コンポストにミズコケを使ってクンシランの栽培を始めたのは2021年8月からで、
未だ3年を過ぎたばかりです。
珍しい「パーマネント」に特化して、幼苗の育成や播種に取り組んで来ました。
しかしながらクンシランの斑入り葉には、縞や曙など魅力的なものがあります。
私は元々風蘭や富貴蘭の栽培歴が長く、斑入りの品種を多く作って来ました。
クンシランの葉は風蘭よりもずっと大型で、斑がきれいに入ると見応えがあります。
本日は直近に撮った縞斑のクンシランを紹介いたします。
縞を主に斑入りのクンシランの置場 8月31日に撮影
左下の葉幅の広い株は一般的な「ダルマの縞」で、多く流通しています。
他に4株ある縞物はストレートパーマです。これはパーマネントと縞物の交配で、
巻き葉の「オーロラ」にならなかった株で数は多いですが、上柄は少ないです。
ストレートパーマの縞 3株
縞に加えてタイガー斑の入る珍品
葉の全面にタイガー斑が入るのは2枚に1枚の割合で出て来ていますので、
これから出る葉が楽しみです。
クンシランの葉は向日性が強いために、置き場に放置したままで栽培していると
葉の姿が崩れてしまい、見た目きれいな葉が左右対称の株になりません。
広い栽培場では頻繁に鉢を回して均等に陽を当てることが出来ますが、
私のところはそれが出来ずに苦労しています。
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