応してくださっている。本当に立派だ。

 

今日は民宿へ行き、妻を乗せて宿舎まで戻った。とりあえず、一度宿舎の中を見せておいたほうがいいだろうと思ったからだ。湖南の学校の宿舎より、少し狭いが二人と愛犬で済むには十分だろうというのが私と妻の共通の認識となった。実際のところ、面積そのものはほぼ同じなのだ。洗濯室と台所と寝室が微妙に広くて部屋数が一つ減ってしまっている感じだ。

 

ただ、妻がここへ住むには愛犬を部屋で飼う許可を得なければならないのはこれまでと同じ。どうやったら、そこまでたどり着くことができるか。この教員宿舎区はキャンパス内ではないから、中国の大学という括りではペット禁止とはならないはずだ。あくまでこの学校の管理規則でどうかということになる。そして、実際にペットを飼っている家庭がいくつもあるという事実がある上に、外部への部屋のまた貸し等も公然と行われていることがわかってきた。つまり、規則の運用ははなはだ曖昧なのだ。であれば、敢えて申請せずにとにかく部屋に入れてしまうというのも一つの手だが、なんらかの許可を得たほうが望ましいのは間違いない。ともあれ次の一手は、授業を始めて、ビザを手にしてからのほうが無難かな。

妻の宿舎見学が終わった後、再び電動自転車に乗って商業街へ行き、一緒に遅い昼食をとった。

それから、妻を民宿まで送って行ってから、宿舎へと戻った。

 

昨日と今日で、だいぶ電動自転車を走らせたから宿舎のバッテリースタンドで2回目の充電を行った。

バッテリースタンドも民宿と学校の宿舎ではアプリ(業者)が違う。操作手順も違うから初めてのスタンドだと、覚えるのに手間がかかる場合があることを知った。

民宿と学校の宿舎のアプリにおける共通点は、①安全充電 ②普通充電の2種類の充電方法があること。①がお勧めになっていて、保険がついていたり、故障しにくい等の説明がある。ただし、0.1元の手数料が余分にかかる。②だと危ないみたいなことが書かれているから、自然と①を選んでいる。もう一つの共通点は、金額指定で充電する場合とフルチャージ指定で充電する選択があることだ。

相違点は、一方のアプリ(民宿)では微信での支払いのみだったが、宿舎ではポイントを買ってから充電する別の選択があったことだ。民宿のアプリでは未使用分は自動的に返金されたが、宿舎のアプリでは微信経由の場合は一回入金したら中途で充電を止めたら返金なし。ポイント経由の充電の場合だけ使用料と等しくポイントが差し引かれるようになっていた。まあ、今後は宿舎以外で充電することはないだろうから、そんなに頭を悩ます必要はないだろう。

 

ただ、部屋の電気代もチャージ制だし、電気自転車の充電のタイミングにも気を遣う必要があるし、飲料水を補充しにいくタイミングも見計らわねばならず、この地での生活では管理項目が多い。慣れればなんでもなくなるだろうけれど。電気自転車の充電などは電源コードの変換部分が防水ではないから、雨の日とかは充電ができない。雨季とかはタイミングが難しくなりそうだ。

 

部屋に戻ると引っ越し荷物の整理の続き。正直疲れてしまってやりたくないが、できる範囲でコツコツ進めていかなければならない。捨てずに持ってきて良かったのはプラスチック製の「組み立てラック」だ。とりあえず置き場に悩む小物を整理して置いておけるから大変助かった。

 

夜、B先生から、「明日の午後いち、急遽学校へ行くことになったから顔認証の登録の件、よろしければ私がお手伝いします」と連絡があった。午後遅くに授業があったから、顔認証の件は午前中に済ませてしまうつもりだった。しかし、愛犬クロの宿舎飼育の申請をどういう形で申請するのがベストかを相談するチャンスだと思い、お願いすることにした。事がうまく運ぶことを祈りたい。