ニュース

東芝映像ソリューションが「TVS REGZA」へ。ブランド名“東芝”は継続使用

カンパニーロゴ

東芝映像ソリューションは、3月1日より社名を「TVS REGZA株式会社」に変更すると発表した。英語名はTVS REGZA Corporationとなり、TVSはTotal Visual Solutionsの略称。社名変更後も従来通り、“東芝テレビ”や“レグザ(REGZA)”といった商品ブランド名は引き続き使用する。販売してきた商品のサービスやサポートも、TVS REGZAが行なう。

前身となる東芝映像ソリューションは、東芝ライフスタイルの映像事業移管に伴い2016年6月に発足。その後、東芝からハイセンスグループへと譲渡された。現在はレグザブランドのテレビやレコーダーのほか、業務用ディスプレイの開発や製造、販売、修理・サポート等を手掛けている。

TVS REGZAとするのに合わせ、従来「TOSHIBA」としてきたカンパニーロゴを「REGZA」へと変更。ホームページのURLも「regza.com」に統一する。

社名から東芝の文字は消えるが、社名変更後も商品ブランド名として“東芝”“TOSHIBA”は継続して使用する。カタログなどにも使用するほか、「今後導入予定の新製品においても、筐体にTOSHIBAロゴを付ける」という。製品のサポート体制も変わらず、サポートセンター名の「東芝テレビご相談センター」「東芝DVDインフォメーションセンター」、直販サイト「レグザオンラインストア」などの名称もそのまま使用する。また社名変更後も、現状の株式保有比率(東芝5%、ハイセンス95%)は変わらないという。

同社でプロダクトマーケティングを担当する笠畑氏は「お客様に“卓越感”“本質感”“高質感”という心の満足感を提供すべく、2006年に誕生したレグザだが、たくさんのユーザーに支えられ、今年で生誕15年を迎えることができた。社名の変更は、レグザ15周年という節目を迎えたことに加え、これまで製品ブランド名だった“レグザ”を社名として、さらに大きく前進・発展していこうという我々の強い意志が合致したもの」だと説明。

さらに「現状のハードウェア展開だけでなく、ソフトやサービスの提供、BtoCだけでなくBtoBへの展開、さらにはタイミングを検討し海外に再挑戦して市場を拡げたいという将来的な展望も含め、レグザの前に“トータルビジュアルソリューションズ”という名称を加えた。国内においてレグザは一定の認知度があるが、海外に向かう際、レグザだけでは伝わらない部分もあると考え、TVS REGZAという社名とした」という。

同社は「たゆまぬ努力で高画質、高音質を追求し、映像クリエイターからも支持されるリアリティある映像美。独自開発の映像エンジンをはじめ培った技術をさらに磨き、AIやクラウドといった先端技術も積極的に取り入れ、心震わせる美しい映像や音、多彩な録画機能など、これからもレグザはお客様に感動体験をお届けし続けてまいります」としている。

レグザ15周年を記念した特設サイトを開設

15周年にあわせて制作されたロゴ

レグザ15周年に合わせ、3月1日より記念Webサイトをオープンした。今後は同サイトを通じて「長年に渡るお客様のご愛顧への感謝の意を込め、さまざまな企画やキャンペーンを展開します」という。

なお、4K液晶レグザ「Z740XSシリーズ」の65・55型の購入者を対象とした1万円キャッシュバックキャンペーンに続き、1日からは「ジブン時間応援キャンペーン」と題し、ジブン時間を充実させるアイテムが当たるTwitterキャンペーンが開始されている。