愛知県は4日、東京電力福島第1原発からの処理水海洋放出を巡る中国からの嫌がらせ電話が、愛知県内で8月末までに計2124件に上ったと明らかにした。 愛知県が全54市町村に対し、中国の国番号「86」から発信された電話の着信状況を確認した。8月24~31日の計8日間で計28市町村に着信があった。 内訳は、名古屋市1396件▽一宮市448件▽田原市119件――など。名古屋市では、市総合体育館(南区)などスポーツ施設への電話が1029件あり、日本語で「バカ」と発言したり、中国語の音声を流したりする内容だった。 9月23日には中国・杭州でアジア競技大会が開幕する。2026年には愛知・名古屋アジア競技大会が開催されるため、次期開催都市として大村秀章知事は杭州大会の開会式や前日のレセプションに出席し、愛知・名古屋大会をPRする方針だ。
毎日新聞
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