7月に加わった新助っ人、昨季はメジャーで16発
DeNAのマイク・フォード内野手(32)が5日、ソフトバンクとのファーム日本選手権(宮﨑)に「6番・指名打者」で先発出場。6回の特大2ランに続き、7回の第4打席でも右越えソロを放ち、2打席連続本塁打をマークした。
昨季はメジャーで16本塁打を放ち、今年7月にDeNAに新加入した大砲。まずは6回の第3打席、無死一塁でソフトバンクの2番手左腕・三浦の6球目スライダーを完璧に捉えると、打球は右翼席中段に着弾する豪快2ランとなった。
笑顔でダイヤモンドを一周し「打ったのはスライダーです。すごくいい気分です。真っすぐを狙っていて追い込まれていましたが、うまく打てました」とコメント。この一撃でDeNAは4-0とリードを広げた。
続く7回の第4打席は二死無走者で3番手右腕・中村亮の低めカーブをフルスイング。打球は再び右翼後方を襲う大飛球となった。右翼スタンドから跳ね返ったボールが外野フィールドに戻ってきたため、審判は最初インプレーとジャッジ。その後、青山監督が審判団に抗議し、協議の結果、本塁打と認定された。
「打ったのはカーブです。2本目のホームランを打ててすごくうれしいです」。CSを控える一軍再昇格へ、自慢のパワーを猛アピールした。