お昼。キャンパスへ行き、二人分をテイクアウトして帰った(写真は夕食分)。
午後、2時近くになって、日本語学科のB先生から微信で連絡があった。
「湖南から『離職証明』の原本が届いていません。至急湖南の担当者に確認してください」
マジか・・・。
微信の音声電話で呼び出すが、出ない。電話も出ない。
続けて、B先生から、出入境局とのメッセージのやりとりを示したキャプチャー画面が送られてきた。
出入境局担当者「書類がなければ審査ができません。期限に遅れたらもうだめですよ」
いやいや、先に送ってもらった電子版があれば多分なんとかなるって言ってたじゃん。
B先生からさらにメッセージ。「湖南の担当者に言って、(まだ送っていなかったら)顺丰で送ってもらってください」。
「わかりました」
「でも、私は明日授業があるから、(受け取っても)出入境局へ出しに行けないんですよね」
「問題は今から送ってもらっても、明日提出するには間に合わないだろうということです」と私。
「顺丰なら、なんとかなるでしょう」
「いや、間に合わなかった場合、どうなるか確認して頂けますか」
「わかりました」
そうこうしているうちに、湖南の担当者から連絡が来た。
「いろいろ忙しくて発送が今日になりました。これが発送記録です」
キャプチャされた画面を見ると、到着予定は明日の夕方6:00となっている。
それをそのままB先生に伝えた。
「明日の夕方6:00到着となっています。(私の居留証の期限は明日ですが)なんとかなりますかね?」
しばらくして、B先生から回答が来た。
「入出境局の担当者は(明日間に合わなかったら)明後日の朝一に来てくれればOKだと言っています」
「そうですか」と私。
「明後日は授業がないから、私が行けます」
「ありがとうございます」
とりあえず、なんとかなりそうな雰囲気。
そもそも、パスポートは出入境局に提出済みだ。返してもらわないことには帰国すらできない。出入境局も受け付けてしまった以上は待つしかなかったのだろうと思うけれど、実際にどうなのかはわからない。
だいたい明日きちんと離職証明書が届くかどうかもわからないし・・・。
もうここまで来ると、運命だよ、運命。
なんでこんなギリギリまで手続きを先延ばしされたのかも不明だし、必要な提出書類を担当者が知らなかったのも不明だし、国際交流課の担当者が付き添いせず、手続きに疎い日本語学科のB先生に付き添いをさせたのかも不明。
ここまで訳のわからないことだらけだと、このまま手続きに失敗して、この就職が白紙になってしまったほうが安全なのではないかと思うほどだ。
駄目になるなら、臨時で居留証を延長してもらってQビザに切り替えられるのがベストだが、もはや帰国でも仕方がないかな。再入国不可とかになると困るけど・・・。
さあ、明後日に無事居留証付のパスポートが返してもらえればOKだが、提出物が遅れたことでなんらかのペナルティがついたりする可能性もあるだろう。どうなるやら。
今日は2年生の3回目の「ヒアリング」授業だった。
最初に、準備してあった「やさしい日本語」のニュースをもとにゆっくりした日本語で私がニュースを解説。それから、いくつか質問を出して答えさせた。答えれば1ポイント。
次にヒアリング授業ではあるが、トピックをいくつか与え、前に出て話をさせた。これも話せば1ポイント。
それから、テキストの問題にとりかかった。同じく正解であれば1ポイント。同様に動画のディクテーション。これも正解であれば文字数に応じてポイントがもらえる。今週からは先週までの点数をもとにグループ分けをして同じレベルの学生が競争できるようにした。これである程度偏りを少なくすることができた。
クラスの雰囲気は非常に微妙だ。
周囲の雰囲気に全く関係なく、突出して回答してくれる学生が一人。
それに続くのが数人。得点制、グループ制にしたことで増加傾向ではある。
授業中、笑いも聞こえるし、笑顔も見られる。
しかし、多くの学生たちとの間に何だか距離を感じる。積極的に参加してくれている一部の学生もその雰囲気があるためにさらなる一歩を踏みとどまっているように感じる。
なんだろ~な。
湖南のときも最初の学生とは距離が縮まらなかった感じがあったから、それと同じなのか違うのか。来週から新1年生の授業が始まるからそれで何かがつかめるのかな?