地域によっては大雨の場所もあるようですが、ここ最近千葉では全く雨が降っていません。
毎日暑い日です。😅
暑すぎてメロンの生育も良くないし、パッションフルーツの花がピタッと咲かなくなりました。🥺
貴陽の色付きが濃くなり、味見したところ美味しかったので、7/16~収穫をしています。
去年より10日早い収穫です。
【 貴陽 】3年目のすもも
7/2撮影 色づき始めました。
7/16撮影① 収穫間際
上の写真と見比べると色づきが濃くなり、美味しそうになりましたね。
幾分大きくなったようにも見えます。
7/16撮影② 収穫間際
果実が大きいこともあって棚上は問題ないですが、棚下の枝は果実の重さでかなりしたたります。
棚栽培にしてよかったなーと思いました。
7/16撮影③ 収穫間際
1回目は上の方のだけを収穫しました。
収穫したばかりの貴陽
すももにはメロンと同じように追熟性があります。
収穫して2日後
少し、赤色が濃くなりました。
貴陽特有のリング状の模様「輪紋」と周りには「雲紋」という模様が入っているのが確認できます。
「輪紋」と「雲紋」は糖度が高くなった貴陽にしか現れないそうなので、期待が持てますね。😍
重さは小さいので100g、大きいので250g、全体では200g前後が多かったです。
我が家で収穫した平均的な貴陽
早速、8等分にカットしてみると
果肉は黄金色に近くとても綺麗で、焼きリンゴみたいな見栄えですね。
満遍なく蜜が入ったようにも見えます。
糖度を測ってみると
15度~17度でした。
想像だと30度越えかと思ってました。😀
肝心の味はと言うとめちゃくちゃ美味しいです。🤣
果汁がすごくあります。
なので、丸かじりすると果汁がボタボタこぼれ落ちるほどです。
お勧めの食べ方はアボガド等と同じように包丁で半分に切れ込みを入れて手で果肉をくるりと回して二つに分けます。
種をスプーンで上手にえぐり取ります。
そして、最後に4等分ないし8等分にスマイルカットして出来上がりです。
果汁は芳醇でコクがありとてもジューシーなのですが、甘いだけでなく皮の部分には酸味もあり、酸味と甘味のバランスが最高の一品ですね。😋
貴陽はやばいほど美味しいです。
あんず→バイオチェリーと食べて美味しいと思っていましたが、貴陽を食べてしまうともう貴陽一択になるほど美味しいです。
貴陽と桃ならどっち?て聞かれたら、間違いなく貴陽を選びますね。
こうなるとハウス内で一緒に栽培しているバイオチェリーとプルーンの栽培スペースを少なくして貴陽を中心とした分配にせざるを得ない感じです。
栽培しての感想は決して優しいものではない気がします。
3倍体のため結実も難しい上、以下のようなことが挙げられます。
①葉っぱや果実が虫に狙われやすい。
うちの地域だと果樹の中で最もコガネムシに食べられやすく、去年木を丸ごとネットで覆いました。
ネットで囲ったハウス内で栽培しているので安心していましたが、コガネムシに食べられました。😱
コガネムシに食べられた貴陽
そして、食べられたところにタネバエが群がり傷み始めます。🥺
ハウスは去年設置したのですが、幼虫が土の中にいてそれが孵ったためと思われます。
コガネムシもちゃんと分かっていてバイオチェリーやプルーンには見向きもせず、貴陽だけをかじります。😡
毎日チェックして見つけ次第、駆除の繰り返しでトータルで15匹もやっつけました。
②果実が傷みやすい。
雨が多く降ると水分を多く吸収してしまい、部分裂果して傷み易いです。
ハウス内で水分を少な目に管理していましたが、皮が薄いようで木の上で完熟を狙うと部分裂果し、傷み始める箇所が出てやすかったです。
特にリング状の模様部分は裂果しやすく傷み易いので果実に雨は当てない方がいいですね。
桃の袋を使って袋掛けが必要かなと思いましたが、袋をかけてしまうと部分的な裂果に気づけないので悩ましいです。
虫が心配ですが、笠がけが適当なんでしょうね。
栽培は決して簡単な方ではないですが、極上のフルーツを収穫できたときの達成感は最高ですよ。
是非チャレンジを検討してみてください。😊
本日も見てくださりありがとうございました。