5/11に親友Yさんのハウスを訪問した際に、3粒播種した鉢を分けていただきました。
5/1に土粒に播いたもので、持ち帰ってミズコケ培地のスリット鉢に播き直しました。
3粒すべてが発芽し、葉緑素の少ない薄黄色の葉に巻き性も見られます。
7/22にこれらの株を紹介した際には、「虎物」と書きましたが、8/7にYさんに画像を
見せた際に、葉緑素の少ない「曙(あけぼの)」と呼ばれるものと分かりました。
成長過程の早期に腐れが入り、溶けるように倒れて駄目になり、大きくなった
成株はほとんど見られないということです。
巻き葉の状態で大きく出来れば貴重品になります。
曙株の近況 8月17日に撮影
左の株をアップ 巻き性を詳しく見るために二方向より接写
右の株をアップ
苦い思い出がある「曙」3鉢 2022年2月2日に撮影
22年1月下旬にストレートパーマの幼苗33株を入手し、ミズコケで植え込みました。
これらの3株は1ヶ月も経たないうちに、株元に腐れが入って溶けるように倒れ、
全てを処分しました。
葉面をみるとわずかながらも葉緑素があり、腐れが入らなければ、ある程度は
成長できたかと思います。土粒の苗床から外した株を高湿度のミズコケ植えに
したことが影響しているのかもしれません。
今度の株は地が薄い黄色で緑も乗って来ています。一粒ずつの鉢への播種で
発芽させ、今後の鉢替えでも大きな環境の変化は起きないので、前回のような
株の喪失は起こらないのではないかと考えています。
真夏の現在は成長を止めていて、9月に入り涼しくなれば動き出すはずです。
大いに期待して見守っています。
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