オヤイデ電気は、同社が展開するFiiOブランドより、ハイレゾ対応ポータブルオーディオプレーヤーの新モデル「X5 2nd generation」を7月17日に発売。オープン価格で55,500円前後での実売が予想。

2014年に発売した旧モデル「FiiO X5 JAPANESE EDITION」の第二世代モデルとして開発された製品。新しくDSDファイルのネイティブ再生に対応したことが大きな特徴。ほか、音質向上やGUIのブラッシュアップなども行われました。DAPとしてだけでなく、ハイレゾ対応USB-DACとしても使用できます。形状は初代X5よりシンプルに、手の平で操作しやすいエルゴノミックデザインを採用。初代X5比で質量を15%、大きさを12%抑えています。本体サイズは63.5W×109H×15.3Dmmで、質量は165g。

内蔵メモリーは非搭載で、最大128GBまで対応のmicroSDカードスロットを2基装備。音声出力端子は、ライン出力とS/PDIFコアキシャルアウトを兼用する3.5mmステレオミニと、同軸デジタルを装備。

対応ファイル形式は、DSD/APE/WAV/FLAC/ALAC/WMA/AIFF/MP2/MP3/AAC/ALAC/WMA/OGGなど。対応サンプルレート/ビットレートは、PCMが最大192kHz/24bitまで。WAVは64bit floting/Integer対応で、192kHz/64bitまでサポート。DSDは最大5.6MHzまで対応。DSDはネイティブ再生対応。ファイル形式はDSDIFF/DSFをサポート。

なお、USB DACとしてはDSD 2.8MHzまでと192kHz/24bit PCMの再生に対応。ご注意を。

なおDSDは同軸デジタル出力経由ではPCM変換出力される仕様で、DSD 2.8MHzファイルは88.2kHz/24bit PCMに変換。DSD 5.6MHzファイルはPCMデジタル不可。

DAC部にはTI製「PCM1792」を搭載。デジタルオーディオ系は、JZ4760B+SA2000+PCM1792Aで構成され、5.6MHzまでのDSD再生に加え、SACD ISOのダイレクト再生も可能と謳っています。デュアル・クリスタルオシレーターにはUSA製「SiTime MEMS」を採用。これによって音声転送時のジッターロス低減を図っています。オペアンプ「OPA1652」「OPA1612」を組み合わせる新規設計により、優れたダイナミックパフォーマンスと極限までの低ノイズ、低歪みを実現するとしています。

ボリュームコントロールにはTI製のアナログボリュームコントローラーチップ「PGA2311A」を採用。

ヘッドホン出力は436mW(16Ω)/245mW(32Ω)/27mW(300Ω)で、適応インピーダンスは16Ω~150Ω。ゲインは2段階で切り替えられます。

内部には3,300mAhのリチウムイオンバッテリーを内蔵しており、USB充電に対応。約4時間の充電で約10時間の連続駆動が可能。

また、ポータブルアンプと、X5 2nd generationを組み合わせて利用できる専用アンプスタッキングKIT「HS16」や、専用レザーキャリングケース「LC-FX5221」も17日に発売。価格はオープンで、店頭予想価格はHS16が500円、ケースが2,000円前後。

引用元: ・【Fiio】持ち歩いてる奴11週目【E・Xシリーズ】

http://ikura.2ch.sc/test/read.cgi/wm/1435060805/ 【FiiO X5 2nd generation 5.6MHzネイティブ再生対応DAP 約5.5万円で国内発売!】の続きを読む