6/3の朝

またあの

緊急地震速報の音が

 

スマホやら何台もあったら

全部が全部鳴るから

ほんと怖い大音量

 

グランパ1号はまだ寝ていたから

本棚が倒れないよう

riomamは押さえ

rioはすかさず

テーブル下に

その入り方が

元旦の地震経験者だと

思わせる速さだった

 

元旦は

だんだん立ってられない揺れに

大きくなっていったから

地震がくると

これ以上

もっとひどく揺れるんじゃないかと

恐怖になる

 

自然と涙がでた

 

もうイヤだ

 

そして

毎日毎日

キッチンしか

居場所がないriomam

 

朝ご飯つくって

片付けて

昼前に準備して

グランパ1号に食べさせて

買い物行って

また夕飯の準備

スマホ触ってたら

話しかけられ

テーブルで

いろいろ学校の紙とか整理したいものも

できない

 

一日中キッチン

ずーっとキッチン

 

土日も関係ない

 

rioの

バスケの応援が

楽しいのに

ちょっといろいろ言ったら

riopapaは

構いすぎるな

ってう言う

自分は

いろいろ言ってるのに

母親って

そんなもんなのに

ウザイらしい

二人とも

 

辛くて

辛くて

数日夜

布団の中で泣いてました

 

グランパ1号が

早く仮設住宅に入って

すこしでも前の3人の生活に戻りたい

そう思っていたら

涙が止まらなかった

 

グランパ1号が

rio family宅で

何かするわけでもないけど

ずっとせまいリビングでテレビみて

時折昼寝して

そんなだけだけど

1階が

グランパ1号のスペースになっている今、

何にもできない

考え事すらできない

体調悪くても横にもなれない

 

同居は無理だ

 

生活リズムが違う人との

同居はもう無理

 

身内だから

親だから

いいじゃん・・・?

 

関係ないし

頭おかしくなりそうだよ

いやもう

なってる

 

なのに

riopapaは

一緒に・・・なんて

riomamのことなんて

考えてもない

思わないで

言わないで

 

本当に

riomam

壊れそうだ

 

能登半島地震は

いろんなものを

壊していった