今週のマーケットは、高値圏でのもみ合いで日経平均は年初来高値をわずかに更新しTOPIXとダイバージェンスとなって終えています。このように、明らかに指数間で動きがまちまちとなってくると波乱が起きる前兆のようなものであったことが経験則では感じられます。しかし、その経験則が最近の相場ではAIに察知されて逆を突かれることが多く非常に難しくなっています。

前回も載せた日経平均週足上値抵抗ラインです。ダマシとはならず高値をキープしています。これによって2点を結ぶだけの単純なラインではこういうラインも引くことができます。

また、NYダウは週足上値抵抗ラインで綺麗に抑えられています。

このように、日経平均だけが強い動きとなっておりナスダックや上海・香港等も違う動きとなっています。しかし、欧州株でDAXだけが日経平均と近い動きとなっており、昔からDAXと日経平均の相関は高いものがありますが足元は異色の強さとなっていますが、日経平均よりもDAXが一番強い動きとなっています。

ラッセル含めた他の米国株価指数を見てもばらばらとなっており、日経平均とDAXと指数間ダイバージェンスと思われ他の指数が高値を更新してこないと日経平均とDAXだけが高いのが解消される動きとなる可能性がありそうです。

 

よって、個人的には打診売りの処理を打診でない売りにするチャンス待ちと考えています。

 

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