子供の様子を見て，子供とのやり取りに対して

ネガティブな思いが湧いてきたとき

自分がどう感じているのか？

しっかりと自分の心にベクトルを向けて

それをノートの書き出すことで，自分がどう感じているのかを客観的に理解することができます．

頭の中でそれをやっていると，次から次へといろんなことが浮かんできて

自分が何を感じていたのか？　どう感じていたのか？　がわからなくなってしまいませんか？

これが，グルグルの一つの原因です．

子供が何も言わないから，何を考えているのかがわからない

という相談をされることがあります．
 

確かに，「言わないとわからないじゃん」というのはあるでしょう．

もしかしたら，子供自身

自分がどう感じているのかがわからない，どうしたいのかわからないという状態なのかもしれません．

だとしたら，話せないのは当然で，そこは信頼して待つしかありません．

でも，子供が胸の内を話せる関係性は築けていますか？

エネルギー的な視点から見ると

自分が感じていることは，同じ思いを他人に感じさせている可能性があり

自分が感じていることは，同じ思いを自分自身に感じさせている可能性があります．

自分自身に感じさせているというのは，自分自身のことをそういう人間だと心の奥で感じているということ

いわゆる，セルフイメージです．

だから，あなたが

子供が何も言わないから，何を考えているのかがわからない

と感じているのであれば，あなたが

私は思ったことを口にできない人

言ってもどうにもならない人

思ったことを口にしたら，嫌われる，相手を傷つける

などと，心の中で自分自身に対して感じている可能性があります．

そうなると

あなた自身が思ったことを言わない

もしくは，思っていることと口に出すことが違ってきて

相手に「何を考えているのかわからない」と感じさせてしまいます．

だから子供も，自分の考えを話さないのかもしれません．

また，過去の出来事から，子供があなたに対して

言ってもどうにもならない，言ったら嫌われる，傷つける

と感じているのかもしれません．

だから，子供は，自分の考えを話さないのかもしれません．

ただ，過去を悲観しているだけでは，未来も同じです．

過去を変えることはできませんが，未来を変えることはできます．

過去の意識が今を作っているのなら

今の意識が未来を作ります．

だから，あなたが子供に対する意識を変え，自分のセルフイメージを変え

一つ一つ行動を積み上げることで，未来は変わります．

相手が話してくれる関係性が築けていないなら

それを築くところから始めていきましょう．

そして，子供が何を考えているのかわからないと感じているということは

あなた自身が

私は何を考えているのかがわかっていない，わかろうとしていない

だから，自分がどうしたいのかもわからない

誰かに答えを教えてほしい

と感じているというメッセージでもあります．

頭で思っていることと，心の奥底で感じていることが違うことって多いです．

でも，心の奥底で感じていることを感じたくないから

それを避けるために，思っていることと口にすることが変わってきます．

でもね，思っていることを口に出すよりも，感じていることを口に出した方が

相手にあなたの本当の思いをわかってもらえることが多いのです．

子供への意識を変える，自分のセルフイメージを変える，自分の本当の思いを知る

もちろん，今まで『やり方』はブログに何度も書いてきましたが

自分ひとりでやるのは，正直言って大変だと思います．

いきなりひとりでやるって，初めて車を運転するのに，教官無しでやってみるようなものだから．

だから，ちゃんとあなたに合ったやり方を教えてもらいながら取り組んだ方が

身に付きやすいと思います．

夏休みも終わります．

頭の中でグルグルが静まらない状態でいるのなら

カウンセリングやセッションを通して，一歩踏み出してみてはいかがでしょうか？