さて
三叉峰への道は、まだまだ先がある。
稜線を目指して、再び登り始める。
そしてこの道が
最初のうちは伐採された木の根っこなどが入り組んでいて歩きづらく、
途中からは岩が重なった急傾斜で、
きつく
いや
かなりきつく
それでも登るしかなく
さっきのウッドデッキが眼下はるか遠くなってもその道は終わらず
下ってきた人と「けっこう手強い道ですね」と話をしたとき、登山を始めて数年、初めて、
「でももうすぐですよね?」
と、助けを求めるように、尋ねてしまった……。
しかし
どんなに大変でも終わらない道はない。
頑張って
頑張って
三叉峰
到着ーーーーーーーーーーーーーーー。