愛して止まない作曲家のアイヴズとニルセン。

 

今週は両方聴けます。

 

明日7/16はギルバート 都響で、アイヴズ(ブラント編)《コンコード交》より「オルコット家の人々」。

 

アイヴズの《コンコード・ソナタ》(Pfソナタ2)をブラント(Henry Brant, 1913-2008)が交響曲として編曲したもの。

 

その第3楽章が明日演奏される、「オルコット家の人々」(The Alcotts)。

 

ブラントによるオーケストレーションですが、ブラントはアイヴズの音響空間に共感していた作曲家なので、面白く聴けそう。

 

彼の代表作《アイス・フィールド》を聴くと、確かにアイヴズの影響が感じられます。

 

 

アイヴズは今年生誕150年、没後70年。

 

それなのにアイヴズの交響曲を取り上げる在京オケは皆無。

 

編曲物で抜粋とはいえ、ギルバート 都響が《コンコード交》を演奏してくれて嬉しい。

 

そして7/20の高関 シティは、ニルセン《アラジン組曲》。

 

《アラジン》の第5曲「イスファハンの市場」は、まるでアイヴズ。

 

昨年10月のN響Cプロで、高関さんがブロム翁の代役で組曲から4曲を振りましたが、そのときは聴けず。

 

高関さん曰く、「実はこの間、(《アラジン》を)某オーケストラで抜粋で演奏する機会がありまして、そのときに非常に面白いなと思いましたので、これを今回シティ・フィルの定期に取り上げてみようと思います。」

 

 

 


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