スケジュールより半月ほど遅れていますが、裏庭の奥から株周りの清掃と施肥(お礼肥)に進みます。
バラ以外の植栽をほとんどしていないので、広がっていた下草が無くなり、すっきりしてしまった感じですが、カミキリムシ幼虫による被害の対策を優先として、株周りの視認性を高めます。
カミキリムシに入られる確率の高い空間ごとの主要なバラは、今の時点で株の裏にも目を通していますが、最初の被害を発見するまでは、全体的には表側を見て回るくらいで流しています。
つい先日、刈り込んだと思っていた芝生がだいぶ伸びていました。
芝生に水を撒いてから仕事に出かけようと裏庭に回ったところ、倉庫上のつるバラで戯れる2匹のカミキリムシを発見。
出かける前だったため装備があまく、1匹は取り逃がしてしまったかも知れません・・。
カミキリムシの止まっていたバラは、庭の中でもっとも古株となる「つるアイスバーグ」
例年カミキリムシによる被害を受けており(もちろん全て撃退)株周りの清掃は幼虫の発生時季までに終えておきたい作業なので、後手に回ってしまわないようペースを上げて取り組みました。
倉庫前の手入れを終え、イングリッシュローズが多く植わる工房前花壇の清掃へ。
出番がなく倉庫の中で数年ほど眠っていた道具「長柄の三角ホー」を持ち出し、懐の深い花壇の手入れで使ってみたところ、奥に踏み入ることなくほとんどの雑草を取り除くことが出来ました。
以前使用した時には、イメージ通りの手応えを感じられませんでしたが、道具を寝かせたことで先端の食いつき具合が変わったみたいです。花壇専用の道具にしても良いかなと思えるほどに有効でした✨
施肥の際には花壇の中まで踏み入りますが、雑草を抜いて回るには狭いので、枝を折ってしまうリスクを下げられました。
工房側の花壇では「アレゴリー」と「ミステリューズ」を育てています。日照環境の良いとは言えない場所ですが、雰囲気を楽しめるくらいには咲いてもらえています。
奥の鉢「ミステリューズ」は、カミキリムシによる被害を数回は受けており、対処の難しい場所なので主要なバラと同等に被害を広げないよう目を通して行きます。
この状態では目も通らないので・・
広がっていた下草を取り除き、幼虫被害が発生した際の対処態勢を整えます。
この辺りは土部分が少なく、コンクリートの隙間に見つけたスペースに鉢底を抜いた植木鉢を用いて、GL(グラウンドレベル)が下がらないように植えています。
工房側の清掃終え、倉庫前のバラに目をやると、株もとにとまっているカミキリムシを発見。
頭かくしての状態は、写真を撮ろうとしたところで察知され、裏に回られたところの様子です。
先日逃したかもしれない1匹か、新たに飛来してきたカミキリムシなのかは分かりませんが、今季も幼虫による被害は少なくないだろうなと見積もりました。
バックガーデン(裏庭)の清掃と施肥を終え、ヒルズガーデン(中庭)フロントガーデンへと作業を進めます。