突然の『行かない宣言』
不登校になったのは私のせい
ずっとそう思っていたので,私が何とかしなくちゃと思いました.そこで,不登校のカウンセリングをしている方々のブログを読みあさり,どのように対応すればよいのかを今まで以上に考えました.
私としては不登校を受け入れた父親は何をするべきなのかが知りたかったわけなんですが,どのブログを見ても母親との関係ばかりクローズアップされていて,父親はどうするべきなのか見えてきませんでした.
不登校になったのは私のせいなんだから
父親との関係が改善されなければ不登校は解決しないじゃないかぁ!
ずっとそう思いながら,本当に藁にも縋る思いで解決の糸口を懸命に探しました.
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9月に入ってから,息子は少しずつ寝る時間が遅くなってました.そしてその頃の私は,絶対に昼夜逆転はさせたくないという思いがあり,仕事から帰ると布団に一緒に転がって,息子がゲームをしているのを見ながら息子が寝るまでしゃべったりしていました.
ある日あまりに眠かったので,先に寝ました.息子も「おやすみ」と言ったのですぐ寝るものだと思ってました.
ところが,明け方4時頃にトイレに起きると息子の部屋の電気がついている様子.
まさか・・・
ずっと起きていてYoutube を見ていました.
私に見つかってさすがにまずいと思ったのか,すぐに電源を切って寝ようとしました.
私は息子の枕元に座って独り言のように話をしました.
昼夜逆転したら,顔を合わす時間が無くなってしまい私が寂しいと思うこと
私の厳しさから不登校になってしまい,辛い思いをさせて後悔していること
その次の日夢を見ました.
真っ暗の中,息子が私の手を握ってきました.「パパ」と私のことを呼んでいるんですが,暗くてよく見えないんです.「パパ」と呼ぶので,「どうした○○」と答え,よーく見てみると息子がこっちを見てニコニコしてました.まるで,私の愛情を確認するかのように.
目を開けると,すこし離れた所に息子が立っていて,こっちを見ていました.
息子を呼び寄せて抱きしめて,こう言いました.
大丈夫だよ.パパは君のことを愛しているから安心してね.何の心配もいらない.
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ある日,ブログを読んでいたら,以下ような記事を見つけた (下にリブログさせていただきました).
子どもをありのまま丸ごと受け入れるってどういうことですか?
パパ,やっと気付いたよ.
パパはさぁ,不登校という事実を受け入れていただけで,君のことを受け入れてなかった.つまり
『○○な君は好き』 だけど 『△△な君はちょっとイヤだな』
って感じで,無条件で君のことを愛せてなかった.
口では「大好きだよ」って言っておきながら
『約束を守らない君は…』 『練習しない君は…』 『~できない君は…』
そういう君にいつもイライラしてた.
君が「もういやだ! 全部いやだ」と言ったのは,『パパにコントロールされること』,『パパのために良い子でいること』などに対する抵抗だったんだね.
以前,「こんなオレじゃダメなのか?」って言ったのは
こんなオレでも受け入れてくれ!
という願いだったんだね.君はパパに受け入れてもらえていないことに気付いてたんだね.愚かなことに,パパは気付いてなかったよ.
ゴメンね..ホントにゴメンね.
神様やご先祖様が私に「変わりなさい」って教えてくれているんだろうな.『子供を愛すること』ってどういうことなのかに気付かせてくれたんだろうな.
その時本当にそう思いました.
似たような記事は今まで何度も読んだことがあるはずなのに,この記事はスッと受け入れられた.
直感でした.
この人なら,きっと私に大きな気付きを与えてくれる.この人なら絶対に我らに大きな希望を与えてくれる.
rikaさん,この方のセッションで私の価値観はガラリと変わりました.
そして,息子に本当の笑顔が戻ってきました.