2010.09.30 Thursday
住まいづくりで大切に思うこと...。3
そう考えると、住まい空間を現す言葉はあいまい極まりない。「雰囲気」がよい。とか「居心地」がよい。と言われても、その価値基準はよくわからない。しかし、そこが大切なのではと思ったりする。
無意識に、住まい手が誰に言うともなくぽつりと、「なーんとなく....良いんだよねー」などという台詞を漏らしてくれたら、それ師私にとつては最大級の褒め言葉である。狙ってそうなる訳でもないのではあるが、住まい手が心からリラックスして、ふとそんな台詞を漏らせば、嘘偽りのない居心地のよさではないかと思ったりする。借り物ではなく、自分自信の空間として、実も心も開放されて明日への元気を育むことが出来たら、住まいの役割はそれが一番である。ローンに追われて、夜遅く働き疲れてきたくして、暗いリピングでお父さんがむなしく佇むなどと言う悲劇は作りたくない。贅沢な間取りにプライバシーは確保出来ても徐々に家族がバラバラになり、いつの間にか管さんとしてしまう住まいも造りたくない。笑顔が見える優しい住まいを、その人にとってそう言う住まいを建てたいと思うのである。
JUGEMテーマ:建築
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