48.めまいで働けないのに手当はなし

メイラックスで震度4がなんとか震度3になった2021年の3月あたり。めまいから1年3ヶ月です。

仕事も辞めた私の生活は大学病院に月1で通院、主なお出かけ先はスーパーや近所のお散歩でした。長年フルタイムで働いていたので自宅近くの散策がやや新鮮でもありました。

そしてここらで見えてきたのが傷病手当の終わりです。ああ本格的な無収入……これはある意味途方もないストレスだ…！

大学病院の医師によると、めまいで障害者手帳を取るには10m歩く間にふらつき転倒しないと取れないらしいです。

早く言ってよ。先に言ってよ。演技する間もなかったではないですか。逆に保健所？的なところにも聞いてみたらば「医師の判断になります」とのこと。ハイ、たらい回しいただきましたー！

それでも私は懲りずに精神科でも身体表現障害で手帳などは取れないのかと聞いてみました。

「無理！」の一言でした。その病名で取れないと言うよりも、医師から見た私の症状は軽すぎるということらしい。

「あなたはいずれ卒業する患者！治したほうが早い！」とのこと。いやここからさらに2年後の2023年現在まで、未だに治っていないんですが……完全に留年してますけど…。

これはめまいの辛さが伝わってねえなと思い「いえね先生、実は最近ウツウツするんですけど」と心情に訴えてみたのですが「うつ病の人は自分からそんなに喋らない」と言われました。偏見ではないでしょうか。そして本当にうつ病などで苦しんでおられる方には大変失礼な行為だったと反省しております。必死だったとはいえ、ねえ、ハア…。でもその最中もクラクラ揺れているんですよね。本当に何なんでしょうかこれは。

めまいには何の保証もないのが本当に厳しいことだと思います。PPPDと診断を受けたからって保険が下りるでもない。そして仕事…まず座ったり立ったりしていられないのをクリアしないと何をするにも難しいです。

ああ、せめてめまいを感じない時間が少しでも欲しい。ウルトラマンの3分タイマーくらいでもいいと日々祈ってしまいます。揺れないベッドで寝るってどんな気持ちだったでしょうか。もう思い出せません。

変な話ですがめまいが来た！と思ったことがありません。強弱はあれど常に揺れているからです。うう悲しい。