ただ歩いてゆく旅

【これまで歩いた総距離数】　3,970km

【現在地】　鹿児島県　屋久島

【旅の行程】
鹿児島市内←（２２㎞）←伊集院←（１７㎞）←鹿児島県　いちき串木野









久しぶりに歩いた二日間、大した距離でもないのにスネと腿がバンパンだ。
札幌では、ほぼ毎日ジムに通い水泳とスタジオプログラムもしてたけど、歩く筋肉というのは
また別なんだろう。

この地域のお墓には、屋根と壁があると聞いていた、なるほどこういうことだったのか。













その日はさつま町に戻り、夜には蕎麦課長が蕎麦打ち古民家に招待してくれた。
蕎麦を打つことはもちろん、蕎麦小屋も道具もほとんど自作だから恐れ入る。










蕎麦打ちの麺棒と、蕎麦切り包丁。












蕎麦課長が自らの手で、丸太からノミで彫ったものだ。














古民家で手打ち蕎麦に囲炉裏で、しし（猪）鍋最高の組み合わせ。










Ｙ兄弟の弟と奥さんは、大量の天ぷらを揚げてくれていた。
フミさんのリクエスト、山菜も収穫したばかりで新鮮。
皆、昼から準備してくれていたのだ。
























その頃、社長はフミさんになにやら熱く語りかけている。
建設業という厳しい業界で社長として成功した男の中の男から、最後にフミさんに伝える言葉？
ちょと耳をそばだてる。

「お前なあ～彼女が来る前からテント張りっぱなしじゃダメだぞ、テントはこれから張るもんだからな～」
「彼女が来てから毎晩事務所が揺れてるって話だぞ～事務所は耐震構造じゃないんだからな～」
というような内容の鹿児島弁でした。












そして宴会始まる。
いやあ～テンション高い、テンポも早い、関西とも違う南方系の陽気さというんでしょうか。
いいわあ～皆さん素敵だわ～。











はい今、ハートマークはブームなんです。
宴会の花、えいこさんとラグビーマンの中園さん










蕎麦課長と社長の憧れの、えいこさんのお母さんと蕎麦課長












蕎麦課長とフミさん
フミさんはこの頃から記憶がない













ラグビーマン中園さんの「こぐまのような手」は、みんなの人気。
このポーズもブームです。









鹿児島での飲み会（「のんかた」と言う）やっぱり焼酎がメイン。
といっても、「いいちこ」や、間違っても「ビックマン」が出てくることはない。
宴会に欠かせない顔のえいこさんが「ビックマン」って何？と言うぐらい。
鹿児島で普段飲みと言われるような銘柄でも、これがなかなかうまい！さすが焼酎の本場。
でも飲み過ぎるとこうなりますよ～。
フミさんが大事に抱えているのは、蕎麦課長が数年寝かした焼酎でまろやかな味わいになる。










で、のんかたも宴たけなわになってきて、
そうです、奥さんの登場なんです。











ここに来てみんなと一緒にいると、フミさんがどんなに愛されてたかしみじみ伝わってくるんだなあ。
そういう中にひょっこり入っていっても、気兼ねなくのほほ～んと出来る雰囲気があって
とっても居心地がいい。
分かってもらえるかなあこの感じ。











翌日は図書館の皆さんのところでのスライドショー。
フミさんは「あび～る館」のときほどは緊張していなかった。
どうしてホームとも言える「あび～る」であんなことになったんだろう。











スライドショーの後はお食事会。
盛りだくさんのおかずや、持ち寄りのお料理にケーキまで！和やかな雰囲気。
この地域はあまり外食という習慣がないようで、店もほとんどない。
でも持ち寄りで宴会をすることはよくあるようで、なにを頂いてもとても美味しかった。
お店より気軽に集まれるこういう集いっていいもんだなあって思う。
仕事をしながらも、料理を作って来てくれた皆さんに感謝です。
差入れに旅先での食料もたくさん頂いた。






つづく・・・。


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