三日月に誘われて | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

夕暮れに

三日月を見つけていた


午後十時に

歩いてスーパーへ


急がなくてもいいけど

あってもいい買い物を口実に

月を見ながら歩きたかった


じゃあついでに飲み物をと頼まれ

それとプリンもあれば嬉しいと


外に出ると空一面に雲

月は見えなかった


頼まれ物がなければ

引き返していた


最初の目的が変わってしまうのは

人生でもよくある


目的の中に

プリンがあって良かった




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