すでに、カナダからスイスに戻っていますが、大事な思い出は備忘録としてっ自分のために残したいと思います。

私の好きなnetflixの番組に「クィア・アイ」があります。LGBTの5人が、アメリカ各地の悩める男女の外面、内面を変化させていきます。
特に私が好きで何度も見たのはシーズン6の「ジェニー・セッケルの日記」
私のように周囲と比べて自信を無くした教育者が主人公。

まず朝起きてベッドを片付けていない彼女にキィアアイのメンバーが注意します。ベッドの片付けにかかる時間は20秒。これを1週間続ければ、その状態に慣れる。1日を良い気分で迎えることができる。
と。日本人は布団を押し入れに入れて片付けますが、ベッドメーキングは日本人とは違う習慣です。ベッドを出したままの欧米人にはベッドを毎朝片付けることはとても大事です。義父も毎朝していて、わたしもそれを手伝っていました。90歳になる義母もベッドメーキングは毎朝の習慣です。

私も毎朝30年以上前に結婚祝いにいただいたキルトをベッドの上にかけています。私たちのキルトは、結婚指輪をモチーフにしたキルト「Double wedding Ring」です。
ベッドを整えるだけで1日の気分が違います。





Double wedding Ring



キルトを被せただけ



キルトを被せただけですが、これを見ると心が和みます




結婚したばかりの次女夫婦にもこれを習慣にするために、キルトをプレゼントしたいと思っていました。
カナダのキルトは長い長い冬の女性の手仕事として、現代も作られている、伝統的な手工芸品です。

前から訪ねたかったセントジャーコブスの市場で、メノナイトの作ったキルトを購入したいと思っていたので、この市場を訪ねました。




その日、街の中心にある、キルトセンターに行き、いくつかのキルトを見せてもらいましたが、時間をかけて作られたキルトは通常とても高価です。予算よりもはるかに高価だったので、ここでの購入は諦めました。夫がたまたま道の途中にあった「キルト」のサインを見つけ、その家へ。メノナイトの家族が住む敷地へと入って行きました。人の影が見えたので、ドアをノック。メノナイトの女性が家の中に迎え入れてくれました。前回、メノナイトの敷地の中に入ったことはあるけれど、家の中に入るのは初めてです。緊張して入っていくと、彼女が知人と一緒に作ったというキルトをいくつか見せてくれました。作者のわかっているキルトが何よりも欲しかったのと、スモールビジネスなので、税金がかからない分、ダウンタウンで見たキルトよりも幾分お手軽な値段だったので、迷うことなく購入。次女夫婦に無事に渡すことができました。次女たちにも写真を送り、好きな柄を選んでもらいました。


これが次女夫婦に購入したキルト。

豪華です



こちらと迷いました


家の中には、病人が1人いました。夫が「ご主人ですか?」と聞いたら「いいえ、私の兄弟です。子供が8人いるけれど、皆遠くにいるので、私がみているのです」と言いました。とても感じの良い彼女が作ったキルトを購入できてとても幸せな夫と私でした。

その日、市場で購入した果物に野菜、メープルシロップ、鶏肉、豚肉、牛肉を購入、料理しましたが、どれも素材の味がはっきりして、美味でびっくりしました。また行きたい所です。






 

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