暗譜したら、無意識に目を閉じて演奏することが多いです。

視覚をシャットアウトすると、他の感覚が鋭くなる、とよく言われますが、そういうことなんだろなぁ。響きを聴こうとすると目を瞑っていますね。


緊張が凄い時は、目開いて鍵盤見てる。

多分、鍵盤見ていないと不安なのでしょう。

今は本番にも大分慣れて来て、跳躍の所以外はあまり鍵盤を見なくなりました。

緊張した時には、鍵盤を見ないように顔を上げます。私はその方がより集中して曲の世界に入れるみたい。




演奏による実験と冒険を繰り返しています。
感情を出してたっぷり歌う。
楽譜通りにかっちり弾く。
最近は後者の弾き方をしています。
「世界観や凄く情熱的なものは持っているから、そんなに歌わなくても滲み出て来る。もう楽譜の指示に無いことはしなくていい」と先生が仰って、それを信じてやっています。

レッスンで言われたことは、オーバー気味にやってみて調整して行く。それが私のやり方です。
大胆なことを思い付いて考えて「こんなんどうでしょう?」ってレッスンに持って行ったりもします。
いつも実験、実験。たまに冒険。

そして締切は本番。
調整してまとめて発表。
講評を頂いたらまた実験。
この繰り返し。

繰り返しの果てに、自分の目指す演奏がある。

「(たっぷり歌う)前の演奏も好きだけどね」
教室の先生とピアニストの先生にも、そう仰って頂いたので、前の弾き方は捨ててはいない。
その場の需要に合わせて、それらを調合します。

やはり聴いて下さる人達に、少しでも喜ばれる魅力的な演奏をしたい!

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