今日はフランスを代表する大作家のひとり
マルセル・プルーストの誕生日
こんな人でした
詳しくは以下のリンクを
マルセル・プルースト https://g.co/kgs/TwYqQX
「失われた時を求めて」といえば
紅茶とマドレーヌの香りが定番なのだけど
この小説の中には日本庭園や盆栽の描写が
ちょくちょく出てくるらしい
19世紀末の壮麗なる文化が花開くパリ
16区のブローニュの森周辺に住んでいた、モンテスキュー伯やロッチルド(ロスチャイルド)など錚々たる大富豪に仕えた日本人庭師がいたという
その名はハタ・ワスケという
横浜市鶴見出身で祖父、父や兄も代々植木職人
ワスケに関する下記の本を図書館から借りて読んでみたけどネトフリのドラマにしたら面白いのでは❓
と久々に刺さる本に出会えた気分
プルースト研究家であった著者が外務省外交資料館で彼の死亡記録とフランス人の元妻が財産分与を要求した記録を発見、これを機にワスケの生涯と多彩な活躍ぶりが明らかに(晩年は功績が認められて勲章を授与されたばかりでなく死後、ワインをアパート地下の貯蔵庫に蓄えていた事実も❗️)
プルーストの代表作には、ワスケがモデルとされる黒人の召使が出ていて、ワスケ同様に片言のフランス語を話す頑固なキャラらしい
ワスケが手掛けた庭園はわずかしか残っていないものの、住んでいたアパートはまだ残っていて金融マンやエリート層が多く住んでいるらしい
4月の終わりに草月プラザで見た現代美術展
イギリスのクリス・ヴァン・エヴァンスの作品は、プルーストの「失われた…」の翻訳された文章の一部をネオンアートに起こし、盆栽とのコラボレーションを試みていた
エヴァンスがワスケを知っているかは不明だけど、この作品を見た後にワスケの伝記本に出会えたのは何かの啓示かな❓
と一人ごちるブログ主
次回パリ旅行の宿題がまた一つ