こんちは
ご訪問くださって
ありがとうございます
登校しぶりのある中1の息子の、スクールカウンセリング等を通して感じたことを書いています。
今回は、登校しぶりや不登校の子を持つ親の心境について書きました。
あくまで、わたしの場合の話しですが
小学校の行事の時からずっと
中学の説明会や見学会
中学での参観日などの行事の時
わたしはいつも一人です。
殆どのママさんたちは
数名で話をしていたりするので
若干気まずいですが
ささっと行って
終わればささっと帰って来られるので
気軽と言えば気軽です。
もともと、わたしが女子グループに入るのが苦手な性格もあるのですが
それ以上に、特に積極的にママ友を作ろうとしないのは
共感できる話題が無い
からです。
例えば、夏休みが近づくと
一般的には、お母さんたちは
夏休み、嫌だわぁ
お昼ご飯、毎日作るのしんどい
っていう話題になりますよね
でも、子どもが不登校だと
長期休暇に入れば、
子どもが学校に行っていないことを考えずに済むので、
ほっとするんです。
毎朝、今日は行けるんだろうか…って思って、子どもを起こして、朝ごはんを食べさせて、支度をして制服まで着たのに、
やっぱり行けない
って泣く
この(母子ともに)地獄のような精神状態になる朝を、迎えなくて良いって思うだけでほっとします。
息子が小1の時から、
やっと夏休みになってくれた
って、ほっとしていたので
夏休みがイヤだって思ったこと、
一度もありません
お昼ご飯だって
平日でもほぼ毎日息子と食べているので、
それが逆に普通になってしまっています。
2学期に入ると、中1は2泊3日の移動教室があります。
小6の時は、修学旅行があって、
”楽しみ”前提で話が進むのだけど、
息子は何か月も前から、
嫌だ嫌だ
と言っていて
修学旅行や移動教室のことを考えると
夜、寝る前に不安で泣いてしまっています。
そんな状態だったので
修学旅行も当日朝
やっぱり行けなかったし
(担任には事前にそうなる可能性も伝えてありました)
秋にある2泊3日の移動教室も
参加しない予定
にしています。
そんな息子の気持ちに共感できるママ友なんて、いません。
他のママさんたちと、移動教室の話題になったとき、わたしができることといったら、できるだけ存在感を消して、にこにこ笑って何も言わずにやり過ごすことだけです。
ここ最近知り合ったママさんたちに向かって、
うちの子は登校しぶりで
学校に殆ど行ってないし、
環境の変化も苦手なので
移動教室は行きたくないって言っていて
たぶん、行かないと思います
なんて、本当のことを言ったら
全員ドン引きですよね
不登校かざされたら、ナンも言えないし、
腫れ物に触るような雰囲気になっちゃいますよね
だから、言わないんですけど、
かと言って
まったく共感できない話題に付き合っているのも、それはそれで辛い
だから、最初から、一緒に話をしないようにしているんです。
夏休みが早く終わって欲しいよね
も
移動教室、
みんな楽しみにしているよね
も
全く共感できないからです。
転校前のママ友は、殆どが幼稚園時代にできたお友達で、
息子が通っていた幼稚園は、教会付属の自由保育だったため、
HSCの特徴はわかりにくかったものの、
他のお子さんたちとは明らかに異なる行動パターンだったことを息子が3歳の時から皆知っていて、
一緒に子育てをしていったような関係だったため
その時のお友達には、正直に今の状態を話せるし、みんなも
だよね。
って感じで普通に受け止めて貰えます。
カウンセリングに行くと、不登校の保護者の会みたいな集まりを紹介されることもあります。
でも、わたしは今のところ、そういう集まりにアクセスしたことはありません。
先入観かもしれないのだけれども、
不登校の原因は
一人ひとり違うので
結局、共感できないことには変わりないんじゃないか、って思ってしまうからです。
小1の時、担任の先生が怖すぎて、息子は教室に入れなくて、廊下に机を出して、わたしもその横にパイプ椅子を出してもらって、息子に付き添って毎日授業を受けていたのですが、同じ形での付き添い登校のお子さんが、1年生約180人の内、3名いたんです。
3名とも同じ幼稚園だったので、お母さんたちとも旧知の中でした。
みんな同じ幼稚園出身って聞くと
「この幼稚園が何かあるのでは…」って思われそうですが
他の園で活動するのが難しそうなお子さんが、保護者の方の判断で教会付属の自由度の高いこの幼稚園を選んだり、あからさまに他の園で断られたりして、この幼稚園に入園してくるパターンが多かったため、一般的な割合より、HSCやADHD等のお子さんが多かったように思います。
そういう園児が普通にたくさんいたので、息子のHSCも目立たなかったのです。
休み時間とか、ママ友同士で話しをするんですけど、みんな抱えている問題は違う。
息子は教室には入れないんだけど、廊下でわたしと一緒だったら、給食は食べられる。
Aちゃんは、お母さんが廊下にいることが確認できていれば、教室には入れるけど
給食はお母さんと一緒でも食べられない。
Bちゃんも、お母さんが近くにいれば教室には入れるし、給食も食べられるけど、すぐに興奮状態になってしまう。
お互いに
教室に入れていいなぁ
給食を食べられていいなぁ
って、自分の子どもができない部分を、羨ましく思っちゃったりして、でも、それを言っても仕方ないから言葉を選んだ会話になっちゃって、それはそれで結構ストレスになったりもするんです。
でも、情報共有という面では、お互いに助け合っていました。
校内のスクールカウンセリングのことや、教育センターのこと、適応指導教室や情緒教室のことなどは、同じ境遇だからこそ知り得た情報があるので、口コミレベルでも、知り得た情報はお互いに共有していました。
少し話が反れちゃうんだけど、結婚前からの友達で、今、近隣県に住んでいる友達と久しぶりに会った時に、息子が適応指導教室にも行っていることを話したのね。
そしたら、その友人は
東京はスゴいね
うちの市には
そんなの無いよ
って驚いてたんだけど、わたしの友人も同じ市に住んでいて、そのお子さんも適応指導教室を利用しているので、その市が東京よりきめ細かい対応をしていることをわたしは知っていました。
友人には、息子と同世代の子どもが2人いるんだけど、自分の子どもも、周囲のお子さんも、適応指導教室にお世話になるようなことは無かったから、そういうシステムがあることを知らずにいるだけだと思うんです。
たぶん、その方が大多数なんです。
だから、欲しい情報を持っている者同士は、協力し合って、情報交換・情報共有はしたいって思っています。
結局、わたし自身は、お互いの辛さを本当にはわかりあえない辛さから、そういう会に行くことは避けてしまっているのですが、
情報は欲しいので、その代わりに…というわけでもないのだけれども、
教育センターのカウンセリングに通うことで、自分に必要な情報を集めています。
中学生になると、次は高校受験のことも視野に入って来るのだけど、
学習レベルもみんな全く違うわけで、
その子のレベルに合った進路の選択ってことになると、必要な情報って、一人ひとり違うから、結局は足を使って自分たちに必要な情報を集めてくるしかないんじゃないか、って思ってます。
ネットを使ったり、オンラインセミナーに参加したり、相談会に行ったり、カウンセリングを受けたり。
そういう手間なしには、本当にその子に必要な情報って、集まらないと思うし、それは、不登校とか関係なしに、全ての子に言えることで
受験って、結局は情報戦だと思うんです。
ただ、不登校の子たちは、増えているとは言っても、全体で見れば少数派なので、意識して積極的に情報を取りに行かないと、情報が集まりにくいということはあると思っています。
わたしが現在進行形での様子をブログに書いているのも、自分の記録の意味もあるし、
同じような情報を探して、検索をしまくっている親御さんがいらっしゃったなら
どれか一つでも、今後の動きのヒントになってもらえたら…という思いもあります。
わたし自身、他の方の書いてくださった情報をヒントに、次の情報に辿り着けたことが、何度もあるからです。
このブログに書いたことが
誰かひとりでも何かのヒントになってもらえたら嬉しいです
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