2023年 06月 03日
【Total distance 】 10,439㎞ 【歩いた距離】 あゆみ 10,439km ふみさん 27,542km 【歩いた国】 日本、台湾縦断、キューバ横断、カナダ横断、グランドキャニオン、ペルーワスカラン国立公園など 珍しく夫婦で札幌に住みながら、次の旅の資金を貯めている最中。 2019年秋に日本に帰国してからヨガとボディワークに目覚め、ただ今修行中。 次の旅はいつになるのやら。 ブログランキング参加中。 このバナーをポチッとすると、このブログにポイントが入って、ランキングが上がって なんだかんだで喜びます。ポチッと宜しくです。 YouTube大学の、あっちゃんが、『松本人志氏への提言』動画出してたね。 松本さん、影響力を持ちすぎなんじゃないすか? 漫才レースの審査員し過ぎてない? 結果、松本さんのお笑いが基準になって、そんな芸人ばかり売れる構造になってるけど、これでいいの? 結果、松本さんを超える芸人は、出てないってどう思う? トップの圧が強すぎて、誰もオカシイことを、オカシイって言えない状況、ジャニーズ事務所の時と、同じなんじゃないの? みないなことを言いたかったのかなーと思って聞いてた。 あっちゃんの真意は分からないけれど、私はこの動画を見て、物申せない、議論も出来ない、閉鎖的な業界になってることに、疑問を持つキッカケを作りたかったのかなと。 私がイチオシしてる歴史のラジオ『コテンラジオ』でも、何度も出てるくこのパターン。 組織でも、会社でも、国でも、初期の段階は、魅力的なトップの力で、どんどん引っ張っていく、その後、誰もそのトップに物申せない状況になると、組織はどんどん萎縮して、小さく硬くなって、その結果腐敗して、最後には散る。 業界から離れて、色々なジャンルの人と一緒に仕事して、シンガポールという離れた場所から見た、日本のお笑い業界の、いびつさに、どうなんだろうって強く感じたのか。 輪の中から離れてみないと分からないことってあるよね。 思い切って仕事辞めたら、超ブラック企業だったと気づくこともあるし。 輪では、なくても離れてみないと分からないこともある。 しつこいのは、私のこと愛してるからなのねと思っていたのに、別れてみたら、ただのストーカーだった、とか。(例え・・・) 逆に海外に行って、初めて日本の接客の素晴らしさに気づくこともあるし。 いや実は、ちょうど、今読んでる『武士道』の作者、新渡戸稲造さんも、アメリで療養中に書いた本だと知って、輪の外から見ているというところがあるなと。 新渡戸さんが、この本を書いたキッカケは、ベルギー人の友人と散歩しているときの会話で 友人が「日本の学校では宗教教育がないんですか?!では、道徳教育はどうやって授けられているんですか?!」 と驚かれたこと。 新渡戸さんは、そう聞かれても即答出来なかった。 それでよーく考えたら、自分の善悪の判断の要素って、日本に古くからある、武士道だったと気づいたんだよね。 彼は敬虔なキリスト教で、でも彼の根っこには、日本の道徳観がしっかりあるように感じられる。 海外で交友関係とか、同じくキリスト教でアメリカ人の奥さんとの関係もあって、日本という渦中からみた日本人とはまた別の、日本人像が見えていたのかなと。 しかも、それをとても公正な目で観察しているところが、知的だなあと。 だってこの時代、古い日本の価値観に、それってどうなの?って思うところも多々あっただろうに、そしておそらくは新渡戸さんは、日本では異端児的な存在だったように思う。 そういう価値観から生まれた、感情が入っていないというか。公正さというか。 あーーーーこれが、伝えられないもどかしさ。 あっちゃんの動画も、あんな発言するなら、もうちょっと礼儀があっても良かったのになあ。挑発しちゃってるもんあ。 新渡戸稲造さんの『武士道』を読んで あっちゃんの『松本人志氏への提言』を見て 例えば、誰かから『公認講座』って正直どうなの?って批判されたとしても、感情からの価値判断じゃなく、渦中に居る私を認識しつつ、疑問について真摯に考える力をつけていきたいものだと思った。 これ例えばの話ね、すぐ何かと結びつけないでね。 好きな人や、好きな映画を批判されても、一度それについて客観的に考える作業。難しい。 でも、あっちゃんの動画の後に、おめーはシンガポールにいるくせに黙ってろ、みたいなしょうもない意見にもならないようなことを、ざわわざ発信するような人を見ていると。 そもそも彼が、何故そう言ったのか、何が言いたかったのか?も考えないで、怒り→嫌い→攻撃→自分の意見を正当化して賛同されそうな発言を発信。 というのが、どうなのかなーと。 ホリエモンは「知能の低いヤツに限って、好き嫌いで議論するから」みたいなことぼやいてたなあ。 自分の頭で考える力、大事だなあと思いました。 兄から送られた、北大にある、新渡戸稲造さんの銅像写真。 「お前のために、北大で新渡戸稲造先生の写真を撮って来たぞ、!早く本 読め」 とあったので、新渡戸さんは、北大にゆかりのある人なのかなあ・・・。 と思っていた。 ええーー『武士道』書いたの、新渡戸さんだったのーーー!? 北大で学んでいたのーー ペンシルベニア州で書いたのーー キリスト教だったのーー 奥さんアメリカ人だったのーー 何も知らんかった。5千円札の人くらいの知識でした。 本を読んでも、何も頭に残らないんで、疑問に思ったこととかメモしながら読んでる。 ただでさえ本読むの遅いから、全然進まないけど、講座で学んだことと、自分の経験と、作者の語ることが、ばばばっと繋がることもあって 「はっ!!!これだーーー」って鳥肌立ちそうになるときが、たまーーにある。これがたまらんっ。 これを読んで『公認講座』って、あゆみさんの顔色伺って発言しないとダメなんですよね?と思ったアナタもポチっとね。
by ayumiaruki
| 2023-06-03 10:39
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近藤あゆみ
06年札幌で日本徒歩横断途中の 「歩き人ふみ」のスライドショーを見に 行ったのがきっかけで、お付き合いを 始める。 08年17年間勤めた会社を退職し 長野県よりふみと一緒に歩きはじめる。 以前の記事
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