9月4日の NYMEX WTI 原油先物はレイバーデー祝日のため休場で、時間外取引は$85/bbl台後半です。

 

新規材料はなく、OPEC+ の自主減産延長観測で堅調な動きになっています。

 

市場には逼迫を期待する声があるものの、各機関の需給予測は引き続き均衡から小幅供給不足であり、年前半の供給過剰からの基調転換はあって然るべきとはいえ、長期上昇に転じるような環境とはいえません。

とはいえ、今のところ市場は強気の勢いが優勢で、売り方が仕掛けては踏まされるという展開です。

 

OPEC+ の減産は需要不安を打ち消すために行われているもので、需要が期待通りに成長すれば逼迫すると考えられます。

しかし、中国の需要に対する期待感は、昨年のロシアの供給大幅減少観測と同様に根拠の定かなものとは言えません。

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