Astechno の hikokiphoto

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飛行機の夕景撮影と夜間撮影の魅力 〜夜間撮影編

以前から何度となく投稿している千里川土手からの夜間撮影だが、やればやるほど奥が深く、あまり追求しすぎると機材沼にのめり込んでしまいそうで、今もその誘惑との葛藤の日々を過ごしている。しかし前回の記事でも述べたように現代のデジタルカメラの性能は素晴らしいものがあり、プロ向け高級機種でなくても設定と撮り方に注意すればかなりのレベルの写真が撮れることは確かで、このところ、デジタル一眼カメラが高額にも関わらず販売が好調な理由がなんとなく理解できる。

中でも感心するのが夜間における撮影で、被写体が止まっていれば少しの明かりでストロボなしでも綺麗に撮れる。また、高感度を使用しても画像が破綻しにくいのと暗所でも被写体を追従することができるオートフォーカス性能とEVF(電子ビューファインダー)により夜間でも視認性を確保している点など5年ほど前とは比較にならないくらい進化している。

 

上下で衝突防止灯が点灯  JAL A350-900

全く日が暮れた時間でも滑走路上の誘導灯のあかりと飛行機の機体にある燈火だけで被写体を浮かび上がらせてくれる。

機影はわずかながら、誘導灯と機体の衝突防止灯で雰囲気を出せる    B787-8

大型機のおなかにカラフルな誘導灯が反射  B777-200ER

 

 

このような光の魔法によって、日中の撮影では見られない飛行機の姿を見せることができるのも夜間撮影ならでは。

夜間に撮る飛行機は昼間とは違った姿になる (IBEX CRJ700)

宇宙船のような輝きを見せながら着陸していく

 

 

ターボプロップ機であるDHC-8(旧ボンバルディアQ400)はプロペラのすぐ後に前照灯がある関係で、夜間に背後から見ると回転するプロペラを照らして円盤のように見える。ただし普段は小型機なのでA滑走路を使用することが多く、時たまB滑走路に降りてくる時には格好のシャッターチャンスとなる。 動く機体を止めつつ、プロペラを止めずに回すためのカメラ設定が肝心。 下の写真はSSが少し早くプロペラの周り具合が悪い。

夜間のDHC-8は夜景との相性抜群

千里川に来て夜間に飛行機写真を撮る人は大方このようなショットを狙って来られていると思う。 SNSなどで上がっている写真を見て遠くからでもここへ来る理由がよくわかる。

千里川土手での夜景写真の真骨頂!

 

 

 

 

 

 

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