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TCL、ミニLED×量子ドット搭載の98型4K液晶。2000nitsで約98万円

98型4K液晶ディスプレイ「98C955」

TCL JAPAN ELECTRONICSは、98型4K液晶ディスプレイ「98C955」を発売開始した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は98万円前後。

4K解像度の液晶パネル(低反射タイプ)を採用した、チューナーレスの大型ディスプレイ。ミニLEDバックライトと量子ドット技術を搭載しており、「以前のC845シリーズよりも4倍以上のローカルディミングゾーン」を備えるという。

非常に高い輝度も特徴。画面の最大輝度は2,000nitsで、Dolby Vision IQ、HDR10+、HLGの各種HDR規格をサポート。さらに120Hzリフレッシュレートの倍速駆動を実現するほか、最大144HzのVRRにも対応した。

映像エンジンには「Algo Engine Max II」を採用。AI画質の向上、MEMCモーションスムージング、4Kアップスケーリング、コントラスト比向上を実現しているという。

Google TVをサポートしており、YouTube、Amazon Prime Video、Netflixなどの動画配信サービスが楽しめる。また、Apple AirPlay 2やChromecastを介して、モバイルデバイスからコンテンツをワイヤレスキャストすることも可能。Google Assistantによる音声コントロールも行なえる。

イネーブルド、サブウーファーを含む、最大60W出力をサウンドシステムを搭載。Dolby Atmos、DTS-HD、DTS Virtual:Xをサポートしており、臨場感のある音声が楽しめる。

ゲーミング機能を豊富に搭載しているのも本機の特徴。Game Master、Game Accelerator、Game Barなどのほか、AMD FreeSync Premium Proの認証をサポート。ゲームモードを有効にすると、0.8msの応答時間を持つ4K/144Hz VRRがアクティブになり、HDMI 2.1 eARCポートを介してコンソールを接続できる。Dolby Vision Gamingにも対応している。

HDMI入力は4系統で、HDMIポート4がARC/eARCに対応。他にも、USB×3、3.5mmミニジャック仕様のビデオ入力、ヘッドフォン出力、光デジタル音声出力を備える。Bluetooth、無線LAN(IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax)もサポートする。

消費電力は560Wで、待機時消費電力は0.5W。スタンドを含む外形寸法は2,178×418×1,287mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は67.5kg。