皆様、あけましておめでとうございます。

昨年は更新がまちまちとなりましたが、多くの方に訪問いただき感謝いたします。

今年も可能な限り旅行記録などを上げていきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

枕崎からの長い道中も、山口県の新山口駅まで来ました。

新山口からは、長距離を移動し北上します。

 

新山口の出発は早いです。

本来はもっと早い時間に出発予定でしたが、さすがに早すぎかなと思い、少しだけ出発を遅くしました。

 

第一ランナーは山陽本線227系です。

岩国方面の列車は国鉄車両だと期待しましたが・・・

 

しかし、転換クロスシートは快適なので、こちらに揺られてしばらく進みます。

新山口 5:53発 普通岩国

 

山陽本線の新山口~岩国は特に海沿いを走行し、車窓が美しい区間です。

私もこの区間を乗るときには、いつも楽しみにしているものです。

この日は防府周辺で日の出となり、瀬戸内海の車窓を楽しめました。

大畠 7:36着

岩国まで乗車せずに、せっかくなので海沿いの駅・大畠駅で途中下車しました。

かねてより訪問したかった駅、ようやく訪問できました。

通学の高校生が大量に下車していきましたが、毎日この駅から学校に行けるなんて羨ましい限りです。

駅の詳細については、後ほどまとめられればと思います。

 

大畠 8:07発 普通岩国

 

しばらく駅を堪能後、今度は国鉄車両115系がやってきました。

真っ黄色とバカにされがちですが、山陽の海に黄色がよく生え、個人的には好きな黄色です。

由宇 8:17着

 

終点まではいかずに、途中の由宇で下車。

時刻表を調べると、朝の時間帯に由宇始発の列車があるとのこと。

確実に席を確保するためにも、当駅から列車に乗ることにしました。

由宇 8:26発 普通糸崎

 

再び227系に揺られます。

広島を超えて長時間の乗車となるため、始発駅で席を確保するのは必須になります。

山陽の旅路には、やはりこの車窓です!!

特に大畠を過ぎてから、車窓は良くなります。

 

三原 11:05着

 

2時間30分ほど揺られ、三原までやってきました。

山口県から広島県は横に長いため、長時間移動しても「まだ抜けないのか」という気持ちになりがちです。

三原でお昼ごはんを調達し、再び山陽を駆け抜けます。

今度は広島から岡山を超え、兵庫県の相生までのロングランです。

そしてここからは、短時間での乗り換えが続き、忙しくなります。

 

三原 11:34発 普通相生

岡山地区の山陽本線の駅舎は、どれも訪問したくなるような良い雰囲気のものが多いです。

今回も、窓越しではありますが古い跨線橋をもつ駅を多数見ました。

 

相生 14:18着

相生 14:20発 普通姫路

姫路 14:39着

姫路 14:41発 新快速野洲

姫路からはおなじみの新快速がぶっ飛ばしながら運んでくれます。

車両基地に見える抹茶色の電車、あとどれくらいの命でしょうか。

京都 16:14着 (遅れ 16:22着)

 

先行列車が遅れていたため、8分ほど遅れて京都に到着です。

ここからは、東海道から離れて北陸方面へ向かいます。

乗車するのは、10年ぶりとなる湖西線です。

アーバンネットワークで大活躍の221系に乗車です。

 

京都 16:27発 普通近江今津

その名の通り、琵琶湖の西側を通る湖西線。

10年前の記憶が殆どなかったため、初めて乗るような気持ちで車窓を楽しみました。

湖西線経由にしてよかったと思える夕日と琵琶湖の絶景です!

夕日を見ると、一日も終わり、この日の旅もそろそろ終いにと思いたくなりますが、この日は全くそうはなりません。

 

近江今津 17:30着

近江今津 17:42発 普通近江塩津

 

近江今津から、引き続き湖西線を北上します。

北陸本線との接続駅・近江塩津を目指します。

車両も北陸地区に来たと思わせる、521系に変わりました。

 

近江塩津 18:00着

真っ暗闇の中、近江塩津に到着。

北陸本線と湖西線が合流する駅ですが、無人駅かつ周囲にはなんにもありません。

気温も下がり冷え込んできたため、自動販売機で温かい飲み物でも買おうかなと思いましたが、なんと「つめた~い」のみ。

明らかに季節外れの自動販売機でした。

思い切ってコーラでも買って飲んでやろうか!と思ったほどです。

仕方ないので、待合室で次の列車をじっと待ちました。

 

近江塩津 18:34発 普通敦賀

敦賀   18:47着

敦賀   18:51発 普通福井

 

近江塩津から、また短時間での乗り換えが続きます。

福井   19:54着 

福井   20:15発 普通金沢

福井で越前そばを食べ、さらに北上します。

 

金沢   21:44着

 

ようやく金沢まで来ました。

これで一日は・・・終わりません。

JRから第三セクターのIRいしかわ鉄道に乗車し、富山を目指します。

車両もラインカラーが違うだけなので、ほぼ同じ車種で近江今津からやって来ていることになります。

 

金沢   22:01発 普通黒部

富山   22:58着

 

遠く山口県から北陸の富山まで、長い長い一日が終わりました・・・

久しぶりに長距離普通列車の旅を実行しましたが、結論としては楽しめました。

やはり、何回も途中下車ができたこと、車窓が素晴らしいことも相まって、これぞ「鉄道の旅」というものができたことでしょう!