帝王切開カウンセラーの細田恭子(ほそだやすこ)です。

 

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昨年開催した帝王切開をキーワードにした連続講座が、助産雑誌に特集として組まれることになりました。

 

先日、その特集に掲載される、先生方との座談会でした。

 

お忙しいドクターたちがなんとかご都合を合わせてくださり、2回にわたって開催することができました。

 

 

 

5/24 第1回は

りんくう総合医療センター 産婦人科部長(マンガ『コウノドリ』のモデルでもある)荻田和秀先生と

日本産科麻酔学会理事長 埼玉医科大学総合医療センター産科麻酔科 診療副部長・教授 照井克生先生との対談。

 

 

対談はあっという間の40分でしたが、本当に貴重で何度もに泣きそうになりました。

 

昨年の講座に続き、今回の特集も「連携」や「チームワーク」をテーマにお話していただきました。

 

 

 

私はどうしても当事者の立場で伝えてしまうので「産む人を中心とした帝王切開」に偏りがちなのですが、荻田先生は最初に

「私は『生まれる人のため』の帝王切開だと思っています」とハッキリおっしゃいました。

 

 

 

先生がお母さんに説明するとき、

「帝王切開は赤ちゃんのワープです。リスクを伴います。そのリスクを冒してまで、ワープをしなくてはならない時があって、それは生まれる人のことを一番に考えなければいけない時」と説明されるそうです。


そして

「そのことを、まず決断する人(医師)が認識すべき。どういう適応で帝王切開するのか芯をしっかり持て」を座右の銘にされていらっしゃるそうです。

 

 

 

照井先生は、産科麻酔科の立場としてお話しくださいました。

産科麻酔科は「産む人」のために麻酔管理を行っている。

術中の様子をチームの一員として見守っていらっしゃるお立場で、出産の経過がわかる「産む人」にとって、帝王切開がトラウマになるのだとしたら、「産む人」を中心にすることも大切とおっしゃいました。

 

 

「プロとしてのパフォーマンスができていますか?」という言葉を深く考える時間でもあり、「助産師はゴールキーパーでありコマンダーでもある」という言葉を全助産師さんにプレゼントしたくなったり。

 

 

 

対談の後は、助産師さんの代表で参加してくださった宮下絵美さんと金子聖子さんから助産師さんの視点で、ママたちの心身のケアについてたくさんの質問を投げかけてくださいました。

 

 

 

つたないファシリテーターでしたが、宮下さん、金子さんの質問力に助けられ、横手直美先生福澤利江子先生が見守って下さって、心から楽しい時間でした。

 

本当にありがとうございました。

 

 

とにかく助産雑誌を早く皆さんに届けた~い飛び出すハート

 

 

 

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■今後の講座■

◆6/16 幼稚園でのいのちのお話

◆6/19 帝王切開のお産の振り返り 満席

◆6/26 ちっちゃな読書会

◆6/28 公民館でいのちのお話

◆7/6 帝王切開で出産したママのお話会In北浦和

 

 

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