「左手の親指がへこんじゃうんです」

 

と、手を見せてくれました。

 

 

高1のこの生徒さんは、

 

自分から手の形の改善に取り組んでいるのです。

 

 

 

中の方にへこむというより、

 

外に出ない、という感じなので、

 

いわゆる「まむし指」というほどでは、

 

ないのかもしれませんが、

 

第2関節が外に出た方が、

 

使いやすくなりますね。

 

 

でも小学生の頃は、もっとへこんでいた気がしますし、

 

右手もそうだったと思うのですが、

 

今は右手は関節が出ていますから、

 

この子の地道な努力が、

 

報われつつあるのも感じます。

 

 

 

この子が何をしているかというと、

 

右手で左手の関節を外に出しながら、

 

ハノンの1番から5番までを弾いているそうです。

 

 

さすが!

 

 

遥か昔、

 

私もそんな練習をした記憶が蘇ってきます。

 

 

 

ピアノの先生からすれば、

 

指の形は気になるものですが、

 

実際修正する努力を続けるのは、

 

大変なことですね。

 

 

それを自らやり続けているのは、

 

この子のピアノへの思いが強いからだろうし、

 

それだけの進歩を遂げてきているのも確かです。

 

 

 

すぐに修正できないのは、

 

それが長年の癖だから。

 

 

でも癖は、

 

時間をかければ修正できるものですね。

 

 

 

まむし指に限らず、

 

より使いやすい指や弾きやすい姿勢は、

 

ピアノに関わる人が追い求め続けるものかもしれなくて、

 

そういう過程を歩んでいることそのものが、

 

この子のピアノとの毎日の、

 

ひとつの側面なのかもしれません。

 

 

それもまた、

 

自分を成長させていく、

 

楽しさのひとつなのかもしれませんね。

 

 

 

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