コンクール地方予選に出場しました。
こちらは、私がピアノ再開して間もない頃に、SNSの友人が「凄く楽しいよ!一緒に出ましょうよ」と誘って下さり、いつかは出てみたいと思っていたのです。

なるほど。
普通のコンクールとはひと味違う。
お祭りだから楽しんで!
色んな人と交流してお友達ができるよ!
そう皆が言っていた意味がよく分かりました。

ダンスの競技選手時代のトラウマなのか、大会というもの、楽しみで出ることに罪悪感がありました。
「楽しいと決して思うな。真剣にやっていたら苦しみしかない筈だ」
「誰も友達じゃない。ここに居るのは皆敵と思え」
競技選手時代ずっと言われて来ました故、
コンクール、友達作りに行く所じゃないし…。
遠征で観光?そんな序に出場する気持ちにはなれないよ?
「楽しむのはアマチュアの特権!」と自分に言い聞かせても、心の何処かで「いけない」という枷が付いて回ります。

今回は枷が外れて満喫できたかな?
サークルさん、弾きあい会でご一緒になった方々が沢山いらっしゃいました。
ご友人の応援でいらしたのに、私の動画を撮影して下さったPさん、どうもありがとうございます!
そう言えば、知ってる人がいるコンクールって初めてだわ。観客多いのも、レベル分けされているのも初めて。大抵、部ごと入れ替え(講評も部ごと)だったり、大人は「一般」一括りです。
大人のアマチュアが誰でも楽しく参加できるように…というコンセプトを感じました。

演奏を振り返って

待ち時間長くて緊張がどんどん高まって行きました。皆の緊張が伝染。初級でも素晴らしい演奏でA~D迄コースのレベル差を感じさせない。「もし暗譜飛んだら私だけやん」とプレッシャーあせる

はい、出番来ました。やっと弾けるわ。
ピアノの前に座ると何故かホッとして、弾く前にはにかんでしまいました爆笑そのお陰で緊張が解れ、手は硬くならず大丈夫でした。
観客との距離が近く、皆さんの聴いている気配を感じ、まるで演奏会で弾いている様な楽しい時間。
よく響くピアノでしたが、音の減衰がやや早いような気がしました。減衰が早いと硬い音になってしまうの課題。後は気持ち良く、いつものように目を閉じて弾く。
演奏時間1分位オーバーだが🔔は鳴らず最後まで演奏できました。そしてノーミスで行けたという喜びに浮かれるのが早かった…ラストでちょこっとミス。

終わってからブロ友さん達とお喋り。
「前に聴いた時より大分変わった」という感想を頂きました。
演奏を変えることを、実験しながらずっとやっております。
変えるのに2ヶ月要する事が、過去の実験結果から分かりました。

出会いの奇跡スター

「オペラさんですか?」と声掛けて頂いた同じ出場者さん。なんと!ブロ友且つラヴェ友さんでした!
海外にいらっしゃる為、お会いできるなんて思いも寄りませんでした。
ずっと私のblog読んで頂いてて、プログラム見て私だと勘づかれ、「絶対声掛けよう」と心に決めていて下さったそうです。
私もお会いしたいと思っていました!両思いですねニコニコ飛び出すハート
また、コンクール記事も楽しみに読んでいて応援して下さっていたとのこと。HPに名前が載ったり、個人情報の懸念があるんで、公開では殆ど書かなくなりましたが、記載できる範囲で書きますね〜。

もう大興奮で、応援に来て下さっていたラヴェ友さんを呼び、3人で大好きなラヴェルを語らいました。

審査員の先生のお一人(過去にレッスン受けました)もラヴェルがお好きで、ラヴェルについてお話した事があります。私は所用で最後まで居られず、先生にご挨拶できずでしたが…。
実は4人目のラヴェ友さんがいらっしゃったのであります!

いつか3人でラヴェルのヴァイオリンソナタを一緒に演奏しようという夢もできました。
私はヴァイオリンも好きで、ピアノ再開前はヴァイオリンをやろうと考えてたくらい。

ラヴェ友の絆は強いな〜。本当に。
ラヴェリスト協会発足しようかしら?(笑)
ラヴェルの曲を演奏したり(合同練習もいいですね)、コンサート情報を発信したり。ラヴェルの魅力を語り合う等。後は会員による定期演奏会開催…ってチケット捌けんわ。
それよりまず、私はラヴェル弾けてないし!
言うてみただけ指差し

結果報告

先生に予選通過の結果をご報告。

直前レッスンでは(テンポ上げた所為で)今までに無くボロボロだった為、きっと先生心配されていたと思います。

コンクール前日はデュトワのコンサートで練習時間があまり無く、レッスンでのご指摘と助言を数時間の追い込みで何とかしましたネガティブ

本番何とかなりました〜照れ

講評が項目になってて見やすい。前回、別の予選の講評で指摘された事がクリア出来ていて良かったです。

コンクール指導の先生も、快進撃が続きますね!と喜んで頂けました。最初「コンクールでこの曲は難しい(コンクール向きではない)」と、曲変更を勧められたこともありましたが、敢えて選曲ハンデ抱えて臨むのは

やっぱりオモロい!


沢山の応援どうもありがとうございましたニコニコ

ハードル高く、志高く、

これからも挑戦は続く…音譜