ディスクブレーキの音鳴き、しっかりブレーキが効いている時の鳴りはあまり気にして頂かなくても良いと思うのですが、効かなくて音がすると言うのは何かが付着しているという事です。
今回、効かなくて音鳴きしていると言うことは・・・・・。
やはり、ブレーキパット、ディスクローターに油分が付着。
ブレーキパットにしっかり油が付いていると交換しないと無理です。
いくら洗っても吸い込んだ油は取れません。
ディスクローターは中性洗剤で洗えば大抵のものは復活します。
今回ローター洗浄、ブレーキパット交換で試してみましたがブレーキの効きは大分良くなりましたが、音がちょいと酷い。
もうちょっと手を入れないとダメですね〜〜！
「ブレーキには油差していません」と言う事なので確認作業。
ブレーキレバーを1日握りっぱなしにしてブレーキキャリパー、ピストン、ホースの継ぎ目等に漏れがないか確認。
ロータは外して鉄粉除去、その後念入りに油分除去。
ディスクブレーキには油分は厳禁、ローターを手で触ってもダメですよ〜〜〜！
勿論ワックス、注油、アウトです。
スプレーオイルでチェーンに注油も止めた方が良いです。
ディスクブレーキに油が飛びます、これも十分注意すれば良いかもしれませんがお勧めしません。
今までも何件か「油ついていますよ」とお客様にお伝えすると「ブレーキには油差していません」と言われるのですがブレーキ本体に問題がない場合、何処かに原因があるのです。
お話していて「こんな事〜〜！」と言うのも色々ありました。
機械的な所でブレーキ本体から漏れている事もありますし、ブレーキホース、ジョイント、ブレーキ自体の問題かもしれません。
効いている時は何も手を入れないのが一番良いですね（笑）、自分もなるべく触りません。
何かあればディスクブレーキに慣れているお店に持ち込んで頂くのが一番だと思います。
ご自身で手を入れて余計に悪化させる方が多い様な気がします。
組み立ても〜〜！
ディスクブレーキの取り付け部分を真っ直ぐにする為の作業です。
ほぼ仕上がったのでエアー抜き。
ドロップハンドルのディスクブレーキはエアー抜きにくいです。
リザーバータンクの形状が複雑なのでレバーを色々動かしながら抜いていきます。
最近ロードをお買い上げ頂いたお客様がパンクしましたとお持ち込み。
段差を乗り上げたのでしょう、挟んで切れたチューブです。
歩道の段差でもでこのようになってしまいます。
段差気をつけましょうね〜〜！
