1971年にデビューした『日清カップヌードル』。
それが一般的に知れ渡るようになったのが1972年の2月に長野県で起こった「あさま山荘事件」だったそうです。
なんでも寒い山間の中、凍える捜査員が心も身体も温めるように啜る(すする)カップヌードルがテレビで報道されたことにより、日本全国に知れ渡ったとか。
カップヌードルが登場した1971年には売上2億円程度だったものが、事件後の1972年には30倍以上となる67億円もの売上になったんですって(参考:wikipedia)。
インターネットのないこの当時、テレビの影響力は相当なものだったのでしょう。しかも今でも語られるような大事件ですから、当時の人々はテレビに釘付けだったはず。
お腹空かせた状況でカップヌードル啜ってる(すすってる)姿をみせられちゃ、そりゃ食べたくなるものです。
そんな時代から40年以上も経った今でも、カップヌードルはインスタント麺の最前線を突っ走ってるってのがスゴイですな。
で、今回いただいたのが、カップヌードルをパクったにインスパイアされたくらしモアのヌードル カレーです(カレーヌードルではない)。
こちらは確か近くのサンエーで買ったものですが、税別で84円くらいだったかなぁ。本家のカップヌードルが数年前に値上がりしてから100円を切ることがほぼない今、非常にコスパにすぐれたカップラーメンです。
実際に食べた印象ですが、カップヌードルに比べると(比べる必要はないかもですが)麺にポソポソ感が若干あり、スープの味は浅め(「薄め」ではなく)かな?
でももちろん美味しくいただきました。
カップヌードルと比較してしまうとあれこれ思ってしまいますが、税込み90円そこそこと考えれば、やはりコスパに優れた「くらしモアのヌードルシリーズ」。
りうぼうやかねひでで販売されているCGCの同系も試してみたいですね。