3428403



◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/05(月) 21:08:09.39 ID:u9VvUwrr0
がちゃっ

古鷹「あ、提督」

愛宕「おはようございまーす」

提督「おはよう」

愛宕「あら?その娘は?」

古鷹「もしかして、新しい艦娘ですか?」

提督「ああ、本日を持ってうちで預かることになった・・・

文月「文月って言うの よろしくぅ~」

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◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/05(月) 21:16:56.19 ID:u9VvUwrr0
古鷹「初めまして、わたしは古鷹って言います」

愛宕「わたしは愛宕 よろしくね」

文月「よろしくぅ~」

愛宕「あらあら」

愛宕「とーーーっても可愛い娘ですね、提督」

提督「そ、そうだな」

愛宕「あらぁ?どうして目を反らすんです?」

提督「いや、反らしてないし」

愛宕「わたしの目を見て言ってくださいよー」

提督「いや、だからね」





古鷹(提督も、やましい所がないなら堂々としてればいいのに)
◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/05(月) 21:23:08.70 ID:u9VvUwrr0
文月「ねぇねぇ」

文月「どして提督は怒られてるのぉ?」

古鷹「えっとね、あれは怒られてるんじゃないの」

文月「んぅ?」

古鷹「愛宕と提督は恋仲なのね」

古鷹「焼きもち妬いてるって言えば、分かりやすいかな」

文月「ふぅん」

愛宕「古鷹ちゃーん、何を話してるのかなぁ?」

古鷹「い、いえ、何も」
◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/05(月) 21:29:59.59 ID:u9VvUwrr0
文月「提督とぉ愛宕ちゃんはぁ、恋人さん?」

提督「なっ!?」

愛宕「何を言ってるのー!?///」

文月「だって、すごぉくお似合いだからぁ」

愛宕「そ、そうかしらー」

愛宕「いい娘ねー、文月ちゃんは」





提督(あの愛宕をあっさり手なずけただと!?)

古鷹(この娘、あなどれないかも)




 ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/05(月) 21:39:00.96 ID:u9VvUwrr0
提督「そういえば、そろそろミーティングの時間じゃないのか?」 

古鷹「そうなんですけど」 

愛宕「まだ加古ちゃんが来なくてー」 

古鷹「・・・面目ありません」 

こんこん 

愛宕「はーい」 

がちゃっ 

加古「ふぁぁ、はよぉ」 

提督「・・・加古、お前」 

加古「あれっ!?」 

加古「提督がどうしてここに!?」
 ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/05(月) 21:44:40.14 ID:u9VvUwrr0
提督「俺が会議室に居て、何か問題でも?」 

加古「い、いやー」 

加古「提督も参加するって聞いてなかったからー」 

愛宕「安心して遅れて来たってことねー」 

加古「だって、古鷹が出てんなら後で聞けばいいかなーと思ってぇ」 

提督「・・・・・・」 

愛宕「・・・・・・」 

古鷹「・・・・・・」 

加古「ダメぇ?」 

提督「今日からトイレ掃除3日な」 

加古「えーーーーー!?」
 ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/05(月) 21:47:34.91 ID:u9VvUwrr0
文月MEMO 

わかったこと 



・ていとくとあたごちゃんは、こいびと 

・ふるたかちゃんは、いいひと 

・かこちゃんは、ざんねんなひと 



 ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/05(月) 21:53:52.77 ID:u9VvUwrr0
提督「じゃあ俺は、みんなに文月の紹介して来るから」 

愛宕「はいはーい」 

古鷹「行ってらっしゃい」 

加古「・・・しゃーい」 

ぽんぽん 

加古「ん?」 

文月「加古ちゃん、がんばぁ」 

加古「何か心配されてる!?」 

提督「まあ、頑張れ」 

加古「提督まで!?」
10  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/05(月) 22:04:23.45 ID:u9VvUwrr0
提督「えーっと、あそこに居るのは」 

提督「おーい、電!」 

電「!?」 

ずさささーっ 

電「はわわわ!びっくりしたのです!」 

提督「・・・そんなに驚かんでも」 

電「ご、ごめんなさいっ!」 

提督「今日は新人の紹介だ」 

文月「わたし文月 よろしくぅ~」 

電「よっ、よろしくお願いします!」 

提督「同じ駆逐艦同士、仲良くしてやってくれ」 

電「ははは、はいなのです!」 

提督「・・・電は、もうちょっと肩の力抜こうか」
11  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/05(月) 22:14:42.36 ID:u9VvUwrr0
文月「さっきずさーって、すごぉく速かったぁ」 

電「そ、そうかな?」 

???「速い!?」 

電「ふぇ!?」 

提督「ん?」 

島風「わたしより速い艦なんか、居るわけないじゃない!」 

提督「島風か、ちょうど良かった」 

島風「提督、タービン周りの整備の予定、どうなっちゃったんですか!?」 

提督「そ、その話はまた今度な」 

提督「ほら、新人が入ったんだ」 

島風「その娘、わたしより速い!?」 

電「わ、わたしに聞かれてもー」
12  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/05(月) 22:24:19.89 ID:u9VvUwrr0
電「では、射撃訓練に行くのです」 

島風「じゃあね、今度かけっこしようね!」 

文月「ばいばぁい」 

提督「・・・何か、始まったばっかなのに疲れたなー」 

???「騒がしいと思ったら、提督でしたかー!」 

文月「んぁ?」 

提督「なんだ、あぶ・・・あぶ・・・ 

阿武隈「まだ名前覚えてくれてないんですか!?」 

提督「冗談だよ、阿武隈」 

阿武隈「なら、ちゃんと書けるようになったんですよね!?」 

提督「い、いやー」
13  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/05(月) 22:29:26.60 ID:u9VvUwrr0
阿武隈「なったんですよねぇ!?」 

提督「あ、当たり前じゃないかー」 

阿武隈「じゃあ、書いてみてください!」 

提督「えっと、いまツキ指しててペンが握れなくて」 

阿武隈「絶対ウソですー!」 

文月「わたし、書けるぅ」 

阿武隈「へ?」 

提督「本当か?」 

文月「よいしょっと」 

かきかき 

文月「はぁい」
14  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/05(月) 22:32:44.07 ID:u9VvUwrr0
[ あ ぶ く ま ] 





阿武隈「・・・・・・」 

提督「・・・えーっと」 

阿武隈「すごい!この年でもうわたしの名前が書けるなんて!」 

阿武隈「提督も少しは見習ってください!」 

提督「ひらがなでいいのかよ!!!」
15  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/05(月) 22:35:24.10 ID:u9VvUwrr0
文月MEMO 

わかったこと 



・いなづまちゃんは、びっくりやさん 

・しまかぜちゃんは、はやい 

・あぶくまちゃんは、なまえをかくとよろこぶ 


19  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/06(火) 20:56:59.01 ID:5vbfpGSl0
提督「さて、次はと」 

文月「あそこ、誰かお話してるぅ」 

提督「・・・・・・」 

文月「提督ぅ?」 

提督「・・・あいつらに紹介しちゃいかん気がしてならんのだが」 

文月「どして?」 

提督「文月は中二病って知ってるか?」 

文月「・・・?」 

提督「まあ、世の中には知らなくても問題ないこともある」 

提督「見ろ、あれが中二病だ」
20  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/06(火) 21:08:14.54 ID:5vbfpGSl0
天龍「フッ、本当はオレが怖くて仕方ないんじゃないか?」 

木曾「何でオレがアンタのこと怖がらなくちゃいけないのか、分からないねぇ」 

天龍「フフフ、オレにはお前の動揺が手に取るように分かるんだぜ?」 

木曾「この鋼鉄のハート、見くびってもらっちゃあ困るな」 

天龍「なあ龍田、お前はオレ達のどっちが最強だと思う?」 

木曾「賢明なアンタなら、分かるよな」 

龍田「んーとねぇ」 

龍田「どっちも鬱陶しいから、死んじゃえ♪」 

どんっ どごぉぉん 

提督「って、コラぁぁぁぁぁ!!!」
21  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/06(火) 21:19:36.25 ID:5vbfpGSl0
提督「あれだけ建物の中じゃ撃つなって言ってあるだろう!」 

龍田「あらぁ、提督」 

龍田「いきなり後ろから現れると、間違えて撃っちゃいますよ?」 

提督「だから、ここじゃ撃つなっつってんだ!」 

龍田「あらあら?その可愛らしい娘はどなたかしら?」 

文月「わたし文月 今日からなのぉ」 

龍田「わたしは龍田 よろしくねぇ」 

龍田「それで、あっちに転がってるのが天龍ちゃんと木曾ちゃん」 

天龍「フッ、オレが怖いか?」 

木曾「おはよう、可愛いお嬢ちゃん」 

提督「・・・お前らボコボコ過ぎて、セリフに説得力ないからな?」
22  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/06(火) 21:22:27.88 ID:5vbfpGSl0
文月MEMO 

わかったこと 



・きそちゃんは、ちゅうにびょう 

・てんりゅうちゃんも、ちゅうにびょう 

・たつたちゃんは、うしろからはなすとあぶない 


23  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/06(火) 21:33:21.39 ID:5vbfpGSl0
提督「あそこに居るのは、お前の姉妹じゃないか」 

文月「菊月ちゃんとぉ、皐月ちゃん」 

提督「おい、菊月!皐月!」 

菊月「ん?」 

皐月「ボクを呼んだかい?」 

文月「文月なのぉ 久しぶりぃ」 

皐月「久しぶりだなぁ 元気だったかい?」 

提督「今日から、また一緒だ」 

菊月「で?」 

提督「で?」 

菊月「それが何?」
24  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/06(火) 21:38:09.13 ID:5vbfpGSl0
提督「それが何って言われても、よろしく面倒見てやれとしか」 

菊月「そうか」 

菊月「皐月、頼む」 

提督「・・・ドライだなー」 

文月「菊月ちゃん、いつもこうなのぉ」 

提督「ま、まあいい」 

提督「皐月、よろしく頼むぞ」 

皐月「まっかせてよ、司令官!」 

皐月「鎮守府内の案内以外なら、何でも来いさ!」 

提督「・・・いい加減、道覚えれ」 

文月「皐月ちゃん、いつもこうなのぉ」
25  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/06(火) 21:46:33.46 ID:5vbfpGSl0
伊168「初めまして、伊168よ」 

文月「い いちろく・・・ 

伊168「覚えづらいんなら、イムヤでいいわ」 

提督「なぁ、いつも思うんだが」 

提督「読みやすさなら、イロハでいいんじゃないか?」 

伊168「何を言ってるの!?」 

伊168「イムヤの方が、カッコイイじゃない!」 

提督「・・・理由、それかよ」
26  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/06(火) 21:48:27.66 ID:5vbfpGSl0
文月MEMO 

わかったこと 



・きくづきちゃんは、いつもどおり 

・さつきちゃんも、いつもどおり 

・いむやちゃんは、かっこいいよびかたがすき 


27 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/08/06(火) 21:53:44.46 ID:3J98PQJ1o
俺が最初に轟沈させてしまった望月ちゃんは出ますか?
28  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/06(火) 21:56:21.79 ID:5vbfpGSl0
大潮「おっはようございます、司令官!」 

提督「ああ大潮か、ちょうど・・・ 

ひゅぉぉぉん 

提督 ・・・良かった」 

大潮「大潮、常に全力疾走です!」 

・・・・・・・・! 

・・・・・・! 

・・・・! 

提督「・・・・・・」 

文月「・・・・・・」 

提督「あれが大潮だ 全力で走ってないと死んでしまうらしい」(大嘘) 

文月「お疲れさまぁ」
29  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/06(火) 21:58:18.03 ID:5vbfpGSl0
提督「お、あの後姿は」 

山城「姉様!?」 

提督「山城の方だったか」 

山城「・・・なんだ提督か」 

提督「司令官に向かって、なんだとは失礼だな」 

扶桑「そうですよ山城 提督に謝りなさい」 

山城「姉様ぁ♡」 

提督「・・・このシスコンが」
30  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/06(火) 22:03:18.43 ID:5vbfpGSl0
山城「なななな、何を言っているの!?」 

提督「いや、見たままを言ったんだが」 

扶桑「まあまあ、提督も山城も・・・あら?」 

文月「はぁぁ」キラキラ 

提督「どうした文月、そんなに目を輝かせて」 

文月「でんどろびうむが、2機もぉ」 

提督「・・・お前の身内に、絶対ガノタが居るだろう」
31  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/06(火) 22:06:22.67 ID:5vbfpGSl0
文月MEMO 

わかったこと 



・おおしおちゃんは、とまるとしぬ 

・ふそうちゃんは、でんどろびうむ1ごう 

・やましろちゃんは、でんどろびうむ2ごう(しすこん) 


35  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/08(木) 20:27:54.98 ID:aKgfGAfZ0
赤城「文月?いえ、知らない娘ですね」 

提督「だから紹介してるんだろ」 

赤城「なるほど、そうでした」 

文月「よろしくぅ~」 

赤城「はい、よろしくお願いしますね」 

赤城「ところで、お昼ごはんはまだでしょうか」 

提督「お前、朝に丼飯3杯食べてたじゃないか」 

赤城「ええ、みんなが食べ過ぎって言うから3杯で我慢してるんです」 

ぐーーーっ 

赤城「あら、いやだ///」 

提督(こいつも一応、気を使ってるんだな) 

提督(仕方ない 今週は小遣いで給糧艦を呼んでやるか)はぁ
36  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/08(木) 20:34:01.51 ID:aKgfGAfZ0
提督「おーい、満潮!」 

満潮「うるさいわね、大声出さなくても聞こえてるわよ」 

満潮「で、何?」 

提督「新人が入ったんだ」 

文月「文月って言うのぉ~」 

満潮「あっそ」 

満潮「こんな部隊に配属されちゃって、あなたも災難ね」 

提督「・・・そうか、満潮はこの鎮守府が嫌いなのか」 

提督「仕方ない 文月も入ったことだし、配置転換してやるか」 

満潮「へ?」
37  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/08(木) 20:42:56.86 ID:aKgfGAfZ0
満潮「ちょ、ちょっと待ちなさいよ」 

提督「短い間だったが、他の鎮守府に行っても元気でやれよ」 

提督「そうだ、いまなら警備府なんかでも歓迎されちゃうかもなー」 

満潮「え、あの」 

提督「いやいや、残念だ」 

ぐすっ 

満潮「なんでそんなこと言うのよぉ」 

満潮「いい、配置転換なんかしたら魚雷全弾撃ち込んじゃうんだからね!」 

提督「はっはっは、そりゃ怖いなぁ」 

満潮「提督のバカー!うわーん!」 

提督「はっはっはっはっは」 





文月(提督、楽しそぉ)
38  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/08(木) 20:48:06.99 ID:aKgfGAfZ0
夕立「てーとくさん、ご用事はなーに?」きゃぴっ 

提督「今日はねー、新人の紹介なのー」きゃぴっ 

文月「わたし、今日から入ったのぉ」 

夕立「そうなんだ、よろしくねー」 

提督「気を使ってくれたら、助かっちゃうなーなーんて」 

夕立「もうヤダー、てーとくさんったらー」 

提督「えへへー」 





文月(提督、楽しそぉ)
39  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/08(木) 20:50:58.62 ID:aKgfGAfZ0
文月MEMO 

わかったこと 



・あかぎちゃんは、いっぱいたべる 

・みちしおちゃんは、つんでれ 

・ゆうだちちゃんは、ていとくとなかよし 


40  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/08(木) 20:58:39.10 ID:aKgfGAfZ0
暁「文月ちゃんですか よろしく、なのです」 

雷「よろしくね!」 

文月「・・・?」 

暁「どうかしましたか、なのです」 

提督「ああ、この二人はさっきの電の姉妹なんだ」 

提督「良く似てるだろ?」 

文月「そっくりぃ」 

暁「そういうことでしたか、なのです」 

雷「わたしは"いかづち"よ"かみなり"でも"いなづま"でもないわ」 

雷「そこのところも、よろしく頼むわね!」
41  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/08(木) 21:03:08.03 ID:aKgfGAfZ0
提督「羽黒じゃないか」 

羽黒「し、司令官さん!?」 

羽黒「ごごご、ごめんなさいっ!」 

提督「・・・なぜに謝る?」 

羽黒「いえ、なんとなく」 

提督「新しい艦娘が入ったんだ」 

文月「文月って言うのぉ 今日からなのぉ」 

羽黒「わ、わたし羽黒って言います」 

羽黒「こんなわたしですが、精一杯頑張りますね!」 

提督「・・・どっちが先輩なんだか」
42  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/08(木) 21:05:27.61 ID:aKgfGAfZ0
文月MEMO 

わかったこと 



・あかつきちゃんは、いなづまちゃんとなのですがにてる 

・いかづちちゃんは、いなづまちゃんとなまえがにてる 

・はぐろちゃんは、こわがりやさん 


43  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/08(木) 21:14:03.57 ID:aKgfGAfZ0
綾波「司令官、お茶のおかわりいかがですか?」 

提督「あ、もらおうかな」 

鳳翔「文月さんですか とても良いお名前ですね」 

文月「ほんとぉ?」 

鳳翔「ええ、音の響きもいいですし」 

綾波「どうぞ、司令官」 

提督「ありがとう」 

ずずずっ 

提督「ああ、お茶が美味い」 

鳳翔「今日は良い風ですから、たまには外で飲むのも良いものです」 

提督「そうだな」 





提督(これだよ!) 

提督(これこそ、俺が求めてた艦娘との正しい鎮守府生活だよ!)ぶわわっ 

文月「提督、どして泣いてるのぉ?」
44  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/08(木) 22:02:57.73 ID:aKgfGAfZ0
如月「あら?文月ちゃん?」 

文月「如月ちゃんなのぉ」 

提督「そうか、如月も文月と姉妹だったな」 

提督「今日からうちで預かる よろしくな」 

文月「よろしくぅ~」 

如月「それじゃ、今日は提督と一緒に挨拶回り?」 

如月「いいなー文月ちゃん 提督、わたしとは全然一緒に居てくれないんだよ?」 

提督「い、いやー これでも忙しいからな」 

如月「今日だって提督のために入浴(入渠)してたのに」 

如月「ほら、こんなにお肌すべすべ」 

提督「そ、そうか 良かったなー」 

如月「ほら、もっと近くで見てよ♡」
45  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/08(木) 22:10:58.05 ID:aKgfGAfZ0
提督「ここでも十分見えるから!」 

如月「嘘ばっかり」 

如月「そんな提督には、えーいっ!」 

ぎゅうううっ 

提督「うわ!ちょ、マズいから!」 

如月「何がマズいんですかぁ?」 

提督「こんなとこ誰かに見られたら、誤解されるだろ!」 

如月「えー?わたしは全然構いませんけど」 





愛宕「て い と く 、 な に し て る ん で す か ?」 





提督「うぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!」
47  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/08(木) 22:16:07.31 ID:aKgfGAfZ0
                  -‐‐─-- 
               ´           `  、 
                /                   ヽ 
             /       ___ 
.            !     - ‐艦 |\/| こ   、        \ 
           │ //    _ \ /    れ  、      ヽ 
           ! / , -‐/. / ̄i  !  ̄ i ‐        ヽ 
              〉/   / ./     〉 λi  ヽ !`丶   \      } 
          / i′ /| /へ、  \ ヽ廾弋   i   ヽ  丶     i 
           ! ! / リ∩      ー‐ゝ、.\ヽ |     |\   ヽ    ! 
.            i  i i   | |       |│  `.|    !巛 ヘ  i   /          しばらくお待ちください 
          !  〉亅.  ∪         |│   i   入ミミミ∧ | 
           ,‐| / ヽ            `´    i   γ¬ミミミ 〉|ノ 廴__      夫婦喧嘩は猫も食べません 
.         ! i .!        __       .!   / ノ 巛へ/弋廴__く 
         〉、y ゚。         ヽ丿         !  /- く⌒《》  入 \           
         ! |ヽ `=- _,、 ___ ,、 _   -‐/ /彡彡\/ ̄ \i´ 
.        i  .! \! / ミ〉 .〈 \ ! !  ソ/-‐  ´  ! `、 
        i  , 〈   .( ,ゝ--∧ー i乙/¨\        i   ! 
        ! λ \  実:ω;実´ `)   }         /   | 
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           ヽ杁__ ゝ:;:;:;:;:;  i(´A`)  〈     ´ /   ノ 
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               ノ _  ./ ! |  |  i ヘ 
                 / ノl l│.  i  |.  |  i ヘ 
             し.´│|.i 入 !  |  .i  i   〉 
                    し   `ト ┴-‐┴ー‐ ´ 
                    | |     | | 
                         !ー|    !ー| 
                    | |     | | 
                    し    し 
                       ¨      ¨
48  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/08(木) 22:23:23.71 ID:aKgfGAfZ0
愛宕「ということで」 

愛宕「昼食は、文月ちゃんの分も一緒に提督室に用意します」 

提督「・・・はひ」 

愛宕「間違っても、他の娘と食べたりしないでくださいね!」ぎろっ 

如月「ちっ」 

愛宕「如月ちゃーん、何か問題でも?」 

如月「いいえ、何もありませーん」 

愛宕「それなら良かったわー」 

如月「ええ、良かったですー うふふ」 

愛宕「うふふふふふー」 

提督(こ、怖いよぅ)ぶるるっ
49  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/08(木) 22:26:10.44 ID:aKgfGAfZ0
文月MEMO 

わかったこと 



・あやなみちゃんは、やまとなでしこ 

・ほうしょうちゃんも、やまとなでしこ 

・きさらぎちゃんは、いつもどおり 


53  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/10(土) 07:48:59.18 ID:Si9hXPNQ0
初雪「・・・おつかれさま・・・」 

提督「あのな初雪、新人の文月だ」 

初雪「・・・よろしく・・・」 

文月「よろしくぅ~」 

初雪「・・・では・・・」 

提督「・・・・・・」 

文月「・・・・・・」 

提督「ふむ、無口キャラもなかなか」 

文月「提督はぁ、綾波レイちゃん派なのぉ?」 

提督「いや、言うなれば長門派かな」 

文月「そっかぁ」
54  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/10(土) 07:53:50.09 ID:Si9hXPNQ0
がたたっ 

提督「!?」 

長門「い、いたた」 

提督「長門か、どうしたんだ?」 

長門「い、いや・・・別に///」 

提督「おい、顔が赤いぞ?」 

長門「ななな、何でもない!///」 

提督「何でもないことないだろう ほら、話してみろ」 

長門「え、えっと///」 

長門「提督が長門派なんて言うからさ///」 

提督「お前のことじゃねーよ!」びしぃっ 

長門「えええええ!?」
55  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/10(土) 07:59:16.67 ID:Si9hXPNQ0
提督「いや、悪かった・・・そういう意味じゃなくてだな」 

長門「もういい、分かってたよ」 

長門「最近、わたしを旗艦にしてくれないしな」 

提督「そ、それは愛宕を秘書にしないとマズいからだ」 

提督「お前にも分かるだろ?」 

長門「・・・・・・」 

提督「・・・・・・」 

長門「ああ、なるほど」 

長門「提督も色々と大変なんだな」 

提督(くそぅ、俺が慰めてたはずなのに)
56  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/10(土) 08:08:55.63 ID:Si9hXPNQ0
霰「霰(あられ)です・・・よろしく」 

文月「・・・・・・」わくわく 

霰「んちゃ、とかは言いませんよ」 

文月「・・・・・・」わくわく 

霰「・・・・・・」 

文月「・・・・・・」わくわく 

霰「ん・・・んちゃ///」 

文月「わぁ♪」きゃっきゃっ 

提督「霰、グッジョブだ!」 

霰「・・・もう帰っていいですか?」
57  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/10(土) 08:12:40.72 ID:Si9hXPNQ0
文月MEMO 

わかったこと 



・はつゆきちゃんは、むくちきゃら 

・ながとちゃんは、きかんになりたい 

・あられちゃんは、あられちゃん 


58  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/10(土) 08:24:10.88 ID:Si9hXPNQ0
名取「珍しいですね、わたしに声を掛けるなんて」 

名取「へ?もしかして出撃?冗談ですよね!?」 

足柄「出撃ですって!?」 

足柄「任せなさい!戦場がわたしを呼んでいるわ!」 

提督「・・・・・・」 

文月「・・・・・・」 

名取「あれ、違うんですか? 良かったー」 

名取「・・・では、わたしはこれで」こそこそ 

足柄「なんだ違うの?」 

足柄「ムダにテンション上がっちゃったから、演習でぶっ放してくるわね!」 





提督(こいつら足して2で割ったら、理想的な艦娘が出来そうだなー)
59  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/10(土) 08:33:05.28 ID:Si9hXPNQ0
[ 子 日 ] 





文月「んぅ?」 

子日「・・・・・・」どきどき 

文月「えとぉ」 

子日「・・・・・・」どきどき 

文月「こひ!」 

子日「うわーん!やっぱりわたしの名前、読みにくいんだよねぇ!」 

だだだだだっ 

提督「おーい、戻って来ーい!」
60  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/10(土) 08:34:47.04 ID:Si9hXPNQ0
文月MEMO 

わかったこと 



・なとりちゃんは、しゅつげきがきらい 

・あしがらちゃんは、しゅつげきだいすき 

・ねのひちゃんは、なまえよめないといじける 


61 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/08/10(土) 10:21:36.88 ID:EVzdjcFwo
ねのひちゃんは読めないよね、うん
62 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/08/10(土) 17:39:06.31 ID:9FaNZrHSo
「ね」と「ひ」自体は解るんだが、「ねのひ」と一発で読むのは中々
63  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/11(日) 06:25:02.95 ID:B85EL0KI0
漣「お帰りなさい、ご主人さま♪」 

文月「ご主人さまぁ?」 

提督「・・・こいつは前職が萌えメイドっていう、異色の艦娘なんだ」 

漣「初めましてお嬢さま、よろしくお願いするにゃん♪」 

文月「にゃん?」 

提督「ネコミミメイドだな」 

漣「さすが、ご主人さま」 

漣「うちの常連だっただけのことはある・・・ 

提督「わーーー!わーーー!」
64  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/11(日) 06:52:24.76 ID:B85EL0KI0
那珂「艦隊のアイドル、那珂ちゃんでーす!」 

那珂「よっろしくぅ!」 

文月「わぁぁ」キラキラ 

提督「おお、意外にミーハーなんだな文月は」 

文月「お団子が可愛いのぉ」 

那珂「ありがとー!」 

那珂「でもね、アイドルっていいことばっかりじゃないんだよ」はぁ 

提督「ん?それってどういう・・・ 

時雨「あー、またこんなとこで油売ってるんだね!」 

那珂「ま、マネージャー」
65  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/11(日) 07:06:16.45 ID:B85EL0KI0
時雨「急がないとリハ遅れちゃうじゃないか」 

時雨「怒られるのはボクなんだからね、まったく」 

那珂「あ、あの、新しい艦娘の文月ちゃんだって」 

時雨「そんなの、あとあと!」 

時雨「もうかなり押してるんだから!」 

那珂「は、はい」 

時雨「じゃあ、走るよ!」 

ぐいっ 

那珂「えぇぇぇ?」 

提督「頑張れよー」 

那珂「てーとくー、やすみくださーい」うわーん 

・・・・・・・・! 

・・・・・・! 

・・・・! 

提督「・・・これから全国鎮守府・警備府慰問ツアーだそうだ」 

文月「がんばぁ」
66  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/11(日) 07:09:29.04 ID:B85EL0KI0
文月MEMO 

わかったこと 



・さざなみちゃんは、めいどにゃん 

・なかちゃんは、やすみがほしい 

・しぐれちゃんは、おにまねーじゃー 


69 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/08/11(日) 20:06:22.96 ID:OITX48k9o
北上さま!北上さまはまだですか!
70  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/12(月) 23:11:03.59 ID:deCvek9n0
提督「おい、北上」 

ぽんっ 

北上「もー」 

北上「大井っち、体触るのやめてよぉ///」 

提督「は?」 

北上「って、提督じゃん・・・何やってんの?」 

提督「何やってんのはこっちのセリフだろ」 

提督「お前を呼んでるんだよ」 

北上「そか、何か用?」 

提督「今日から入った新人を紹介する」 

文月「あたし、文月って言うのぉ」
71  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/12(月) 23:17:35.53 ID:deCvek9n0
北上「駆逐艦じゃん、あぁウザイ」 

文月「駆逐艦だめなのぉ?」 

北上「ダメだっての・・・いいか、駆逐艦なんてもんは・・・ 

提督「あーそうだ、明日から大井と訓練を別々にする手もあるな」 

北上「いやいや、ウソウソ!」 

北上「わたし駆逐艦だーい好き!」 

ぎゅぎゅぎゅーっ 

文月「わぁ」 

提督「・・・作り笑顔が痛々しいぞ、北上」
72  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/12(月) 23:22:18.22 ID:deCvek9n0
荒潮「ああ、ご挨拶まだでしたかー」 

荒潮「わたし、荒潮ですー」 

文月「あたし、文月なのぉ」 

荒潮「そうでしたかー」 

文月「そうなのぉ」 

荒潮「・・・・・・」 

文月「・・・・・・」 

荒潮「それで、お名前なんでしたっけー」 

文月「んぅ?」 

提督「こいつは不思議ちゃん枠なんだ」 

提督「むしろ、お前が面倒見てやってくれ」 

文月「はぁい」
73  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/12(月) 23:27:50.44 ID:deCvek9n0
霧島「霧島よ よろしくお願いしますね」 

文月「お勉強出来そうなのぉ」 

霧島「わたしなんて、まだまだよ」 

霧島「艦隊の頭脳って呼ばれるように、頑張ってる所なの」 

文月「すごぉい」 

霧島「ところで、次の作戦はまだでしょうか」 

霧島「早くご命令を、提督」うずうず 





提督(知っている・・・俺は知っているぞ) 

提督(メガネで隠した仮面の下は、ただの脳筋戦艦だということを!)
74  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/12(月) 23:35:40.41 ID:deCvek9n0
文月MEMO 

わかったこと 



・きたかみちゃんは、おおいちゃんってもうそうのともだちがいる 

・あらしおちゃんは、ふしぎちゃん 

・きりしまちゃんは、めがねちゃん 



文月へ 

大井は、ほんとうにいます 
北上は、つきあいづらいかもしれないけど、なかよくしてやってくれ 

                                      提督より 


75  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/12(月) 23:50:48.87 ID:deCvek9n0
龍驤「ほんまなんかなぁ、牛乳がええてぇ」 

文月「聞いたことあるぅ」 

龍驤「あと腕立てもええゆうけど、うち筋トレとか苦手やねん」 

文月「如月ちゃんはねぇ、お風呂でまっさーじしてるのぉ」 

龍驤「ほぅ、それは効果あったんか?」 

文月「この前、ちょと大きくなったってゆってた」 

龍驤「そりゃぜひに、うちも試さんと!」 

龍驤「如月んとこ、行って来るわぁ!」 

文月「行ってらっしゃぁい」 

提督「・・・何の話をしてたんだ?」 

文月「内緒ぉ」
76  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/13(火) 00:04:16.78 ID:LHMqyOSE0
白露「提督ぅ、そんなにわたしとお話ししたいの?」 

陽炎「提督は、わたしとお話がしたいのよ」 

白露「わたしですよね、提督」 

陽炎「もちろん、わたしよね」 

白露「・・・・・・」 

陽炎「・・・・・・」 

白露「なんなんですか?」 

陽炎「アンタこそ、なによ?」 





提督(女って、こんな年から女なんだな) 

提督(俺、この位の年ってセミ追っかけてなかったっけ)
77  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/13(火) 00:05:58.70 ID:LHMqyOSE0
文月MEMO 

わかったこと 



・りゅうじょうちゃんは、おおきくしたい 

・しらつゆちゃんは、ていとくとおはなししたい 

・かげろうちゃんも、ていとくとおはなししたい 


78 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/08/13(火) 01:50:14.82 ID:OBVPZ1/No
おれがおおきくしてあげようねー(モミー
81  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/14(水) 20:14:42.61 ID:IDATAFk50
提督「さて、そろそろ昼食だな」 

文月「はぁい」 

がちゃっ 

漣「お帰りなさいませ、ご主人さま♪」 

提督「は?」 

愛宕「すみません、提督」 

愛宕「文月ちゃんと提督がこちらで食事すると言ったら、メイドをやるって聞かなくて」 

提督「自前でメイド服持ってたのか」 

漣「てへっ」 

漣「お店から、勝手に持って来ちゃった」 

提督「・・・それ、普通に犯罪だからな」
82  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/14(水) 20:40:20.43 ID:IDATAFk50
雷「わたし達も居るよ!」 

暁「初めて着たー」 

電「は、恥ずかしいのです///」 

愛宕「すみません、提督」 

愛宕「漣ちゃんだけずるいって、聞かなくてー」 

雷「どうどう?もちろん似合ってるよね!」 

文月「すごく可愛いのぉ」 

雷「やっぱりね!」 

電「かかか、顔から火が出ちゃうのです!///」 

83  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/14(水) 20:46:30.07 ID:IDATAFk50
暁「文月ちゃんも着てみれば、なのです」 

漣「まだ1着ありますよ、お嬢さま♪」 

文月「わぁい」 

提督「・・・ちょっと待て」 

愛宕「提督、どうしましたー?」 

提督「漣・・・お前、店から何着持って来たんだ?」 

漣「んー?」 

提督「・・・・・・」 

愛宕「・・・・・・」 

漣「てへっ」こつん 

提督「てへじゃねーよ!」
84  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/14(水) 21:02:29.19 ID:IDATAFk50
響「・・・おぉ」 

提督「居たのか、響」 

提督「自分の写った鏡にみとれてどうした」 

響「・・・別に」 

文月「響ちゃん?」 

響「ん、ああ・・・響だよ、よろしく」 

文月「よろしくぅ~」 

響「・・・しかしこれは、なかなか」 





提督(気に入ったんだな) 

愛宕(気に入ったのねー)
86  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/15(木) 06:50:32.00 ID:1KXOQc5X0
こんこん 

提督「どうぞ」 

がちゃっ 

蒼龍「提督・・・来ちゃいました」 

提督「・・・蒼龍」 

蒼龍「・・・・・・」 

提督「・・・・・・」 

蒼龍「えっと・・・あの・・・九九艦爆が、はみ出ちゃうから」 

提督「蒼龍!」 

蒼龍「ダメだって・・・言ったのに」 





提督「蒼龍は劇団上がりでな、たまにこうして小芝居で遊んでいる」 

蒼龍「よろしくね、文月ちゃん」 

文月「びっくりしたのぉ」 

提督「最初に愛宕に見られた時は、半殺しにされたっけなぁ」はっはっは 

愛宕「い ま も 怒 っ て ま す け ど ね」
87  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/15(木) 07:02:14.37 ID:1KXOQc5X0
愛宕「というか、駆逐艦の娘達の前でやることじゃないでしょう」 

愛宕「ほら、みんな驚いて・・・ 

雷「なんか、不倫みたいでかっこいい!」 

響「・・・むくわれぬ恋・・・切ないな」 

漣「メイド服着てやれば、お店でウケるかも」 

電「だ、ダメなのです!浮気はダメなのですー!><。」 

暁「暁も早く恋してみたい、なのです!」 

愛宕「・・・・・・」 

提督「・・・時代は変わったようだ」
89 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/08/15(木) 12:43:13.18 ID:aIGAFtZLo
ハラショー、おおハラショー
90  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/26(月) 21:41:04.01 ID:ONiKiIxa0
雷「提督、美味しいよコレ!」 

電「雷ちゃん、下にこぼしてるのです」 

響「・・・うむ、いい塩加減だ」 

提督(普通に食ってるし) 

提督(こいつらはメイド服着て、何がしたかったんだろう) 

愛宕「みんなー、ジュースのおかわりはいかがー?」 

雷「いただきまーす!」 

響「・・・いただこう」 

暁「・・・・・・」 

提督「どうした、暁?」 

暁「暁はレディなんだから、ジュースを何杯も飲まないもん!」
91  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/26(月) 21:45:12.29 ID:ONiKiIxa0
提督「別にレディだって、おかわりくらいするだろう」 

暁「ジュースなんて子供の飲み物だし!」 

提督「・・・仕方ないな」 

提督「ここは一つ、あいつの力を借りようか」 

愛宕「んーっと」 

愛宕「もしかして、あの人のことですかー?」 

提督「うむ」 

愛宕「余計、ややこしくなる気がー」 

提督「やむを得まい」
92  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/26(月) 21:50:33.10 ID:ONiKiIxa0
金剛「お待たせしましター!金剛デース!」 

提督「悪いな、昼食時に」 

金剛「なんのなんのデース!」 

提督「淑女がランチの後に、どんな飲み物を飲むのか教えてもらおうと思ってな」 

金剛「お任せくだサイ!」 

金剛「英国生まれのわたくしが、本場のティーを教えてあげまショウ!」 

愛宕「お、お手柔らかにお願いしまーす」
93  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/26(月) 21:56:20.22 ID:ONiKiIxa0
金剛「カチャカチャと音を立ててかき混ぜてはいけまセーン!」 

暁「は、はいなのです」 

金剛「まずは香りを楽しんで・・・ 

暁「はぃ」 

金剛「ミルクと合わさった時の味のハーモニーが・・・ 

暁「はひ」 

・・・・・・・・! 

・・・・・・! 

・・・・! 

暁「・・・提督」 

暁「暁にはジュースが合ってる、なのです」 

提督「うむ」
94  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/26(月) 22:00:23.91 ID:ONiKiIxa0
文月MEMO 

わかったこと 



・ひびきちゃんは、うっとりさん 

・そうりゅうちゃんは、かんばくがはみでやすい 

・こんごうちゃんは、こうちゃのぷろ 


95  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/26(月) 22:05:08.78 ID:ONiKiIxa0
利根「吾輩が利根である!」 

利根「吾輩に着いて来れば、何の問題もないぞ!」 

文月「よろしくぅ」 

利根「なに、吾輩の部隊に入りたい?」 

利根「可愛い奴だ、はーっはっはっはーっ!」 





提督「そうだな、あいつに関しては」 

提督「褒めて褒めて褒めちぎって、後はおだてときゃ問題ない」 

文月「あぃ」
96  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/26(月) 22:17:30.30 ID:ONiKiIxa0
文月「プールがあるのぉ」 

提督「ここでは艤装を外して、基本的な泳力を身に付ける訓練を行っている」 

文月「ふぅん」 

愛宕「・・・とは言え、これはー」 





如月『ヤダー、塩素でお肌が荒れちゃう』 

望月『・・・んぁー』 

ぷかぷか 

皐月『くらえ!』 

ばっしゃーん 

菊月『ぷあっ!』 

菊月『やったな!そこへ直れ!』 

皐月『へっへー、ボクに勝てると思ってるのかい?』 





愛宕「本当に訓練になってるんですか?」 

提督「・・・ねぇ」
97  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/26(月) 22:25:33.01 ID:ONiKiIxa0
提督「という訳で」 

提督「文月も参加させてやってくれ」 

文月「スク水、みんなと一緒ぉ」 

如月「提督が来るって知ってたら、私物のビキニにしたのにー」 

愛宕「如月ちゃーん、駆逐艦の娘はスク水って決まりだからー」 

如月「それにしたって、その黒のきわどいビキニはどうなんですかぁ?」 

愛宕「わたしは大人だからー」 

如月「えー、ずるいですぅ うふふー」 

愛宕「ずるくなんかないわー あははー」 

提督(め、目が笑ってないよぅ)ぶるるっ
98  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/26(月) 22:29:10.65 ID:ONiKiIxa0
文月「望月ちゃん、久しぶりぃ」 

望月「ん?あぁ・・・ひさ」 

ぷかぷか 

文月「・・・・・・」 

望月「・・・・・・」 

提督「・・・もしかして、こいつも?」 

文月「望月ちゃん、いつもこうなのぉ」
99  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/26(月) 22:40:46.08 ID:ONiKiIxa0
提督「ていうかお前達、訓練なんだからもっとシャンとだな・・・ 

文月「あの娘、ちゃんと泳いでるぅ」 

提督「ん?」 

ばしゃっ ばしゃっ ばしゃっ 

吹雪「ぷはぁ」 

提督「おお吹雪、こいつは新入りの文月だ」 

文月「同じ駆逐艦なのぉ」 

吹雪「よろしくお願いします!」 

吹雪「わたしに出来ることがあったら、なんでも言ってね!」
100  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/26(月) 22:46:29.86 ID:ONiKiIxa0
提督「吹雪はだな・・・その」 

文月「んぅ?」 

提督「いい子だ」 

吹雪「それだけですか!?」 

提督「いや・・・その」 

提督「とても、とても・・・いい子だ」 

吹雪「ひどいです、提督!」 

吹雪「もう訓練に戻ります!」 

ばしゃっ ばしゃっ ばしゃっ 

文月「提督ぅ?」 

提督「・・・いや、居るだろ?」 

提督「なんかいい子過ぎて、他のクセのある子に人気持ってかれちゃうヒロインって」 

文月「ふんふん」 

提督「あいつがまさに、そういうやつなんだ」
101  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/26(月) 22:58:11.91 ID:ONiKiIxa0
提督「この前の艦娘コンテストでも入賞圏外だったしなぁ」 

文月「コンテストぉ?」 

愛宕「呉鎮守府のお祭りの時、余興でやってるのよー」 

提督「この前のは島風が一位だったな」 

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜゚・*・゜゚・*:.。..。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜゚・* 

島風『わたしが一番!?』 

島風『だよね!だって速いもん!』 

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜゚・*・゜゚・*:.。..。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜゚・* 

提督「実は投票の1/3が連装砲ちゃんだったってことは、俺の心に留めておかねばなるまい」 

愛宕「提督、口に出ちゃってますよー」
102  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/26(月) 23:05:31.70 ID:ONiKiIxa0
文月「那珂ちゃんはぁ?」 

提督「な、那珂ちゃん!?」 

文月「何位だったのぉ?」 

提督「え、えーっと」 

提督「もちろん、上位に居たぞ」 

文月「すごぉい」 





提督(い、言えない) 

提督(慰問で鎮守府空けることが多くて、逆に呉だと存在感がないなんて言えない!)ぶわわっ
103  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/26(月) 23:13:30.92 ID:ONiKiIxa0
愛宕「・・・?」 

提督「どうした、愛宕?」 

愛宕「いえ、誰かに見られてる気がしてー」 

如月「・・・自意識過剰なんじゃないですかぁ?」 

愛宕「如月ちゃーん、何か言ったかしらー?」 

如月「いえ、別にー」 

提督「待て・・・居るぞ」 

愛宕「え?」 

提督「何者かの気配を感じる」 

文月「提督、あそこぉ」 

提督「!?」
104  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/26(月) 23:17:47.46 ID:ONiKiIxa0
???「はぁはぁ」 

???「な、なんやねん」 

???「どーすりゃ、あんな大きくなんねん」 

???「聞きとーてたまらんわ」 

???「しかしやな、慎重にいかんと変態に間違われ・・・ 

提督「・・・何やってんだ、龍驤」 

龍驤「わひゃあ!」
105  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/26(月) 23:23:25.68 ID:ONiKiIxa0
龍驤「バレたら、しゃーない!」 

龍驤「姐さん後生や、うちに大きくなる秘訣を教えてや!」 

愛宕「大きく?」 





視線----→龍驤のムネ 

自分のムネ←----視線 





愛宕「ああ!」 

龍驤「殺してぇ!いっそスパっと殺してやぁ!」 

提督「・・・落ち着け」
106  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/26(月) 23:32:27.25 ID:ONiKiIxa0
文月「だからぁ、如月ちゃんはマッサージがいいってぇ・・・ 

如月「しーっ!しーっ!///」 

愛宕「マッサージねー」 

愛宕「意外に効果あるかもー」 

龍驤「ほ、ホンマに・・・ 

如月「本当に!?」 

がたたっ 

愛宕「あらー?」 

愛宕「どうして如月ちゃんが反応するのかしらー?」 

如月「ぐっ///」
107  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/26(月) 23:42:47.48 ID:ONiKiIxa0
愛宕「じゃあ、やってみてあげるわー」 

愛宕「ちょっと腕を上げてみてー」 

龍驤「こ、こぉ?」 

愛宕「下から上へ、揉みほぐすようにー」 

龍驤「んぁっ!?///」 

愛宕「優しく、優しくー」 

龍驤「あ、アカンて・・・あっ!///」 

愛宕「いけないことなんて、何もないわー」 

龍驤「ひぁぁっ!///」 





提督「ふ、文月・・・そろそろ移動するか」 

文月「提督、どして前屈みなのぉ?」 

提督「・・・内緒」
108  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/26(月) 23:44:31.16 ID:ONiKiIxa0
                  -‐‐─-- 
               ´           `  、 
                /                   ヽ 
             /       ___ 
.            !     - ‐艦 |\/| こ   、        \ 
           │ //    _ \ /    れ  、      ヽ 
           ! / , -‐/. / ̄i  !  ̄ i ‐        ヽ 
              〉/   / ./     〉 λi  ヽ !`丶   \      } 
          / i′ /| /へ、  \ ヽ廾弋   i   ヽ  丶     i 
           ! ! / リ∩      ー‐ゝ、.\ヽ |     |\   ヽ    ! 
.            i  i i   | |       |│  `.|    !巛 ヘ  i   /          艦これはR18ではありませんので 
          !  〉亅.  ∪         |│   i   入ミミミ∧ | 
           ,‐| / ヽ            `´    i   γ¬ミミミ 〉|ノ 廴__      これ以上はお見せ出来ません 
.         ! i .!        __       .!   / ノ 巛へ/弋廴__く 
         〉、y ゚。         ヽ丿         !  /- く⌒《》  入 \           
         ! |ヽ `=- _,、 ___ ,、 _   -‐/ /彡彡\/ ̄ \i´ 
.        i  .! \! / ミ〉 .〈 \ ! !  ソ/-‐  ´  ! `、 
        i  , 〈   .( ,ゝ--∧ー i乙/¨\        i   ! 
        ! λ \  実:ω;実´ `)   }         /   | 
        乂从ヽ ヽ、 i `:;:;:;:´ 〉‐- -‐´i        //   / 
           ヽ杁__ ゝ:;:;:;:;:;  i(´A`)  〈     ´ /   ノ 
                   | :;:;:;:;  /ニニ二ニニl     メ´ 
               ノ _  ./ ! |  |  i ヘ 
                 / ノl l│.  i  |.  |  i ヘ 
             し.´│|.i 入 !  |  .i  i   〉 
                    し   `ト ┴-‐┴ー‐ ´ 
                    | |     | | 
                         !ー|    !ー| 
                    | |     | | 
                    し    し 
                       ¨      ¨
109  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/08/26(月) 23:47:41.63 ID:ONiKiIxa0
文月MEMO 

わかったこと 



・とねちゃんは、ほめるとのびるこ 

・もちづきちゃんは、いつもどおり 

・ふぶきちゃんは、いいこいいこ 



ついき 

・ていとくがおなかいたいかもしれないから、あとであたごちゃんにつたえる 


112  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/01(日) 12:42:55.34 ID:DDxkA2hh0
提督「おお天龍、大丈夫だったか?」 

天龍「フッ、オレがあれしきでどうにかなると思っているのか?」 

提督「・・・だから、龍田に支えてもらって言うセリフじゃねーよ」 

龍田「そうだよ、天龍ちゃん」 

龍田「こんなになるまで無理しちゃダメじゃない」 

提督「・・・いや、やったのお前なんだけどな」 

龍田「無理なんかしてねーし」 

天龍「もう、天龍ちゃんったら強がりなんだからぁ」
113  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/01(日) 12:48:34.73 ID:DDxkA2hh0
              _ _‐ニ二:_: :‐-. .. 
             //_/_ / ` ヽ 、: :丶 
             . :" ̄ ,: : : : : : ̄ `・ 、/\: : \ 
         /: : : :/ !: : : :l.: : : : : : ::.\/ヽ.: : . 
       _,.. /.: : :/ /  !: : : :ト: : : : : : : : : :\,ノ!_:_ i 
     i"   i.: : :.i /   .l: : :l l ヽ: : : : :.\\_ \.∧! ,.._ 
.       '< _i.: : :,'l/    i: : ll.l  \.: : : :.\ヽ ̄.l i"  >. 
        i.: : :i l! ⌒  .i: :l l!  ⌒\: :: : :\ゝ l !、___〕 
        i : : l l  ┃   \! l  ┃ l≧ ― -`/: l 
        !.: : :!  ┃    `   ┃ l====l: : : : !    えぇ、榛名でいいなら、訂正しましょう! 
        l.: : :;                 l: : : : : : l: : : : ! 
        l.: :〈 ///  __   /// .l : : : : : ,': : : : ! 
.         l: l: :.>    \/     .l: : : : : ,'. : : : ::! 
         i:l!: : : : `!: ー----‐= '' ´, l: : : : :,'. : : : : :! 
         .i.li: : : : :l \/l l∨ / ./ .l: : : :.,'. : : : : : ! 
         i! V: : : ! /-l //./ /__  i: : ,'l,'. : : : : : :.l 
           V: :.! .i .〈 { i l ,'   ヽ!: :/.'. : : : : : : :.l 
            ゞ:l/.  }ー-‐.,'   l!:/l : : : : : : : : : l 
                i   .,l:i:i:i:i,'     !::::l: : : : : : : : : :.l 
              / .,匕!':i:i:;ム.=   ト.、ヽ:: : : : : : : : :i 
.          _/  /: : :.y;'ー‐\ヾ     \ヽ: : : : : : : i 
.        , ー-‐ "{:_:_:_;!: : : : :l .l\ゞ     > `> '' 、;\ 
.      ∠._   〈〈〈    ̄ ̄\\ `ー-'´    _,..・" 
          ̄ 「 ̄lー- _    ̄ _ ,,... ・''"´ 
             _.|_.|._      ̄ 



訂正 

天龍「無理なんかしてねーし」 

龍田「もう、天龍ちゃんったら強がりなんだからぁ」
115  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/01(日) 13:02:32.10 ID:DDxkA2hh0
天龍「強がってもねーし」 

天龍「これだって、龍田が肩貸したいって言うから借りてやってんだ」 

龍田「ふーん、そういうこと言うんだぁ」 

龍田「今日は一緒にお風呂入って、洗ってあげようと思ったのになぁ」 

天龍「えっ!?マジで!?」 

がたっ 

提督「・・・・・・」にやにや 

文月「・・・・・・」にやにや 

天龍「!?」はっ 

天龍「そそそ、そんなことして欲しくねーよ!///」 

龍田「ふーん、そうなんだぁ」 

龍田「今日は一緒のベッドで寝てあげようと思ったのになぁ」 

天龍「ままま、マジで!?」 

がたたっ 

提督「・・・・・・」にやにや 

文月「・・・・・・」にやにや 

天龍「うぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!///」
117  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/01(日) 13:19:22.57 ID:DDxkA2hh0
文月「あそこ、大潮ちゃんが倒れてるぅ」 

提督「ほんとだな」 

大潮「・・・大潮・・・休む時も・・・全力です」 

提督「放っておこう」 

文月「はぁい」 

荒潮「えーっとぉ、こっちだったかしらぁ」 

ぎゅむっ 

大潮「ふぎゃ!」 

荒潮「あらぁ?何か踏んだかしらぁ?」 

大潮「あぅぅ」 

荒潮「あらぁ?背中に足跡つけてどうしたんですかぁ?」 

提督「・・・・・・」 

文月「・・・・・・」
118  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/02(月) 20:10:41.83 ID:IGSEPGJP0
提督「お、演習をやってるな」 

文月「わぁ」 





島風『おっそーい!』 

長門『ははっ、わたしの主砲は長射程だから丁度いいんだ』 

島風『でも遅過ぎて敵が逃げちゃうもん!』 

長門『お前が速過ぎるんだって』 

島風『えへへー』 

島風『わたしには誰も追い付けないよ!』 





文月「怒られないのぉ?」 

提督「遅いなんて言ってか?」 

文月「・・・・・・」こくこく 

電「誰も怒らないのです」 

提督「・・・電」 

電「あれは、島風ちゃんの挨拶みたいなものなのです」 

文月「挨拶ぅ?」
119  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/02(月) 20:21:00.26 ID:IGSEPGJP0
【番外編】島風物語 

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜゚・*・゜゚・*:.。..。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜゚・* 

×月×日 

よく晴れた日のこと 
島風ちゃんは提督に連れられて、ここにやって来たのです 

電「い、電なのです!」 

電「よっ、よろしくお願いします!」 

島風「・・・よろしく・・・」 

提督「電は、ちょっと力を抜こうか 島風は、もう少し元気にな」 

電「すすす、すみません!」 

島風「・・・はい・・・」 

電「・・・・・・」
121  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/02(月) 20:31:14.08 ID:IGSEPGJP0
最初に会った時の島風ちゃんは元気がなく 
何故か寂しそうに見えました 
慣れてないせいかなと思ったけど 
気になったので、提督に聞いてみたのです 

提督は少し迷った後、話してくれました 

島風ちゃんは、とっても高性能なこと 
特に足が速いこと 
だけど 
速過ぎて、他の艦娘と合わせるのが苦手なこと 
それで 
なかなか作戦に入れてもらえず、一人ぼっちになってしまったこと 

提督「だから呉に引き取って来たんだ」 

電「だ、ダメです!一人ぼっちはダメなのです!」 

提督「電?」 

電「わたしが島風ちゃんの友達になるのです!」
122  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/02(月) 20:39:37.17 ID:IGSEPGJP0
それからわたしは、いっぱい話しかけました 
何度も何度も 
嫌がられても、嫌がられても 
何度も何度も、話しかけました 
そしたら 
少しずつ、心を開いてくれたのです 

島風「・・・わたし達、お友達・・・?」 

電「へ?」 

島風「・・・・・・」 

電「も、もちろんなのです!」 

電「わたし達以上の友達は居ないのです!」 

島風「・・・えへへ・・・」 

あの時の笑顔は、今でも思い出せます 
連装砲も笑ってるように見えたのは 
わたしの見間違いだったのでしょうか
123  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/02(月) 20:44:41.05 ID:IGSEPGJP0
こんなこともありました 

×月○日 

ぱしゃっ ぱしゃっ 

電「島風ちゃん、ちょっと遅いのです」 

島風「・・・ん、うん・・・」 

心を開いてはくれたけど 
そこはまだ気にしてるようでした 

長門「なんだなんだ」 

長門「速いと聞いて来てみれば、こんなものなのか?」 

島風「!」びくっ
124  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/02(月) 20:49:29.55 ID:IGSEPGJP0
電「な、長門さん」 

長門「わたしは、お前の速さを見てみたいのだ」 

島風「・・・で、でも・・・速いとみんなに迷惑かけるから・・・」 

長門「迷惑?」 

長門「お前は誰よりも速いのだろう?」 

島風「・・・そう、だけど・・・」 

長門「だったらその速さで、他の誰にも出来ないことをすればいい」 

島風「・・・誰にも出来ないこと・・・?」 

長門「ああ」 

長門「そうすれば迷惑だなんて思われないだろう?」
125 以下、新鯖からお送りいたします[sage] 2013/09/02(月) 20:51:04.21 ID:GuHqFykRo
長門△
127  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/02(月) 20:59:24.55 ID:IGSEPGJP0
そして、あの日がやって来たのです 

×月△日 

外はすごい嵐 
だけど、鎮守府内はすごく静かでした 
他の鎮守府との合同作戦で主力艦隊が出撃していて 
お留守番の軽巡・駆逐艦部隊しか残ってなかったのです 

雷「監視員が光を見たんだって!」 

響「・・・味方じゃないのか?」 

暁「さっき天龍さん達がパトロールに出て行った、なのです」 

雷「連絡してみれば?」 

電「ダメなのです 嵐で通信が繋がらないのです」 

響「・・・敵だとしても、いつもの偵察艦だろう」
128  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/02(月) 21:05:29.88 ID:IGSEPGJP0
雷「だったら、いつも通り追い払っちゃおう!」 

暁「留守を狙うなんて、レディとして許せない」 

響「・・・よし、出よう」 

島風「じゃ、じゃあわたしも」 

暁「でも、みんな居なくなっちゃうのはまずくない?」 

島風「・・・あ」 

雷「なら、わたしと島風ちゃんで残ればいいよ!」 

島風「・・・・・・」 

電「だ、大丈夫」 

電「ちょっと行って来るだけなのです」 





そう 
わたし達は、甘かったのです
129  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/02(月) 21:17:55.10 ID:IGSEPGJP0
暁「じゅ、重巡2・・・軽巡2・・・駆逐艦多数」 

響「・・・はぐれ艦隊だ」 

電「も、もう重巡の射程内なのです!回避運動をするのです!」 

ドンッ 

            バッシャーン! 

わたし達は嵐の中、回避行動をしながら必死に逃げたのです 
なんとか逃げ切れたと思った 
その時でした 

ドンッ 

            バシャーン! 

暁「し、至近弾!」 

響「・・・危なかった」 

電「・・・・・・」 

響「・・・どうした、電?」 

暁「当たってないよね!?」 

確かに当たってはいませんでした 
でも 
その余波で、機関のどこかがおかしくなってしまったのです
130  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/02(月) 21:28:46.56 ID:IGSEPGJP0
暁「そ、そんな!」 

響「・・・こうなったら反転して攻撃・・・ 

電「ダメなのです!」 

暁「え?」 

電「二人は逃げるのです!」 

暁「そんなこと言ったって!」 

電「わ、わたし達がみんなやられたら、提督が悲しむのです!」 

暁「・・・あぅ」
131  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/02(月) 21:33:24.57 ID:IGSEPGJP0
響「・・・引き返して軽巡と合流出来れば、勝機はある」 

暁「でも!」 

電「行くのです!」 

暁「・・・・・・!」 

電「電の本気を見るのです!」 

暁「わ、わかった、なのです」 

暁「でも、応援連れて来るまで頑張ってよ!」 

暁「レディとレディの約束なんだから!」
132  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/02(月) 21:42:02.71 ID:IGSEPGJP0
島風「・・・置いて来た・・・?」 

暁「仕方なかったんだもん!」 

響「・・・軽巡と連絡は?」 

雷「それがノイズがひどくてダメなんだ!」 

島風「・・・電ちゃん・・・」 

よろっ 

雷「島風ちゃん!?」 

島風「・・・わたし、どうすれば・・・」 





長門『お前は誰よりも速いのだろう?』 

島風『・・・そう、だけど・・・』 

長門『だったらその速さで、他の誰にも出来ないことをすればいい』 





島風「!?」
133  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/02(月) 21:47:06.20 ID:IGSEPGJP0
島風「・・・わたし、行く・・・」 

暁「行くって、どこへ!?」 

響「・・・まさかとは思うが」 

島風「電ちゃん助けに行って来る!」 

雷「そ、そんな無茶な!」 

暁「やめなさい、なのです!」 

島風「止められるものなら、止めてみればいいよ!」 





島風「わたしには誰も追い付けないよ!」
134  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/02(月) 21:54:42.27 ID:IGSEPGJP0
バシャーン! バッシャーン! 

電(に、逃げなきゃ) 

バッシャーン! 

電(わたしが撃沈されたら・・・きっと提督が悲しむのです) 

バシャーン! バシャーン! 

電(提督は寂しがり屋だから・・・きっと泣いちゃうのです) 

???「・・・ちゃーん!」 

電「何か聞こえる?」 

島風「電ちゃーん!」 

電「!?」 

見たこともない速さで迫って来る艦娘が見えました 
それは、わたしの友達でした
135  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/02(月) 22:02:51.68 ID:IGSEPGJP0
電「な、なんで?」 

島風「話なんて後だよ!」 

島風「このまま何とか逃げ続けてね!」 

電「え・・・え?」 

島風「砲雷撃戦よーい!」 

島風「いくよ、連装砲ちゃん!」 

連装砲「はぁい」「任せといて!」「やっと出番ね!」 

電「しゃ、しゃべったのです!」 

島風「まずは雷撃!てーっ!」 

バシュン
136  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/02(月) 22:17:36.40 ID:IGSEPGJP0
駆逐ハ級α《・・・雷撃ノ射程内ニ入リマシタ・・・》 

重巡リ級α《・・・雷撃ヲ開始セヨ・・・》 

重巡リ級β《・・・待テ、アレハ何ダ・・・?》 

軽巡ト級α《・・・高速デ接近スル艦アリ・・・》 

重巡リ級β《・・・照準合ワセ、迎撃ヲ・・・ 

駆逐ハ級α《・・・前方ニ雷跡・・・!》 

重巡リ級α《・・・回避セヨ・・・!》 

ドォォォン!
137  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/02(月) 22:28:17.90 ID:IGSEPGJP0
駆逐ハ級β《・・・ワレ、操舵不能・・・》 

重巡リ級α《・・・砲撃戦開始、生カシテ帰スナ・・・》 

ドンッ ドンッ ドンッ 

軽巡ト級α《・・・速イ、当タラナイ・・・》 

ドンッ ドンッ ドンッ 

重巡リ級β《・・・敵艦、非常ニ高速・・・照準ガ追イ付カナイ・・・》 

ドンッ ドンッ ドンッ 

重巡リ級α《・・・・・・・・・》 





重巡リ級α《・・・全艦、機銃ヲ掃射セヨ・・・》 

重巡リ級α《・・・ジワジワト追イ詰メルノダ・・・》ニヤッ
138  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/02(月) 22:32:18.11 ID:IGSEPGJP0
ガカカカッ 

島風「いたっ!」 

島風「でもこんなんじゃ、わたしを撃沈出来ないよ!」 

ドガガッ 

島風「いったーい!」 

連装砲「島風ちゃん、大丈夫?」 

島風「砲撃に当たらなきゃ大丈夫だよ!」 

連装砲「そうじゃなくて、こっち」 

島風「?」 

連装砲「機関部から変な音がしてるよ?」
139  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/02(月) 22:39:48.88 ID:IGSEPGJP0
島風「そっちかー」 

連装砲「島風ちゃん?」 

島風「実はわたし、姉妹艦がいないんだよね」 

連装砲「はぃ?」「それと何の関係が?」 

島風「だからね、姉妹艦がいれば交換する部品も作られるんだけど」 

島風「そんなのないから、タービンも替えないで頑張ってもらってるの」 

連装砲「も、もしかして?」 

島風「うん、そろそろ限界みたい!」
140  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/02(月) 23:00:47.91 ID:IGSEPGJP0
ガカカッ 

島風「いたーい!」 

ドンッ 

          バシャーン! 

島風「もー!危ないじゃない!」 

島風(ちょっと遅くなって来ちゃった) 

島風(電ちゃん・・・逃げ切れたかな) 

ドンッ 

          バッシャーン! 

連装砲「ち、近くに落ちたよ!?」 

島風(そろそろ・・・ダメかも) 

???『・・・ぜ・・・・・・ひしろ』ザザッ 

島風「?」 

ザザザザーッ 

長門『島風!そのまま突っ切って、その海域から退避しろ!』
141  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/02(月) 23:10:50.86 ID:IGSEPGJP0
電「長門さん!」 

提督『すまん、こんなことになっているとは!』 

金剛『ただいま帰りましター!』 

愛宕『後はわたし達に任せてー』 

霧島『早くご命令を、提督!』 

電「し、島風ちゃん」 

電「みんなが帰って来たのです!」 

天龍『オレ達の目を盗んで好き勝手とはなぁ』 

龍田『可愛い駆逐艦ちゃん達をいじめるなんて』 

龍田『死にたい艦(ふね)はどこかしらぁ?』 

電「こっちもなのです!」 





島風『もー、みんな!』 

島風『おっそーーーーーい!!!』 

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜゚・*・゜゚・*:.。..。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜゚・*
142  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/02(月) 23:17:56.05 ID:IGSEPGJP0
文月「島風ちゃん、すごぉい」 

提督「ちなみに、島風のタービンは交換済みだ」 

提督「・・・あの時、予算取るの大変だったなぁ・・・はは」 

電「て、提督は頑張ったのです!」 

提督「そんなこと言ってくれるのは、電だけだよー」うぅぅ 

電「そそそ、そんなことないのです!」 





文月(提督、結局は電ちゃんに泣かされてるのぉ)
145  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/04(水) 18:16:37.47 ID:f7sNWbwy0
青葉「司令官、わたし見ちゃいましたっ!」 

青葉「こんな若い娘と浮気なんて、隅に置けませんねぇ」 

提督「・・・お前は一体、何を言ってるんだ?」 

青葉「どーもぉ青葉です!一言お願いしますっ!」 

文月「一言ぉ?」 

提督「困ってるだろ、やめんか」 

ぽかっ 

青葉「いたっ!」 

青葉「提督、これが噂の体罰ってやつですか!?」 

提督「・・・じゃあ噂のパワハラも教えてやろう」 

提督「今日から風呂掃除一週間な」 

青葉「わぁ!嘘です、もうマスコミの真似はしません!」
146  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/04(水) 18:17:49.69 ID:f7sNWbwy0
深雪「おぉっ!艦隊に新しい仲間みたいだな!」 

文月「わたし、文月なのぉ」 

深雪「深雪だよ、よろしくな!」 

提督「こいつはな、元気っ娘だ」 

深雪「提督、それ以外に紹介の仕方はないの!?」 

提督「じゃあお前は、自分をどう紹介する?」 

深雪「・・・そうだねー」 

深雪「わたしは深雪だよ!元気印の艦娘だよ!」 

提督「言い方変えただけじゃねーか!」びしぃっ
147  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/04(水) 18:19:40.13 ID:f7sNWbwy0
提督「ここが、お前の寝泊まりする宿舎だ」 

文月「わぁ」 

提督「そして、管理人の高雄だ」 

高雄「こんにちは、高雄です」 

高雄「新しい入居者が、あなたのような素敵な娘で良かったわ」 

文月「よろしくぅ」 

提督「セキュリティはしっかりしてるぞ」 

提督「俺でも高雄と一緒じゃないと宿舎には入れない」 

高雄「当たり前です」 

高雄「提督に悪い虫が付かないように、愛宕からも言われてますから」 

提督「・・・セキュリティってそういう意味じゃないからね」
148  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/04(水) 18:20:50.34 ID:f7sNWbwy0
文月MEMO 

わかったこと 



あおばちゃんは、いんたびゅーずき 

みゆきちゃんは、げんきげんき 

たかおちゃんは、ていとくのかんりもとくい 


149  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/04(水) 18:22:47.81 ID:f7sNWbwy0
高雄「もう荷物は届いてますよ」 

提督「駆逐艦は相部屋で、全員お前の知ってる艦娘だ」 

文月「皐月ちゃん達ぃ?」 

提督「いや」 

提督「あいつらと一緒だと、道案内してもらえなさそうだし、放っとかれそうだし」 

提督「お前を通じて迫って来そうだし、逆にお前が面倒見るはめになりそうだからな」 





皐月『はっくしょん!』 

菊月『くしゅっ!』 

如月『へくちっ!』 

望月『へぶしゅっ!』 

皐月『やだなあ、みんなで風邪かい?』
150  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/04(水) 18:25:22.79 ID:f7sNWbwy0
長月「文月、お前もこの鎮守府に来たか」 

長月「ここでは先輩だ、何でも聞くがいい」 

文月「ありがとぉ」 

三日月「もう長月ちゃん先輩だなんて」 

三日月「訓練も演習も、お手柔らかにお願いしますね」 

文月「三日月ちゃんなのぉ」 

睦月「また一緒なの!みんなではりきってまいりましょー!」 

文月「睦月ちゃん、元気ぃ」 

睦月「当たり前だよー」 

睦月「宿舎も相部屋なんて、睦月感激ぃ!」 

提督「・・・・・・」 

文月「提督、どしたのぉ?」 

がしっ 

提督「良かったな文月、まともな姉妹も居て!」ぶわわっ 

三日月「・・・提督、それどういう意味でしょう」
151  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/04(水) 18:27:19.84 ID:f7sNWbwy0
長月「なるほど・・・確かに皐月達と一緒にしてもらっては困るな」 

???『それは聞きずてならないな!』 

長月「誰だ!?」 

皐月「フフン、何を言ってるかと思えば、ボクの悪口かい?」 

菊月「皐月達の"達"に誰が含まれているのか、知りたいものだな」 

長月「お前達3バカに決まっている!」 

望月「んぁ?・・・もしかして自分も入ってんの?・・・まぁいいけど」 

睦月「まぁまぁ、みんな仲良く・・・ 

ばふっ 

皐月「見たかい?ボクの新型枕爆雷の威力を!」 

文月「睦月ちゃん、大丈夫ぅ?」 

睦月「・・・えへへ」 

ゆらぁっ 

睦月「みんな、出撃準備はいいかにゃーん?」 

長月「任せておけ!」 

三日月「ええ!?もしかしてわたしも!?」 

睦月「てぇーい!」 

・・・・・・・・! 

・・・・・・! 

・・・・! 

提督「・・・やっぱり、姉妹は姉妹だな」 

文月「みんな元気なのぉ」 

提督「落ち着くまで談話室でも案内するか 誰か居るかもしれんしな」 

高雄「いや、止めましょうよ立場的に」
152  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/04(水) 18:28:23.42 ID:f7sNWbwy0
筑摩「初めまして、筑摩と申します」 

ぽろっ 

文月「わぁ、顔が取れたのぉ」 

筑摩「驚きました?これはお面なんです」 

文月「びっくりしたぁ」 

高雄「・・・提督?」 

提督「びびびび、ビックリするから、それやめろって言ったろう!」どきどき 

筑摩「提督みたいに素敵な反応してくれる人が居るから、つい」
153  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/04(水) 18:29:58.89 ID:f7sNWbwy0
初春「わらわが初春じゃ よろしく頼みますぞ」 

文月「文月って言うのぉ~」 

初春「文月か、良い名である」 

提督「本日も姫の御尊顔を拝し、恐悦至極に存じます」 

初春「うむ、くるしゅうない」 

初春「して、明日の予定はどうなっておるのじゃ?」 

提督「さすればでございますな・・・ 





提督「最初は面倒な奴だと思ってたんだが」 

提督「合わせてる内に楽しくなって来ちゃってな」 

文月「お姫様ごっこ、楽しそぉ」
154  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/04(水) 18:55:59.91 ID:f7sNWbwy0
提督「さて、こんな時間か」 

提督「全員には紹介出来なかったが、明日以降みんなに会えるだろう」 

文月「あぃ」 

提督「高雄、後は頼むぞ」 

高雄「お任せください 食事とお風呂の順番、教えるわね」 

提督「2100以降は外出禁止だから、気を付けてな」 

文月「愛宕ちゃんもぉ?」 

提督「は?」 

文月「それじゃ愛宕ちゃんと、でーと出来ないよぉ?」 

提督「ばばば、バカなこと言ってないで、早く寝なさい!///」 

高雄「・・・提督、ダメな父親みたいになってますよ?」
155  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/04(水) 19:08:47.83 ID:f7sNWbwy0
文月MEMO 

わかったこと 



ながつきちゃんもみかづきちゃんもむつきちゃんも、いつもどおり 

ちくまちゃんは、まじしゃん 

はつはるちゃんは、おひめちん 


156  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/04(水) 19:13:24.96 ID:f7sNWbwy0
ぱちっ 

文月「・・・ここ、どこだっけぇ」 

文月「んとぉ」 

長月『駆逐艦と侮るなよぉ・・・むにゃ』zzz 

文月「そうだ、呉に来たんだった」 

ぶるるっ 

文月「・・・おしっこ」
157  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/04(水) 19:15:22.93 ID:f7sNWbwy0
ぱたん 

文月「ねむぃ」 

文月「んぅ?」 





那珂「・・・みんなぁ・・・アンコールありがとぉ・・・」zzz 

文月「談話室のソファで寝ちゃってるのぉ」 

那珂「・・・すぅすぅ」zzz 

文月「那珂ちゃん、いい匂い」 

文月「・・・・・・」
158  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/04(水) 19:26:06.05 ID:f7sNWbwy0
木曾「ふわぁ」 

木曾「ん?誰か居るのか?」 

木曾「・・・・・・」 

木曾「なんだ、那珂と新入りじゃないか」 

木曾「何でソファで抱き合って寝てんだ?」 

木曾「・・・・・・」 

木曾「天使が二人・・・か」ふっ 

かたっ 

木曾「!?」びくーっ 

青葉「木曾ちゃん意外にポエマー・・・っと」メモメモ 

木曾「なっ!?///」
159  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/04(水) 19:31:26.64 ID:f7sNWbwy0
文月日誌 

○月×日 



くれちんじゅふに、ちゃくにんした 

みんないいひとだった 



あしたも、がんばろう 

かこちゃんも、がんばれ 


162  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/05(木) 22:01:58.40 ID:Sq2WQrRr0
その頃 

提督「・・・お前達、何やってんだ?」 





伊168「夜は、わたし達の世界よ!」 

川内「夜はいーよねぇ、夜になると血がたぎるよね!」 

提督「お前らに望んでんのは野戦であって、夜更かしじゃねーよ」
163  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/05(木) 22:16:27.71 ID:Sq2WQrRr0
がちゃっ 

文月「提督、おはよぉ」 

提督「おお、来たか」 

文月「・・・?」 

伊168「わ、わたし今は正座させられてるけど、潜ると凄いのよ!」 

川内「あああ、あじがじびれるぅぅぅ」 

提督「一応紹介しとくと、こいつは川内だ」 

提督「ちなみに、門限破りでイムヤと一緒に反省中だ」 

川内「わ、わたしは川内・・・夜戦なら、わたしを呼んで」 

提督「そうそう」 

提督「得意なのは夜戦で、夜更かしじゃあないよな」 

川内「うぅぅ・・・朝なんて来なければいいのに」
164  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/05(木) 22:30:15.14 ID:Sq2WQrRr0
隼鷹「商船改造空母隼鷹でーすぅ、ひゃっはー!」 

提督「・・・・・・」 

文月「・・・・・・」 

隼鷹「あ、あれ?」 

提督「今から憲兵の詰め所行って、呼気検査な」 

隼鷹「の、飲んでなんかないよぉ?シラフだよぉ」 

提督「素でそのテンションなら、なお悪いわ!」 

隼鷹「朝から飲みました、ごめんなさい!」
165  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/05(木) 22:37:40.51 ID:Sq2WQrRr0
文月「文月なのぉ よろしくぅ~」 

加賀「そう」 

加賀「早く戦力になれるように、頑張りなさい」 

文月「はぁい」 

加賀「それじゃ、訓練があるから」 





提督「・・・クールビューティっていいよな」 

文月「さすが、長門派なのぉ」
166  ◆1BrjSSUSHI[saga] 2013/09/05(木) 22:40:31.32 ID:Sq2WQrRr0
文月MEMO 

わかったこと 



・せんだいちゃんは、よるがた 

・じゅんようちゃんは、おおざけのみ 

・かがちゃんは、くーるびゅーてぃ 



その2に続く

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