基礎からしっかり学んで、ワンランク上の作品作りをしませんか?
武蔵小金井の刺繍&洋裁教室まにあ~なの千葉恵です。
ブラウスの袖口の明きでよく使われるパイピング始末、通称「行って来い始末」
薄い繊細な生地の時によく使われる仕様です。
同じ切込みを入れるスラッシュ明きよりちょっと難しい。
でも透けるような素材の時はこちらの方が断然きれいな仕上がりです。
このような切込みを入れる始末をする場合は、必ず「ほつれ止め」をすることをお勧めします。
これがほつれ止めです。
くさび型にミシンで縫っておきます。明きどまりになる先っぽはすぐに戻らず、はさみの刃が入るように横にひと目小さく渡します。
ミシンの目があるので切り込みを安心して入れられますね。
ほつれ止めをするからこのように180度に開くことができるのです。
この位置にパイピング布を付けます。
パイピングですがバイアスでなく、タテ地に裁断しておく方が縫いやすいです。
パイピング布はほつれ止めのミシンのキワ、縫い代の外側(袖側)で縫っていきます。
ミシン目があるので縫うところも安心して縫えます。
閉じるとこんなかんじ。
もう一度開いて、パイピングでくるみます。無理しないでしつけをしましょう。(しつけってこういう時にするんですよ!)
コバステッチでも落としミシンでもどちらでもOK。エレガントな服なら落としかな。
今回はコバで。
縫い終えたところ。
明きをとじるとこんなかんじ。
しつけを外します。
この飛び出たところに斜め45度にステッチをかけて終了です。
(生徒さん用の見本のため、ステッチかかけてません)
動画などではほつれ止めをしないでいきなり切り込みだけ入れる人がいてびっくり!
縫った後も洗濯などで裂けてしまいますよ。繊細な生地で作るものだから余計にきちんと手抜きしないで作ってほしい。
ほつれ止めを知っていると、他にもいろいろなところで応用が利くので、一度きちんとマスターしておくといいですよ。
今日のHAEDはここまで。
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