実はShuku入院していた!?ブルガリアのソフィアのTokuda hospitalでの入院日記

2016/06/22ブルガリア旅のトラブル, ソフィア

ブルガリアの首都ソフィアで一週間程入院生活を送っていた私。

旅に出てまだ2週間しか経っていなかった頃。

受診した病院で、明日、日本に帰って日本の病院に行くか、明日ここに来て入院するかどっちかしかないと宣告されガーンってなってスタートした入院生活でした。

 

まぁとりあえず、日本で保険かけてきてよかった。

前回の旅では全く病院に行かず健康そのものだった私。

海外では何が起こるか分かりませんなー。

 

今回、保険をかけるにあたって前回より保険料が上がったことで、カードの保険を3ヶ月使ってその後、旅の途中からでも入れるアメリカの保険に入るって案も出てたんやけど、結論として、日本の保険に最初から入っててよかったとなりました。

だって、外国でキャッシュレスで病院を受診する為には保険会社と結構連絡を取り合わねばならず、そんなやり取り英語では無理です。

私の時はTaxiが全てやりとりしてくれたから私は受診するだけでよかったけど、1人やったらしんどい中、大変やったやろなと思います。

 

※私達がキャッシュレスにこだわるのは、自分達が払った分も後日申請したら返ってくるんだけど、それって日本に帰ってからでそれまで領収書をきちんと保管しとかないといけないから。短期旅行ならいいけれど、長期だと鞄とられたりと領収書をなくすリスクがあがるからです。

 

とりあえず、記録として今回の件を日記に書いとこうかなと思います。

ソフィア とくだ病院

退院当日に撮った写真。もうすっかり元気です。

6月

1日 エディルネ   

なんだか残尿感がずっとつきまとい、おしっこも近くなるけど特に気にせず。

 

2〜4日 カザンラク

残尿感変わらず。トイレに行っても行っても行きたくて仕方ない。けどしたばっかりだと当然出ないけど、行きたいの繰り返し。

 

5日 ヴェルコタルノヴォ

朝起きると腰が痛い。ベットが柔らかすぎたからかなとほっておいたら治ると思いつつ治らない。

 

6日 ヴェルコタルノヴォ

腰痛、残尿感治らず、熱も出てきて、何だかやばいかもと思い病院受診する為に保険会社に連絡して、キャッシュレスの病院を探してもらう。保険会社に連絡したのは午前中なのに午後になっても夕方になっても受診してくれる病院見つからず、次の日の9時に見てくれる所見つかったと18時頃連絡あったけど、その頃には熱も下がってたし次の日はソフィアでカウチサーフィンの予定があり、自分の力で治せたかなと、とりあえず病院行くのはやめにする。

 

7日 ソフィア

病状かわらずしんどいけど、特に気にせずほっておいたら治るかなーぐらい。

 

8日 ソフィア

観光に出たものの公園でしんどくて動けなくなり、保険会社に連絡して返事返ってくるまで待てなかったのでフリーWifiで保険会社に病院に行くとメールだけ入れて、病院へ。そこでの検査結果、日本に帰るか入院するかを宣言される。
※とくだ病院は事前情報で、キャッシュレスOK病院だったけど、すぐにはOKにならずTaxiと病院の英語ができる人と保険会社とのやりとりの結果、キャッシュレスが認められる。

8日〜14日 ソフィア Tokuda hospital入院
即入院ってなったのは、血液検査の結果異常に血糖値が高かったから。若いし突然だし1型糖尿病かもと疑われたから。結局、細菌が原因で一時的にそーゆー結果もでることがあるらしいという結論に落ち着いたけど、その日から血糖値測る為に針で指先つかれて血をとるんやけど、それが痛くて痛くて多い日には6回ぐらいさされてホンマに拷問やった。
しかも、一時熱が39.7℃までいってしんどい中、針でつつかれるという悲劇。もう看護婦さんが入ってきた時はダウンタウンの笑ってはいけないの『ダダーン 山形アウト』が聞こえてくるぐらい。
あまりの痛さに、指先だすのも嫌がってたら子供用の細い針にかえくれた。けどそれあるなら最初からそれにして欲しかった。もう身体が拒否反応。
熱あがったらいろんな薬を投入され、ブルガリア語わからんから何の薬か聞くこともできず。。
検査に行けと言われ、言われるがままレントゲンやエコー、耳鼻科検査などなど。
もう何がなんだか状態でされるがまま。
結局、熱が落ち着いて日本の保険会社専属のお医者さんにイロイロ質問してわかったのは、尿道から細菌が膀胱まではいって悪さをしていて高熱も腰痛もそれが原因だったらしい。
どっか何か思い当たることはあるって聞かれてないって答えたけど思い当たることはある。
トルコでトイレに行った時、ティッシュなく捨てる場所もなく、水貯めがあるのみ。あーここ、手で拭いて洗うタイプやなー。イヤやなーと思いつつ郷にいれば郷に従えってことで手で拭いてメッチャ手を洗うってことしたんやけど、そーゆー場合、拭く前に最初に手を洗うことがメッチャ大切だったんです。
そらそーだよね。。手って汚いよね。私その前に野良猫、犬をいっぱい触ってたのよね。。
自分から触りに行くことはないけど、なでてってーとよってこられたら無視できる訳もなく。。野良は触ったらあかんと思いつつ。。

今後アルコールを持ち歩こうかなぁ。

てな感じで熱も下がり、土曜日にこのまま熱あがらなければ、月曜日か火曜日に退院していいと言われ結局月曜日に明日退院していいよと言われ火曜日に退院できました。

今回1番辛かったのは、針でさされまくることやったんやけど次に辛かったのはご飯。

熱でて食欲ない中、血糖値の測定もあるからパン1つは絶対食べなあかんかったこと、またメニューが。。
朝は毎日これ。基本は

ソフィア とくだ病院

朝ごはんチーズにハムにバターにパン。

チーズもハムも塩辛過ぎ。これ病院でだしていいの?レベル。

お昼は1番豪華でこんな感じ。

ソフィア とくだ病院

だいたいりんごがついている。夜はりんごがヨーグルトとチーズにかわります。
やけど、この赤いスープ見た目同じように味も同じ。トマト系のスープにはいってる肉が違うだけ。

ソフィア とくだ病院

お昼の赤いスープ。毎日昼夜と2食6日間これ。

ソフィア とくだ病院肉は変わるが味は同じ。

そらね。日本食もよくよく考えると、醤油にカツオか昆布の出汁、砂糖、みりん、酒ベースで具違うだけで外人さんからしたら味一緒やんってなるかやけどさ。
そしてチーズとヨーグルトがだいたいヤギの。臭いの。
なんやろ。たいがい好き嫌いなく食べる私ですが、この入院で今まで大好きだったチーズ、ヨーグルト、トマトが嫌いになりそうになりました。

病気の時は特に母国のご飯が食べたくなるものです。

ヤギのヨーグルト、チーズ臭いー。パンも嫌やー。ご飯食わせろー。料理が塩辛過ぎー。

そしてノックもなく突如部屋に現れ指を刺し血を抜いていく看護婦さん。

腕には常時点滴。。

ソフィア とくだ病院

入院中唯一の楽しみはユーチューブでテラフォーマーズを見ること。

誰か部屋にはいってくるたびに頭に流れる『ダダーン 山形アウト』と『ジョジョージ』

とりあえず、入院生活は悲惨だったってこと。予防は大事。とりあえず今後トイレ行く前と後は必ず手を洗います。

そして退院後、毎日飲む大量の薬を処方され、20日後、菌が完全に死んだのか見る為にもう一度来いと。

薬のせいで?毎日眠いです。私の身体の中の良い菌ちゃん。薬に殺されませんように。

入院生活が悲惨だったのは自業自得な訳で病院の先生も看護婦さんも保険のやりとりしてくれた病院のエージェントの人もみんな良い人でした。

ソフィア tokuda hospital

ソフィアのTokuda hospitalは日本人の徳田さんが作った病院

ソフィア tokuda hospital

トイレには何とウォシュレット!!

海外で日本語通じる病院ほぼありません。英語の勉強大事。どこが痛いとか自分の病状は正確に伝えたいし知りたいし。
あと保険会社とのやりとりややこしいからよっぽど英語得意じゃない限り日本の保険会社にはいってった方がいいかなと思った今回の一件でした。

そして、1人旅でなくてよかったなと。Taxi様本当にありがとうございました。

ソフィア とくだ病院

 

 

Tokuda Hospital Sofiaの情報

ソフィア tokuda hospital

Tokuda Hospital Sofia

住所:Входът е от ул. “Ат. Дуков”, bul. “Nikola Y. Vaptsarov” 51Б, 1407 Sofia, ブルガリア

URL:http://www.tokudabolnica.bg/en

バス停やメトロの駅からは少し離れているので、僕たちはタクシーで行きました。

セルディカ駅付近からでも10レフ以内で、行けると思います。

TOKUDA」というと、ソフィアのドライバーには通じます。

 

救急受付もあるので、ソフィアで体調を崩した方は検討してみてください。

日本語ができる医者や、通訳はShukuが入院中にはいませんでしたが、英語が堪能な外国人専門アシストの方がいます。

<tokuda hospital sofiaの地図>

 


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