こんにちは。
前回は新山口→富山の長い道中をお届けしました。
今回も長い行程になりますが、楽しんでいただければ幸いです。
前日23時ごろに富山に到着し、東横インにチェックイン。
しっかり休み、6時台の列車で再び北上を始めます。
かつての北陸本線、現在は「あいの風とやま鉄道」となった日本海縦貫線の旅です。
「泊」という一文字の行き先が大変かっこいいです!
富山 6:49発 普通泊
富山駅の隣に新しくできた「新富山口駅」を通過。
第三セクターになって新しい駅が開業することは、地元にとっても使いやすくていいことですね。
現在乗車中のかつて北陸本線だったこの路線、高校時代に初めて一人旅をした思い出の場所でもあります。
当時は国鉄車両しか走ってなく、マニアにとって涙がでるほど夢のような光景でした。
私も457系や419系に何度も乗車、富山駅も地平ホームで自動改札もなく、きっぷは手渡しで駅員さんに見せていました。
今は第三セクターになってしまいましたが、当時を思い出しながら「あいの風とやま鉄道」を旅します。
泊 7:35着
列車は終点の泊に到着。
ちょうど日本海縦貫線をはしる貨物列車が通過していきました。
日本海縦貫線は、日本の大動脈を支える超重要な路線。
貨物列車も頻繁に見かけます。
一文字の「泊」、とてもかっこいいです。
駅舎も北陸本線時代から継続して使用しているものでしょう。
泊からひとつ先の市振までが「あいの風とやま鉄道」です。
市振から先の新潟県内は「えちごトキめき鉄道」が担当します。
しかし、列車は全て泊から「えちごトキめき鉄道」に直通。
その際、富山方面からやってきた列車と、ここから新潟県方面へ向かう列車が縦列駐車のように停車し、乗り換えの便利を図ってくれます。
1両編成の列車に乗り込み、新潟県へ向かいます。
泊 7:51発 普通直江津
泊を過ぎると、日本海にだいぶ近づきます。
天気もよく、今日はずっと日本海の車窓を楽しみながらの旅となります。
市振駅に到着。
すぐの出発となりますが、ここまでが「あいの風とやま鉄道」、ここからは「えちごトキめき鉄道」に会社が変わります。
駅舎も相当古いもので、今度は途中下車し訪問したいものです。
トンネル内にある有名な筒石駅。
二度ほど途中下車したことがあります。
階段を駆け上がり地上に出ると、とても達成感があるのでぜひ訪問してみてください。
こちらも古い駅舎の有間川駅。
海沿いの木造駅舎というだけで、旅情があります。
直江津 9:05着
懐かしい北陸本線の道も直江津で終点。
ここからは信越本線の旅です。
乗車するのは、「ハムサンド」と呼ばれるE129系。
快速電車のため、スピーディーに長岡へ向かいます。
直江津 9:22発 快速長岡
引き続き信越本線でも海沿いの車窓を楽しめます。
特に米山~鯨波の車窓は必見です。
この日は向かい側に乗客もいなく、堂々とこのような写真も撮れました。
大きな窓が一枚の額縁のようです。
何回乗っても素晴らしいなと思う区間を、快速飛ばして駆け抜けます。
長岡 10:25着
長岡からも快速列車に乗車。
直江津~長岡~新潟と快速列車の接続が大変良く、便利に新潟まで行くことができます。
長岡 10:29発 快速新潟
海沿いを離れ、平野部を進みます。
田んぼが広がり、米どころ新潟県を旅していると実感します。
新潟 11:29着
直江津から2時間で新潟へ到着。
駅も高架となり、すっかり様変わりしました。
今回は一旦新潟までとします。