とうとう「共通テスト」の申込がはじまりました。
各ご家庭現在確認をしながら申込書をお書きになったりしているところではないかと思いますが、うちも昨夜、長男とママに懇願されて、わたしが代筆で申込書を書き、本日午前中に近くの某銀行へ手書き必須の払込用紙を持参して18,200円を支払ってきました。
やってわかりましたが、「共通テスト」もいまどき、超複雑な構成となっています。
これ間違っちゃうと、一年棒に振りますから、記入中の皆様、今一度ご確認の上、記載お願いします。
まず、「共通テスト」は、「2科目以下受験」の人と、「3科目以上受験」では、「費用が違います」。
さらに「成績通知がある」バージョンと「ない」バージョンでも「費用が違います」。
つまり、費用には4パターンある。
てゆーか、「2科目以下受験」とか何? そんなんあんの? 誰がどういう目的で受けるの?
そうか、今、学校によって、「共通テスト」は1科目だけ、とか2科目とかもあるのね。
ぜんぜん「共通」じゃないじゃん。
いや、驚くのはまだまだ超早い。
英数国理社の5教科受ける一般的な人だってですよ、
「社会」(=わざわざ「地理歴史」と「公民」の2科目に別れている)は、
A.1科目受験、
B.2科目受験、
X.受験しない
の3パターンに分かれているのです。
はい、そこの勘の良いあなた、逆に混乱してますよね、そう。
「地理歴史」と「公民」の2科目に別れてるってゆーけれども、
ちょっとまてと、
「地理歴史」はそもそも「地理」と「歴史」の2科目と違うんかーーーーいと、知ってる人ほど混乱する謎のシステムにまず注意。(さらに言えば、「歴史」はふつう、「日本史」と「世界史」があるから、そこ3科目とカウントせんでええんかーい)
だからですよ、ここで重要なのは、「志望大学」の「志望学部」が「共通テストはどういう試験科目で受けてくれーいという指示を出しているのかを、正確に把握することです。
たとえば、P大学の理工学部は「地理歴史」を1科目受験することとか、なんとか書いていたりする。へたすると、P大学の理工学部は建築科のみ「地理歴史」と「公民」の二科目受験してくれーいとか書いてたりするので、じっくり確認が絶対必要なのです。超要注意!!!!
志望大学、志望学部によって違う(かもしれない)ので、全部を今確認する必要がある。
まちがったらアレなんで、正規の公式ホームページが◎。
うちの場合、昨夜は国立だけでも3校はみたし、私立でも3校は確認した。
でもでもでもでも、こんなんでめげてるご家庭には、「共通テスト」を受ける資格はないのです。
「社会」の選択なんてのは、まだまだ甘い、問題は「理科」の選択ですよ、特に理系の場合。
まず理科の場合、
理科①群として
「物理基礎」「化学基礎」「地学基礎」「生物基礎」の4科目がある
理科②群として
「物理」「化学」「地学」「生物」の4科目がある。
全部で8科目あるわけですね。
それを、この「共通テスト」申込書には、
A.理科①を受験する
B.理科②を1科目受験する
C.理科①を受験、理科②を1科目受験する
D.理科②を2科目受験する
X.受験しない
の5つの選択肢から選ぶわけです。社会以上に超複雑。
こっちも当然、全志望大学、志望学科のホームページを細かく確認して、どれがふさわしいかを探す必要があります。
長男もママもそりゃわたしに泣きつきます。
てゆーか、長男、おまえの話やろ、自分でももっと確認しろバカ。
そんな複雑で、「ちっとも共通ではないテスト」の申込。
これはもう「テスト」がはじまっているのです。
この複雑なシステムを理解してクリアするところから試されている。
入学試験とは「情報戦」なのです。
グッドラック!!
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