フランス人のご婦人。
認知症を患っていながらも
毎朝
欠かさず
「オーデコロンを。
蓋を開けてくださいますか?」
と。
手首、首元に
香水を吹きかけていらっしゃって。
そして真っ赤なルージュ。
丁寧な言葉遣い、
その所作がとても素敵で。
私の3倍くらいのご年齢、
いくつになっても
お綺麗な秘訣はこれなのかしら。
と憧れていました。
ドイツの都市・ケルン
フランス語、
オーデコロン
Eau de Cologne
日本語にすると
ケルンの水
ケルンというのはドイツの都市。
大聖堂が有名です。
ケルン
1709年に
世界で一番古い香水の工場が創られた場所。
香水発祥の地と
されています。
先述したご婦人が使っていたのは
4711
の香水でした。
ケルンに本店を構え、
オーデコロンの元祖とされる
4711
(フォーセブンイレブン)
(これまで、
よんなないちいちって呼んでたし、
これからもそう呼ぶと思う)
使ってらっしゃる方を
初めて見たので
感激するとともに、
さすがだな、ともう
ため息しか出ませんでした。
私はケルンに行くまで4711のこと
知らなかったのですが、
皆さんはご存知ですか?
@cosmeの紹介文
発売日は1792年10月となってます。
200年前から同じ商品ということ
ケルンにある4711本店
水色×ゴールドの
商品パッケージに合わせた
ディスプレイ
天井には香水瓶がたくさん。
店内には香水博物館もあります。
4711は
爽やかでありながら
上品な香り。
本店では
様々な香りが販売されていましたが、
日本での取り扱いは
2種類程度のようです
こっちはメンズ用っぽいです
この間ハンズでも
取り扱っているのを見かけました。
香りを纏う
香水を纏ったご婦人が
旦那さんとお会いする時、
とても幸せそうで。
香りを纏うことは
幸せな雰囲気をも
纏うことなのかもしれない。
なんて思うのでした。
4711の香りは
とても上品で高貴で
私にはまだ釣り合わない、
というのが本音です。
香りの質を
意識するようになったのは
wicotを使い始めてからでした。
某歌詞にもあるように、
香りで誰かを思い出すことがある。
香りは誰かの
アイデンティティにもなりうる。
自分の好きな香り、
今の自分にぴったりな香りを
見つけたい。
香りを探す旅。
続きます。