家人の話題を時々「オヤジ通信」で投稿していますが。

 

私の生徒さんたち、友人たちにも「オヤジさん、Tさん」と呼ばれて人気者なのが、私の家人です。

広告制作の仕事をしていた時分には、クライアントに彼のファンクラブを結成した企画部もありました。

 

しかしながら一緒に暮らす分には、お互いさまでしょうがいろいろあります。

 

九州ひとりロードトリップを決行したのもそういったストレスが爆発した結果でした。

 

以前は知的好奇心を刺激し合う会話もあったのですが。

いつからでしょうか。そういったのは少なくなったように思います。

 

 

10年くらい前はこんなことも話してたんですが(ご興味あれば)↓

 

 

長年いっしょでも会話はない家族、などの話も聞きます。

それは面倒くさいなぁと思うので、私はお互い関わり合いを持ち続けて生活したい。

 

ロードトリップ、つい一年前だったのか。

今年は心的ストレスを緩和する方法を試しています。

 

ヨーガの教えにもありますが、人や周りの物事は変えられない。自分が変わるしか状況は変えられない。

 

なのでふたりとも好きなものや、彼が好きなものについて話したりします。

私も知っている彼の友人に関することとか、共通の話題、Anything in commonですね。

 

彼はまぁ私のやっていることに興味がないので、歩み寄るにはオヤジが好きなもので自分も興味が持てそうなものをリサーチしてみる。

 

例えば江戸時代。

 

 

 

 

池波正太郎、藤沢周平の大御所おふたりは言うまでもなく、かなりの江戸もの小説を読み、江戸時代の地図でロケーションを確かめながら楽しんでいるかの人。

 

確かに江戸時代には面白いことがたくさんあります。

 

数学の問題(主に幾何学)が書かれ、そこに答えを書いたりといったやり取りがあった「算額」という神社に奉納された絵馬とか。

「グッドウィル・ハンティング」がまた観たくなりました。

 

よく言われていることですが、江戸時代の庶民の識字率の高さって凄い。

それプラスに、インテリジェンスの高さも。

 

黒澤明が最後に原田美枝子主演で撮りたかった江戸町民文化を主題にした未完の映画があって、フランスの文化庁(?)か何かが援助して完成に至ったとの話、どなたかご存じないですか?

 

私の記憶違いなんだろうか、検索しても出てこない。

 

北斎のサインをして実は本人が描いていたものも多いといわれる女性浮世絵師の葛飾応為。

彼女の「吉原格子先之図」は、まるで映画のワンシーンを切り取ったかのような躍動感が伝わってくる。

 

こんな映画になったのかな、と夢想しています。

 

 

 

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