高校三年生は学校に行かない | 趣味の大学受験【次男大学受験篇】父子並走日記

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2024年長男大学進学。今度は次男の大学受験だ。
在宅自由業20年超オタク系ガキオヤジによる「受験」「育児」放言日記

私立高校三年生が「学校に行く日」は何日あるか。

 

私立高校は「長期休暇」が長いのが特徴です。

「春休み」はたっぷりガッチリ1ヶ月以上はあります。

また「夏休み」は2ヶ月程度あります。

以上だけで3ヶ月が休み。

 

さらに、大学受験をする高校三年生は「三学期の登校義務」が実質ありません。

つまり、通常授業は二学期で終了。

二学期の期末は12月の初旬にあったりするので、実質11月までしか授業はなかったりして。

つまり、12月・1月・2月・3月と4ヶ月も学校が休みみたいなもの。

 

ということはですね、私立高校三年生の場合、

1年のうち、なんと7ヶ月も学校が休みなのです。

半分以上が休み。

すごない?

 

で、全員が大学受験をするわけです。

これはつまり、

「全員、しっかり自習しろ」

という意味です。

あるいは「塾とか行っとけ」という意味かもしれません。

 

とにかく、

「自習の質と量」で受験は決まるということかと思います。

「指導者の良し悪し」でもないし「指導時間の多寡」でもない。

 

たっぷりある「空き時間=学校に来ない時間」を、

「自分でどのように使って勉強するか」にかかっている。

 

あたりまえのことですが、「勉強時間を延ばせば成績は伸びます」。

1日1時間しか勉強しなかった場合と、1日10時間勉強した場合、1年後の成績はどっちが良いかはあきらかです。

また、「勉強の集中度/質は、高ければ高いほど成績は伸びます」。

1日10時間勉強するとしても、超集中して3日で1冊の問題集を解くペースで勉強する場合と、ダラダラスマホいじったり休憩ばっかりいれながら全然集中せずに30日経っても1冊の問題集を終わらせることができないような場合、それ1年後の成績はどっちが良いかもあきらかです。

 

「集中して取り組んだ勉強時間」をどれだけの量「積み上げる」ことができるかが勝負。

それな

 

コロナで全国的に学校が休校になりはじめた頃(リモート授業がまだ未整備だった頃)、

日比谷高校の生徒が、突然、それ以前に比べて大幅に「東大合格者数」を増加させました。

いろいろ分析はされているようですが、

わたしが思うに、あれは、「日比谷に行くぐらい優秀な高校生」なら、下手に学校が管理するよりも、自分のやりたいように「自習」を好きなだけさせたほうが、成績が伸びたということなんではないかと思います。

「学校の授業」は「基礎的な理解」には非常に重要な要件だと思いますが、実はその先生からの授業コンテンツ自体は(特に公立の場合)、学校ごとに大きな差があるわけじゃないと思われます。

差が出てくるのは、「生徒達自身」が、「空いた時間に何をしているか」の差かと。

また、「コロナ以前の日比谷の生徒」も、「コロナ中の日比谷の生徒」も、学力の「ポテンシャル」にはおそらくほとんど差はなかったはず。

しかし、「コロナ中の日比谷の生徒」の方が、大幅に東大合格者が多いということは、「コロナ中に授業時間が減って、自習時間が増えた」という要素が、その「東大合格者数増加」に大きく寄与したんではないかと思うのでした。

 

さらに補足すると、キャストダイスTV主宰の開成卒→東大法学部のコバショー先生によると、開成高校ってのは、高3時点では、極端に学校の授業自体が少ないんだそうです。大学のように「自分の選んだ単位だけ」出席するので、学校は午前中だけ、みたいな生徒も多いんだとか。

だから開成の生徒たちは、授業時間以外の1日の大半を、「塾」行ったり、「自分で計画して自習」したりしてるんだそうです。そういうのが東大行くんじゃないかなーと思いました。

 

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