昨日はサントリーで、ギルバート 都響のプロムナードを聴きました。

 

曲目は7/14 都響スぺと同じ。

 

ニルセン《ヘリオス》、交5、ラフマ Pf協3(w/ゲルシュタイン)。

 

ニルセンは大好きなので、2日続けて聴いても飽きない。

 

それどころかギルバート 都響の演奏で聴くと、益々好きになります。

 

特に、交5。

 

攻撃的な響きと平穏な響きが拮抗する第1楽章。

 

音の重ね方がアイヴズっぽくて面白い。

 

ニルセンが交5に着手したのが1920年、全曲が完成したのが1922年。

 

ニルセンがアイヴズ(1874-1954)の作品を聴いたかどうかは分かりません。

 

昨日も西川さんの容赦ないスネアは最高でした。

 

画像

 

第2楽章でフーガがビルドした後の抒情は、コープランド(1900-1990)を先取りしたかのよう。

 

ニルセンはデンマークの作曲家ですが、米国の近現代音楽と近しいものが感じられて面白い。

 

ギルバートのニルセンが素晴らしいのも、納得。

 

来年5月にルイージがN響と交2《4つの気質》を演奏するので、こちらも楽しみ。

 

一方、後半のラフマ Pf協3ではニルセンのような感銘は受けず。

 

ニルセンが良過ぎました。

 

そもそもラフマはニルセン程好きでないこともありますが、演奏もマツーエフとゲルギエフ マリインスキー管のほうが好み。

 


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