(右から:たまたま挨拶に来られた近所の別荘族Aさん、Aさんのひ孫(生後3か月)、Aさんのお孫さん(20歳)、お嫁さん、孫、私 Aさんは私とほぼ同年齢なのにもうひ孫がいらっしゃる)
長男一家、お嫁さんのお母さん、同じく妹さんの一行6人が八ヶ岳南麓の我が家にやってきた。
孫が別荘に来るのはこれが初めてとあって、我が家は歓迎の準備で大わらわ。
家内は朝からパエリアを食べてもらおうと仕込みにかかり、私はバーベキューの準備にとりかかった。
まずは久しぶりに珪藻土七輪とバーベキューグリルを物置からとりだしたが、どちらもちゃんと使えるようでひと安心。
(奥能登珪藻土七輪 7年前に購入したもの)
(デッキの下に長年放置したグリルは足が折れそう)
メイン食材は「肉のわたなべ」で購入した牛ヒレ肉だが、生来ケチな私はいくら孫一行とはいえこんな豪勢なものをホイホイと食わせる気にはならない。
若者たちには牛モモ肉を食わせ、ヒレはお嫁さんのお母さんと私たち夫婦で楽しむというセコいながらも現実的な二段構えとした。
(最高級和牛ヒレ(上)1枚200g前後 モモの方が少々小さいのが難点)
これだけでは安心できない。
子供たちが小さいころ回転寿司や焼肉に行く時には事前にパンや肉まんを食わせたものだが、それを思い出して若者3人にはまず厚揚げとソーセージをあてがうことにした。
(このソーセージも高価だが牛肉に比べれば屁のようなもの)
これでもまだ不安だ。
さらにジャガイモとキノコのホイル焼きも食わせることに。
(ホイル焼き6人分は結構手間がかかるが背に腹)
準備万端相整っていよいよバーベキュー開始。
「ちっ!」
焼き方に任命した長男は食材一式を一瞥するなり、
「オヤジも変わんねえなあ、昔からの手口じゃん。全員で一緒に食えばいいんだよ」と同時に各種食材を焼き始めた。ああ、親の心子知らず。
焼き方が大皿に乗っけてくれる食材を全員で食い散らかす。
旨いよ、美味しいわと食い物はみるみるうちに6人の胃袋へ。
さすがにこれ以上は腹に入るまいと思ったところにパエリアが登場した。
(エビは「ひまわり市場」でわざわざ予約したもの)
どうやらパエリアは別腹らしい。
これもレモンだけ残してあっという間に6人の胃袋へ。
よく食ってよく飲んでよくしゃべって。
孫の初訪問は楽しい秋の一日となった。
(パパに抱っこされてごきげん また来てね)