ただ歩いてゆく旅

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2024年 06月 25日

ポリヴェーガル理論の講座



【Total distance 】 10,439㎞

【歩いた距離】
あゆみ   10,439km  
ふみさん  27,542km

【歩いた国】
日本、台湾縦断、キューバ横断、カナダ横断、グランドキャニオン、ペルーワスカラン国立公園など

珍しく夫婦で札幌に住みながら、次の旅の資金を貯めている最中。
2019年秋に日本に帰国してからヨガとボディワークに目覚め、ただ今修行中。
次の旅はいつになるのやら。

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週末の2日間は、津田真人先生のポリヴェーガル理論講座を受けて来た。


ポリヴェーガル理論の講座_a0115762_06300246.jpeg



ポリヴェーガルとは
ポリ=複数 の ヴェーガル=迷走神経のこのと。

ヴェーガル(ヴァーガル)には『さまよう』という意味もあって、前に書いた漫画『バガボンド』vagabond(放浪者)の語源と一緒なんだそうだ。

ずっと昔のプライベートレッスンで、胸郭のワークをしたときに体に面白い反応があって、迷走神経かなあ・・・と先生。

「迷走神経は12本ある脳神経の中で、一番長くて、脳から始まって心臓の辺りをさまようように、編み目に広がって横隔膜の下まであるんだよ。この辺りからぶわぁ~と、ここまで広がってる。だから迷走神経」


と言って視覚でも表現してくれたことがある。
それを聞いてから、迷走神経ってなんだか、不思議。深みのある神経なのかなあと、記憶に残っていた神経だ。


 
ポリヴェーガル理論も、この迷走神経が重要なカギ。
というのは、自律神経が交感神経と副交感神経の2つがシーソーのように、行ったり来たりしているよ、という今や一般人でも常識とされている考えを覆し、自律神経は2つじゃない!!3つだーーと言っている理論なのだ。

どんな3つかと言うと
交感神経①
副交感神経(背側迷走神経②・腹側迷走神経③)

というように休息、回復、消化などを担う、副交感神経は1つではなく、2つに枝分かれしていて、シーソーではなく、3つが行ったり来たり、ときには混ざり合って、心と体の媒介をしている。
副交感神経の80%が迷走神経だから、複数ある迷走神経ということでポリヴェーガル理論となるわけだ。



この理論を発見したのは、精神生理学の研究者のスティーブン・ポージェス先生。
今まで(今もかな)よく言われる、アクセルの交感神経、ブレーキの副交感神経という考えから、新しい理論を発表してまだ30年たらずだ。


なので本屋の健康コーナーには、健康の秘訣は交感神経と副交感神経の2つのスイッチを切り替えることが大事ですよーと、有名な先生が書いた本がまだメインで並んでいる。


どんなに説得力があって、実際に体が証明している理論でも、世の中の常識を覆すには時間がかかるものなんだな。
コペルニクスしかり、ダーウィンしかり。

それでも自分が研究して信じた理論を最初に世の中に言い放つ人というのは、よっぽどな軸を持っている人なんだろう。

この軸についても、ポリヴェーガル理論で説明出来てしまうのだから面白い。
講座2日目に、津田先生が実技の講師をしてくれた『操体法』を編み出した、橋本先生も50年以上、世の中から完全に無視された操体法を信じて、実施してきた軸のある人だ。


一日目は座学で、世の中の常識を覆す発表をしてから、まだ30年という、ポージェス先生の理論を学び。
二日目は、長いあいだ日の目をみることのなかった、明治30年生まれの橋本先生の操体法をポリヴェーガル理論的に実施するという、世界初であり、ロマン溢れる講座だった。


あれ、ポリヴェーガル理論の内容が・・・。
自分の復習と頭の整理もかねて、内容はまた次回。



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by ayumiaruki | 2024-06-25 21:25


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